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都心から1時間強で行ける!栃木県足利市の日帰り歴史散策体験談

2012年春、梅の花見を兼ねて家族で栃木県足利市へ日帰り旅行してきました。

足利市には室町幕府将軍家所縁の足利学校や鑁阿寺の世界遺産登録を目指しています。

足利市への日帰り旅行

東京の下町に住んでいる筆者にとって、足利市は浅草から僅か70分で到着できる身近な小京都です。しかも往復の電車賃は3880円しかかかりません。

この時も朝9時台の特急に乗り、現地には11時前に到着し、夕方の4時過ぎまで現地を観光しました。

1:足利織姫神社

最初に向かったのは東武足利市駅より徒歩20分ほどの高台にある足利織姫神社です。こちらの写真は、本殿の写真です。

このときは駅でコミュニティバスの乗り継ぎがとてもよかったので利用しました。バスだと5分程度しかかかりません。料金は200円です。

ちなみにこのバスは、かの有名な渡良瀬橋を渡ります。

足利市駅より6つ目の通5丁目バス停下車徒歩2分ほどで壱の鳥居があり、そこから延々と400段以上の階段を上り、標高約70mの地に真っ赤な本殿があります。

300年ほどの歴史のある神社で、その様相はミニ平等院といった趣があります。ここからは渡良瀬川と群馬県太田市側が一望でき、遠く秩父や藤岡の山々まで見渡せました。

神社は織姫山の中腹にあり、裏手から頂上にかけては織姫公園があります。

1200本もの梅が植樹された名所だと聞いていたので、さらに登山しようとしたのですが、下山してきた先客の方の話では、まだほとんど蕾で、まったく咲いていないということでした。なので、そこで諦めて引き返しました。

また織姫神社前には、創建1150年近い八雲神社があります。90年代の名曲、渡良瀬橋の歌詞にも出てくる神社です。このときはまだ健在だったのですが、年末に放火に遭い、現在は再建中のようです。

織姫公園の梅は、標高が100m以上あるため、3月上旬が最も良い季節のようです。

織姫神社から足利学校や鑁阿寺までは徒歩12分程度かかります。

2:足利焼きそば

ちょうど正午を回ったところでしたので、鑁阿寺の山門の近くで足利名物のジャガイモの入った焼きそばをいただきました。某ケンミン番組やアド街番組、ぶらり番組でも紹介された足利市のB級グルメです。 

500円という値段ながら、ジャガイモが入っている分、ボリュームがありました。

お店の話では、足利特産のソースを使ったものが足利焼きそばとして公認されているそうです。

3:足利学校

足利学校は日本最古の学校といわれています。鎌倉時代、足利家2代目当主義兼により創建されたと言われ、かのフランシスコザビエルも日本最大最古の学校として当時のポルトガルに紹介しています。

敷地内には孔子廟や方丈、書院、庫裡などの建屋のほか、方丈の南側と北側に築山式の庭園がそれぞれあり、北側では梅が咲いていました。写真は正門です。また記事冒頭の写真は、入徳門のものです。

入場料は400円ですが、15分のビデオ紹介や大正時代に創建されたという遺跡図書館などもあり、十分見所があります。

筆者の滞在時間は午後1時ころから1時間ほどでした。

4:鑁阿寺

足利学校から徒歩2分には足利家の菩提寺の鑁阿寺があります。その途中の参道には、初代室町幕府将軍足利尊氏像が建立されています。

鑁阿寺は約800年前の平安末期、2代目当主足利義兼により開基され、3代目足利義氏により伽藍が整備されました。

現在の本堂は尊氏の父貞氏により再建されたもので、700年以上の歴史のある建物です。こちらの写真は鑁阿寺山門です。

4万平米という広大な境内には、鐘楼、経堂、楼門、多宝塔、御霊屋など国宝や文化財指定の建造物が多数あります。こちらの写真は本堂のものです。

特に御霊屋には、足利家の家紋イコール真の源氏の家紋、丸に二引の紋が描かれており、足利家の祖、源義国の祠が建立されています。

多宝塔は銀閣寺にも似たおもむきで、室町のおもむきを感じさせてくれます。また、多宝塔裏の秋に黄金に色づく大イチョウは、紅葉の名所となっているそうです。

ちなみに参観料はかからなかったので、お賽銭代は1番大きいコインを使いました。

筆者の滞在時間は午後2時から1時間ほどでした。

帰り際には、鑁阿寺の東隣にある太平記館という物産館に立ち寄り、足利特産の月星ソースをお土産に購入しました。

また、ちょうどとちおとめの時期だったこともあり、名産のイチゴも購入しました。

観光案内所もあるので、最初に立ち寄るべき地だったかもしれません。

物産館から足利市駅までは、徒歩15分ほどです。

4時半頃の特急に乗り、浅草には6時前に到着しました。

旅行の良かったところ・イマイチだったところ

良かったところ

徒歩圏内に織姫神社、織姫公園、八雲神社、鑁阿寺、太平記館、足利学校と名所が集中しているので、日帰りの歴史散策には最適な観光地でした。

鑁阿寺参道入口には案内所もあり、ポテト焼きそばを提供する飲食店のマップも配布しており、迷うことなく観光できました。

イマイチだったところ

梅の名所が見れなかったのが残念でした。このときも織姫公園では梅祭りの垂れ幕が下がっていたのですが、まったく咲いていないということでした。

全国各地皆同じかもしれませんが、あらかじめ梅祭りや桜祭りの日程だけ決めて宣伝しますから、実際に咲いているのかどうか、現地に行ってみないとわかりません。

ただ、天候が相手ですから、致し方ないところでもあります。

これから足利旅行に行く方へアドバイス

足利へは東武電車で行く手段のほか、マイカーで行く手もあるでしょう。その場合には太平記館の大駐車場を使うと便利ではないかと思います。駐車場代は無料で、しかもレンタサイクルも3時間500円だそうです。

また、すべて徒歩圏内とはいえ、すべて回れば全歩行距離は5kmにも達しますから、歩きやすい靴を履いていくことをおすすめします。気候は東京とさほど変わりませんので、季節に合わせた動きやすい服装がいいのではないでしょうか。

また、まったく下調べをしないでお越しになるなら、太平記館の案内所にまずは立ち寄るのが良いでしょう。

おわりに

東京(浅草)からわずか80分ほどにある足利は、気楽に行ける小京都です。それに電車賃も安いというのも、気軽な旅に拍車をかけてくれます。

世界遺産登録を目指していますが、年代的にも十分にその価値有りの観光地です。

(image by 筆者)

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