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    【はじめてのベランダ菜園】予防をしっかり!枝豆を病気から守るポイント

    丹精込めて育てている枝豆(エダマメ)が、虫や病気でダメになってしまったら悲しいですよね。手軽なベランダ菜園ですが、害虫や病害から野菜を守るためには、きちんと予防・対策することが大切です。

    本記事は、アース製薬のご協力により、2014年に執筆されたものです。

    枝豆の基本情報

    和名 エダマメ
    科名 マメ科
    栽培難易度 かんたん
    収穫までの期間 約50~60日
    主な病害 ほとんどなし
    主な害虫 ダイズアブラムシ・シロイチモジマダラメイガ・ヨトウムシ類・カメムシ

    ここでは、「ベランダで枝豆を育ててみたい!」という方のために、枝豆を病気から守るポイントを詳しくご紹介します。

    枝豆がかかる主な病気

    枝豆は病気の発生がほとんどない、丈夫な野菜です。そのため家庭菜園にはぴったりと言えますが、まれに病気になってしまうこともあります。連作しないことや、肥料のやりすぎなどに注意して、健康に育てましょう!

    べト病

    ベト病は葉の葉脈に沿って淡黄白色の小さな斑点ができ、近くの病斑同士がつながると拡大して暗灰色~灰褐色になります。乾燥するとパリパリになり、多湿になるとベトベトし、病斑の裏面に綿毛状の白カビがはえます。サヤが侵されると、種子表面に菌糸が着生してしまいます。

    土の中に含まれる病原菌が原因と言われており、風雨などにより伝染します。症状は下葉から発生し、徐々に葉の上に広がっていくことが特徴です。

    ベト病対策

    健全な苗を確保することの他に、雨よけをして風通しと水はけを良くし、過湿を避けるようにしましょう。

    発生初期は、症状が出た葉だけをちぎって様子を見ましょう。症状が広がる場合はできるだけ早く薬剤を使用します。薬剤は葉の裏を中心に散布しましょう。

    モザイク病

    モザイク病は、はじめは若い葉の葉脈が透けるようになります。進行すると緑色の濃淡のあるモザイク症状になったりするのが特徴です。葉は小さくなり、葉脈が湾曲し、ねじれたり表面が凹凸になったりします。

    モザイク病対策

    モザイク病は、アブラムシで媒介される病気です。種子消毒で駆除ができない病気のため、害虫対策をして防ぐことが大切です。

    その他の病気

    紫斑病(しはんびょう)

    種子の表面に紫色の斑点が生じる病気で、かかってしまうと生育が非常に悪くなります。進行すると種子のほとんどが紫色に変色することもあります。

    苗から育てる場合は心配ありませんが、種から育てる場合、種に紫の斑点がないか確認しましょう。

    白絹病

    植物と地面が接している部分や、その周辺の土が白い糸のようなもので覆われたように見える病気です。かかってしまうと植物はそのまま枯れてしまいます。

    土壌で繁殖する菌が原因なので、ベランダ菜園では新しい土を使えば問題ありません。

    黒根腐病

    気温の上昇する7月上旬から発生する病気です。根や茎の地面に近い部分が黒っぽく変化し、根が折れやすくなったり茎が簡単に抜けるようになります。

    こちらも育てるときに新しい土を使い、連作を避ければ心配ありません。

    病気は予防が大切

    一度病気になってしまった株は、他の株への感染元にもなることがあるので、とにかく病気を予防することが大切です。プランターを雨が当たらない場所に置いたり、水遣りのときに根元の土にだけ与えるようにして、なるべく葉に水がかからないようにしましょう。

    薬剤の取り扱い注意点

    薬剤は体調の良い日に使うようにし、使用量を守り、直接触らないよう手袋をするようにしましょう。また、風の強い日は避け、使用した道具は洗浄してから片づけると、違う薬剤と混ざることがなく安心です。

    薬剤を廃棄する場合は、パッケージの注意書きを守りましょう。水で薄めて使用する薬剤などの場合、作り過ぎないように注意するのが一番ですが、もし薬剤が余った場合は下水などに流さないようにして下さい。

    薬剤は、取扱い説明をよく読み、正しく使用しましょう。

    おわりに

    枝豆を病気から守るコツをご紹介しました。しっかり対策して、美味しい枝豆を育てたいものですね。ぜひ参考にしてみてください。

    (image by 筆者)

    このライフレシピを書いた人