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知っておくと得!投げ釣りで必要な道具やウェアについて

釣は、やりようによってはお金のかからない趣味のひとつです。道具さえあれば、毎回の釣でかかる費用は、えさ代や仕掛け代、交通費、食費ぐらいなものです。

ただ、大きな釣果を得るには、何をどこでどうやって釣るかをかなえる道具が必要になります。今回は釣りを始めるのに必要な道具をご紹介します。

著者が釣りを始めたきっかけ・釣り歴

元々、著者の住まいが東京湾岸に近かったこともあり、小学校高学年の頃に、友人に誘われて、釣に行ったのがきっかけでした。児童・学生時代は、釣好きな叔父に、お古の道具を頂き、ハゼなどを良く釣りに行ったものです。

昔の東京湾は魚影も濃く、ちょい投げ(20m~30mほど軽く投げて釣る方法)で結構釣れましたが、護岸工事整備により、年々ポイントが遠くなり、遠くに飛ばさなくては釣れません。

なので自然と投げ釣りの道具もエスカレートしてしまいました。釣歴は45年になりますが、投げ釣りといえる経歴は30年ぐらいでしょうか。

個人的には100m以上飛ばさないものは投げ釣りと呼んでいないので、その距離を飛ばした歴ということになります。他の釣と違い、例え釣れなくとも、思った以上の距離に遠投できたときは、とても気分がすっきりします。

著者が投げ釣りをしている場所

現在でも東京の下町在住なので、最も良く行くホームグラウンドは東京湾沿いの湾奥エリアになります。舞浜ではTDLを横目に、若洲ではゲートブリッジを横目に、青海では中央防波堤を前にして、釣をしています。

また、年に数回のペースで、外房や内房、三浦半島、伊豆半島、鹿島灘などにも、釣に行っています。

大抵は投げ釣り以外にも、磯釣や防波堤釣の道具一式を持参し、周囲の釣り人の釣果を見ながら、釣法を臨機応変に変えています。

著者が投げ釣りをしている時期・時間帯と釣っている魚

季節

東京湾湾奥では、冬場はカレイ、春~秋にかけては、シロギスやメゴチ、秋はハゼが主な投げ釣りのターゲットです。

「落ちと乗っ込み」といって、寒くなる直前、栄養を蓄えて水深の深いエリアに落ちてゆく秋口、水深の浅いエリアに上ってくる春先も食いが活発な時期です。

また、湾奥は南側が海ですので、真夏は向かい風を受けることが多いですから、季節的には真夏以外の時期が多くなります。

来ない年もありますが、秋口はサヨリがやってくることもあります。その際には、投げ釣りに良く似た、サヨリ用の遠投の投げ浮きを使います。

時間帯

時間帯は日の出後のまづめ(明るくなるまで)2時間か、日の入り前の夕まづめ(暗くなるまで)2時間で、大潮の日限定です。ですので、満潮時間前後ということになります。湾奥では、大潮の満潮は、日の出日の入りと必ず近い時間になります。

魚は日の出後、日の入り前に食いが活発なことは言うまでもありませんが、潮が動く大潮の日は特に活発です。

シロギスの場合

シロギスは、3月頃から11月にかけて、昼は沖、夜は沿岸を毎日行き来する魚ですので、朝なら日が昇る直前から、夕なら、太陽がオレンジ色になるちょっと前からが狙い目の時間です。

ハゼの場合

ハゼはシロギスほど活発に動き回ることはありません。ですが、食いが活発な時間帯は同じですので、狙う時間帯はシロギスと同じです。ハゼは稚魚、幼魚時代は川で過ごし、秋に下ってきますので、汽水域の湾奥では晩秋限定の魚です。

ただし、通称ダボハゼといわれるチチブというハゼ科の魚は1年中汽水域を根城にしています。

投げ釣り始める際に必要な道具

投げ釣り用の竿とリール

釣に必ず必要なものは竿であることは言うまでもありません。ただ、投げ釣りでは、スピニングリールも必需品です。

投げ竿は、素材や竿長、荷重オモリの号数で値段も様々ですが、大は小を兼ねるではありませんが、できるだけ遠投できるものを持っているに越したことはありません。

ですので、なるべく荷重号数が大きく、最低でも最後尾のガイド穴の大きい、遠投時に摩擦抵抗の少ないものを選ぶのがコツです。

また、スピニングリールは、遠投時にいかに少ない抵抗でライン(釣り糸)を出してくれるかが鍵を握ります。なので径の大きい、ライン巻数の大きいものを選ぶに越したことはありません。

写真:投げ竿と投げ釣り用リール、竿立て用三脚、ゴム長の写真。特に青い竿の最後尾ガイドの大きさに注目です。

投げ釣り用の仕掛け

仕掛けは釣物によって違います。口の小さなシロギスやカレイ狙いなら、流線型の釣針の付いた仕掛けが好ましいです。体の小さいハゼでは、袖型の小さい号数の釣針のついた仕掛けです。

また、遠投をするには、オモリも大きな比重を占めています。

投げ釣り用には、「ジェット天秤」という天秤とロケット型のオモリが一体化したものが、最も遠投できます。ただし、オモリがロケット型ですので、潮の流れが激しいときは、着水着地後、仕掛けが流されやすいのがデメリットです。

その場合には「フロート天秤」という円錐型の錘の付いたものを使うと良いでしょう。ただし、距離はジェット天秤ほどは距離は稼げません。ちなみにオモリの号数は使う竿の荷重号数が限界号数です。

写真は赤がジェット型、緑がフロート型です。

絶対必要なのが餌です。シロギスなどの汽水域で暮らす魚は、ゴカイやイソメ、ジャリメを好みます。

口の小さいキスやカレイは、細いジャリメ、口の大きいメゴチやハゼはアオイソメが適しています。

また、餌はでかいのをつければいいというものではありません。特に口の細いキスやカレイは、針を見破られないように、できるだけ細い餌をつけるかが勝負の分かれ目です。

ただし遠投時、ゴカイは切れやすいので、向いていません。

その他小道具

投げ釣りは、防波堤や浜辺で行いますので、持っていると便利なのが、釣具一式を運ぶキャスターです。

竿立て三脚があれば、竿を立てて放っておくことが出来ますので、複数の竿で仕掛けを投げ込めますから、それだけ釣果も上がります。

「投げ釣り用の竿とリール」の写真を参照してください。

ウェア

ウェアは、季節に合わせたカジュアルなものなら、個人の趣味で、何でもよろしいのではないでしょうか。いずれにしても、汚れても構わないもので動きやすいもの、できれば小物を仕舞えるポケットの多いものが好ましいです。

ただし、突然の雨対策として、ヤッケなどの雨具、少しでもポイントに近い位置から釣るためのゴム長シューズ(投げ釣り用の竿とリールの写真)はあるに越したことはありません。

特にゴム長は砂浜でも防波堤でも磯でも足場確保には万能の靴です。

また、夏場は日焼け対策に柄の着いた帽子も必需品です。偏光サングラスもあるに越したことはありません。

これから投げ釣りを趣味にしたい方へ

釣るときのコツ

投げ釣りと一言で言っても、釣法は釣物でやや違います。

海底にへばりついているハゼやメゴチ、カレイは投げた後、オモリを海底を引きずるようにリールを撒いて移動させます。

シロギスは海底より10cmから20cmほどを、下を向いて餌は探しながら泳いでいますから、引きずるよりは、ポンピングといって、えさが毎回ふわっと若干浮き上がるように引いてあげると、目立ちます。

やり方は言葉では難しいですが、竿先の調子をうまく利用します。1度遠投したら、引けるぎりぎりまでの足元まで探りを入れて、魚影のある場所を確認するのが肝要です。

釣り場は釣りをやっている人にきこう

釣り場にいるほかの先着の釣り人の釣果を聞いたり、釣り場の状況を聞くという情報戦も、釣果向上には欠かせません。

いずれにしても、ターゲットの魚の生態系やえさの捕獲法を知れば、おのずと釣果は上がり、海の底にある自分に仕掛けにどう食らい付いたか想像しながら釣れるので、楽しみも増えるのではないでしょうか。

安全を心がけましょう

スロー時は、必ず後方や側面に人がいないかどうかを確認し、他の釣り人が着水していないところをめがけ、他人を傷つけることなく、安全な釣りを心がけましょう。

ご参考になれば幸いです。

(image by 著者)

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