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「とやま帰農塾」で田舎暮らしを体験!富山県への旅行体験談

観光スポットを巡る旅も楽しいですが、もう少し深くその土地を味わいたいと思う方には、「帰農」の体験がおすすめです。筆者も、富山県で実際の農業に触れてきました。

そこでここでは、「とやま帰農塾」に参加した際の筆者の体験談をお話したいと思います。

筆者が体験した「とやま帰農塾」五箇山塾の概要

  • 旅行時期:2011年6月
  • 旅行日程:2泊3日
  • 誰と行ったか:一人で
  • 移動手段:サンダーバードで富山へ。高岡駅からJR城端線で終点の城端駅へ。そこで、グリーンツーリズムの人がピックアップしてくれます。
  • 訪れたエリア:井波エリア(南砺市)

農山漁村地域の豊かな自然や文化、暮らしを楽しむ滞在型グリーン・ツーリズム「とやま帰農塾」。毎年10数地域で開催されます。筆者は「五箇山塾」に参加しました。

1995年に世界遺産登録された合掌造りの里に泊り、作物の種植え体験や五箇山豆腐をはじめとする郷土料理を味わいました。

五箇山塾の詳細

1日目

初日は、菅沼合掌造り集落でエゴマの種まき。黒いビニールシートをかぶ'せた畝に空き缶で等間隔に種をまいていく単純作業でしたが、いい汗をかきました。

その汗を流すために、車でくろば温泉へ移動。すばらしい渓谷の眺めが見える露天風呂で、気持ちがよかったです。

夕食は、浄土真宗に対する信仰心が篤い富山の生活文化に大きな意味をもつ報恩講御膳。椀の蓋のようにもられた大きな五箇山豆腐は、煮込んでいるようで、ほのかに味がついてました。

報恩講御膳とは、親鸞聖人の命日(11月28日)にふるまわれる精進料理です。五箇山の報恩講料理の特徴は「五箇山豆腐と山菜の煮しめ」だそうです。

宿泊は、五箇山の合掌の里にて。一番楽しみにしていた合掌造りのコテージです。

2日目

青豆の豆蒔きと、宿儺(すくな)かぼちゃの苗植え。丸く掘ったところに鶏糞や肥料をたっぷり入れ、こんもり盛り上げたところに苗を植えました。

お昼は手打ち蕎麦をいただき、車でグリーンパーク池の平まで移動し、なぎ(焼畑)の草刈と山菜採り。背の高い雑草がたっぷりあり、これを刈るのかと思うと気が遠くなりましたが、人数も多いので、どうにか頑張れました。

そしてこの日もくろば温泉で汗をながし、夕食。地酒の三笑楽とともに、岩魚のお刺身と塩焼きをいただきました。塩焼きは天然ものかと思ったのですが、養殖でした。筆者たちが草刈りをしている間に釣りに行ったという天然ものの岩魚は、コツ酒に。塩焼きは、養殖の方が脂がのっているからいいし、コツ酒は天然ものの方が余計な油が浮き出ずにおいしいということです。

途中で、熊汁がでてきました。こちらも五箇山の名物らしく、いい出汁がでていて、クセがなく食べやすかったです。

そして余興で、古くから伝わる民謡であるこきりこの踊りを見せてもらいました。その踊りに合わせて、150年程囲炉裏のすすでいぶされた竹で作った筑子竹(お昼に小川の水でみがいたもの)でリズムをとって楽しみました。

最終日

石臼で燻した青豆をすり、きな粉づくり。なかなか手間がかかり、楽しみながらも四苦八苦。お昼にはそのきな粉をまぶしたご飯を昨日の帰りにとってきた朴葉で包み食べました。こうして初めての体験だらけの3日間は幕を閉じました。

旅行の良かったところ・イマイチだったところ

よかったところ

まず憧れの合掌造りの家に泊まれたことです。本物の囲炉裏を囲んでみんなで話をするのも貴重な体験でした。普段できないような体験がいっぱいで、本当に楽しい3日間でした。

また、くろば温泉は景色がとてもきれいで、また行きたいなとおもう温泉でした。

イマイチだったところ

種まきばかりで、収穫などがないのが少し寂しい気がします。

また郷土料理を味わえたのもよかったのですが、土地柄もあり、山菜類が多く、肉が食べたいなと思いました。ひとりの人が「オレは虫じゃない。草ばっかり食べられるか」と奥さんに漏らしていたのが、印象的でした。

アドバイス

梅雨の時期だったのですが、雨にもあわず、畑仕事をしていると暖かいくらいでした。

帰農塾に参加するのなら、畑仕事などが主になるので、汚れてもいい服、動きやすい服などが必要です。女性なら日焼け対策も万全にした方がよいです。

おわりに

帰農塾ということで、将来田舎暮らしを考えている方やそういうものに興味のある方の参加が多いですし、年齢はバラバラですが、ある程度年齢のいかれた方が多かったです。そういう方たちとずっと行動することになるので、そういうのが煩わしい方にはおススメできません。

反対にいろいろな人と話してみたい人や色々な体験をしてみたい人にはおススメです。その土地のことなども色々話してもらったり、体験もできるので、好奇心の強い人も楽しめるのではないでしょうか。

(image by 筆者)

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