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    第2ボタンの由来から「仰げば尊し」の衰退まで!卒業式のマメ知識

    幼稚園から大学まで、桜が舞い散る中で行われた卒業式の思い出を回想すると、少なからずグッとくるものがある方が多いのでは?

    自分だけでなく、兄弟やお子さんなど様々な人が迎える季節に、卒業式にまつわるマメ知識をご紹介します。

    好きな人の「第2ボタン」

    「卒業式に好きな人の第2ボタンをもらう」という甘酸っぱい習慣は、時代が進むにつれて褪せてきているとはいえまだ健在ではあるようです。学生時代を回想している年代の方々ならば、「そんなときもあったなあ」と色々な思い出があるのでは?

    そんな第2ボタンの習慣は、どういった由来から始まったのでしょうか?

    • 「心臓に一番近いから」説
    • 「一番良く触るボタンだから」説
    • 「柏原芳恵さんの『春だから』という曲の歌詞が由来」説
    • 「戦時中、軍に招集された若者が恋人に軍服の第2ボタンを渡した」説
    • 「第1ボタンを貰うと見た目がみっともなくなるから」説

    などなど、多くの由来が見受けられました。筆者は漫画かドラマでこの習慣を知ったような気がしますが、そもそもはどこから来たのか、気になりますね。

    仰げば尊しは歌われなくなっている

    「卒業式といえばこの曲!」と言っても過言ではない名曲「仰げば尊し」。

    お世話になった先生と、学び舎を共にした友人たちとの思い出を振り返り、別れに際する切なさと、それでも前を向いて進んでいくという万感こもった素敵な歌だと思います。

    ですが、最近はめっきり歌われることが減っているんだとか。理由としては「文語の歌詞が難解である」ということと、「歌詞が『教師への尊敬を強要するもの』として問題視されている」ということが大きく挙げられるそう。

    お世話になった教師だけでなく、それまで自分に色々なことを教えてくれた親や大人たちという様々な意味での「師」への感謝。最近では聞くことの少ない文語に接する新鮮さ。きれいな曲であるだけに、受け継がれていって欲しいと思ってしまいます。

    平成生まれの筆者は「大地讃頌」をよく歌いましたが、そのうち『大地への感謝を強要する歌詞である』として問題視されてしまう日も来るのかもしれませんね…大地に感謝してるのにー!

    卒業式に袴をはく理由

    高校・大学の卒業式用の礼服として今や最もスタンダードかもしれない「袴」。振袖やスーツなど多様な選択肢がある中で、なぜ「袴」が定番となっているのでしょうか?

    そもそも女性が多く袴を履くようになったのは、明治時代初期からのこと。女学校の教員用の制服として袴が取り入れられ、まもなくして女子学生服にもなったときから女性用袴がポピュラーになったそうです。

    とはいえ、ここまで浸透した理由には大ヒット漫画「はいからさんが通る」の影響や、「みんな着ているから」「かわいいから」という理由があるとも言えるでしょう。

    最近は幼稚園や小学校の卒業式に袴をはく子も増えているんだとか。

    各校の卒業式に今年も期待

    毎年話題をさらうのが、金沢美術工芸大学や多摩美術大学の卒業式。

    生徒それぞれが仮装やコスプレをしてくるのですが、さすが美大だけあって無駄にクオリティが高かったり、逆にクオリティの低さがシュール過ぎて目を引いたり…。卒業式はえてして寂しいものになりますが、こうして卒業式で最後にはっちゃけられるっていいですね。

    また、昨年度は山梨県の高校の卒業式にGACKTがサプライズで登場してニュースになりました。今年度も卒業生たちの思い出に残る楽しい卒業式になってほしいですね。

    外国の卒業式

    日本では桜が散る3月に卒業式…というイメージが強いですが、アメリカの卒業式は6月に行われますが、これは秋入学制度のため。

    また西欧諸国においては学校の課程終了が公的試験(バカロレアやアビトゥアの取得)によって認定されるため、「卒業」や「卒業式」という概念そのものがない地域もあるそうです。

    卒業式だけでなく、入学式がない場合もとても多いんだそう。入学式・卒業式だけでなく、七五三や成人式など節目ごとの式典を重んじる日本人からすると新鮮な文化ですね。

    おわりに

    時代の移り変わりとともに、卒業式もどんどん変わっていっているんですね。

    東京大学が秋入学制度の取り入れを検討したことが話題になったりもしましたが、数十年後は日本も秋入学制度を取り入れ、「卒業式といえば桜でなく梅雨」というような認識になっているかもしれません。

    ちなみに北海道出身の筆者は、中学くらいまで「入学式や卒業式に桜が咲いている」という風景はドラマや映画の中だけだと思っていました。

    (image by amanaimages 1 2 3)

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