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食べるのは夢?木の実?はたまた鯨のベーコン?間違えやすい「ばく」について詳しく知りたい!

皆さんは「ばく」をご存知ですか?そう、あの鼻の長い、足の短い動物です。

実は「ばく」には大きく分けて「バク」と「獏」がいて、2つは大きく違うものなのです。そうは言っても「え~っと、夢を食べるのはどっち??」と分からない人も多いはず。

ここでは仲間内で「ばく博士」と呼ばれる筆者が、知られざる「ばく」の魅力をたっぷりご紹介したいと思います!

夢は食べない、草食のバク

バクはアリクイのようで、実はサイやウマの仲間

バクは北南アメリカと東南アジアの熱帯雨林に生息し、木の実や葉っぱを食べて暮らしています。バクはヤマバク、ベアードバク、マレーバク、アメリカバクと種類があり、トップの写真はアメリカバクです。

泳ぎがとても上手で、潜水して水草を取ることもできます。さらに泥の中で転げまわることもあるそうですが、これはおそらく厚い皮膚に付いた厄介なダニを落とすためだと考えられています。想像するだけで可愛いですね…。

いくつかの異名を持つバク

  • 「生きた化石」

バクが地球上に現れたのは今から5000万年も前だそうです。そこからほぼ進化していないことから、生きた化石と呼ばれています。

シーラカンスが廃れていったのが6500万年前ですから、シーラカンスの少し後輩です。その頃から姿が変わっていないなんて、ロマンがありますね。
  • 「森の庭師」

バクが木の実を食べて糞を排泄することで、植物の種を撒き散らすことができます。そのため「森の庭師」と呼ばれています。

「森の庭師、バクです」って自己紹介したらかっこいいですね!

夢を食べると言われる、想像上の「獏」

獏は実在したかもしれない

獏は、中国で生まれた夢を食べるという想像上の動物と言われていますが、最近の研究では、昔中国にバクがいて、バクをモデルに漠を創造したのではないかと言われています。

獏の絵を見ると、かなりバクに似てますものね。

どうして夢を食べると言われるのか

中国には獏の絵を描いて邪気を払う風習があり、唐の時代には屏風に獏が描かれることもありました。こうした俗信が日本に伝わるにあたり、「悪夢を払う」が転じて「悪夢を食べる」と解釈されるようになったと考えられています。

また、唐代の書『唐六典』には「莫奇(ばくき)」という神が夢を食べるという記述があり、これが獏と混同されたとの説もあります。

小さい頃、筆者は「悪い夢ばかり食べていたら、気分が落ち込むだろうなあ…」と獏に同情していました。

これであなたも「ばく」博士!

犬や猫と違ってマイナーなぶん、「ばく」について詳しい人は重宝がられるはずです。

ここでご紹介できたのはほんの一部なので、もっと知りたい方は調べてみてくださいね!

(image by 足成)

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