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    夏休みは親子で森に出かけよう!カブトムシ&クワガタムシが好んで集まる木の種類と採集方法

    小さい頃の夏休みは、毎日森に出かけてカブトムシやクワガタムシを探したものですね。

    こういった経験は探しているのが楽しいというのもありますが、捕まえた生き物を大切に育てる、といった教育にもなります。さらに言ってしまえば、そういった好奇心だけで生物の仕組みや生態系を遊びながらに学ぶことができる貴重な経験でもあるのです。

    この夏休みを思い出だけでなく、多くのことを学ぶ機会として利用してみてはいかがでしょうか。お子様とお父さんに参考にして頂きたい「カブトムシ・クワガタムシが好んで集まる木の種類と簡単な採集方法」をご紹介します!

    カブトムシ・クワガタムシが好んで集まる木&見分け方

    カブトムシやクワガタムシを見つける上で最も重要なものと言えば、樹木です。ベテランはカブトムシやクワガタムシそのものを探すのではなく、目当ての木を探すのだといいます。

    しかもその木を見つけてしまえば、もう見つけたようなものだとか。まずは樹木の種類とその見分け方をマスターしましょう!

    クヌギ

    東京近辺の森の樹木はもっぱらこの「クヌギ」であることが多いです。カブトムシやクワガタムシの好む樹液をたくさん出し、多くの昆虫が集まる木でもあります。

    樹皮は縦にひび割れているように見え、葉は細長く裏に毛がないのが特徴です。

    人の手が入っていない場所では樹液の出るような捲れや抉れがない可能性があるので、「樹液が出ているクヌギ」を探しましょう。

    コナラ

    この名前を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。こちらもたいていの森林には生育しているのですが、クヌギと違って毎年同じ木が樹液を出すというわけでもなく、判別も難しいです。

    しかし、樹皮がクヌギよりも薄く、何もないところからでも樹液が吹き出しています。それを見つければこちらのもの、ということですね。

    樹皮の特徴は、クヌギよりも縦長の割れ目が薄く表面の灰色が目立ちます。葉は楕円形で縁がノコギリ状に尖っています。クヌギと見分ける場合は、葉に注目しましょう。

    ヤナギ

    ヤナギにカブトムシやクワガタムシが集まるというのには驚きですよね。もちろん河原に生えているようなヤナギにもカブトムシやクワガタムシはいます。

    樹皮には不規則な縦方向の割れ目があり、葉は細長く表面には光沢があります。裏側の方向に巻いていて、葉の裏に細かい毛が生えていたらヤナギと思っていいでしょう。

    樹液は上の2つとは違って、じわっと染み出すような形です。樹液の出方で採集の結果に影響はあまりないのでご心配なく!

    シラカシ

    こちらは樫の木の1種です。関東ではシラカシが多く、関西ではアラカシという種類が多いです。しかし、どちらもカブトムシやクワガタムシが集まることに変わりはありません。

    まず、根が地面からむき出しというのが特徴です。樹皮は灰黒色で、ひび割れたような細かい縦縞があります。葉の上部にはノコギリ状のギザギザがあり、葉の裏は白味がかっています。

    ヤナギと同じで、染み出すような樹液の出方をします。森にもありますが、神社などにも生えている樹木です。神社の裏に生えているシラカシを見たら、注目してみるのも面白いですよ!

    簡単な採集の仕方

    採集時期

    カブトムシ・クワガタムシの発生時期は6月から8月です。

    その中でもカブトムシの個体数が最も多くなるのは7月中旬~8月初旬、クワガタムシは6月~7月中旬とされています。

    採集時間帯

    夜の場合は暗くなり始める7時~、早朝なら4時~6時がベストです。もちろん種類によっては昼でも採集可能です。

    さらに夜は、風がなく蒸し暑い夜がオススメです。

    トラップ仕掛け

    一般に広く知られているトラップ採集ですが、これにも落とし穴はあるのです。

    トラップを設置するのは樹液の出ている木がほとんど見つからない場合に限ってのみです。いくら甘い匂いがするトラップを作ったとしても、本物の樹液には敵いません。

    バナナやパイナップルに焼酎をかけて、ぐちゃぐちゃに潰せばトラップは完成です。ストッキングに入れて吊るすのもありますが、そのまま木に塗りつけておくだけでOKです。

    注意点

    取りすぎはダメ!

    絶好の木を見つけて、カブトムシやクワガタムシがわんさか集まっていたとします。そんなときにたくさん採集できれば嬉しい気持ちも大きくなりますが、その森の生態系を壊すことになりかねません。

    来年・再来年と毎年楽しむためにも、取りすぎには気をつけましょう。繁殖させるのが目的なのであれば、オスとメス一匹ずつでいいのです。オスを何匹も同じカゴの中に入れてしまうと、喧嘩して片方が死んでしまうこともあるので、複数以上捕まえるのはおすすめしません。

    設置したものは持ち帰る

    前述したトラップなどを仕掛けた際に、仕掛けたことすら忘れてストッキングなどが木に括りつけられたままなんてことがよくあります。これは環境破壊や景観破壊に繋がります。採集者としての絶対守るべきマナーでもあるので、設置したものは必ず持ち帰るようにしてください。

    危険な虫に注意

    甘い蜜が出ているということは、カブトムシやクワガタムシ以外の虫も寄ってきています。中でも危険なのはスズメバチです。お目当ての虫がいたとしても、そばにスズメバチがいる場合は、諦めるか離れるまで時間をおきましょう。

    他にもマムシやムカデなど、毒のある虫には要注意です。お子様が目を話したスキに…なんてことがないように、木だけでなく同行者にも気を配りましょう。

    おわりに

    代表的な樹木と採集に関わる様々な情報をまとめてみました。お子様に説明しながら採集できれば、お父さんの株もうなぎのぼりかもしれませんね!

    この夏の親子のコミュニケーションの手助けになれば幸いです。

    (image by amanaimages)

    このライフレシピを書いた人