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    挑戦!後手番に有利な「ゴキゲン中飛車」のやり方

    後手番の戦法としてトッププロも採用している「ゴキゲン中飛車」。このページでは、ゴキゲン中飛車を採用する際の駒組みのポイントについてご紹介します。

    著者の棋力

    • 将棋歴:小学校高学年から将棋を指すようになり、今年で20年弱になります。一時期、ブランクもありましたが最近将棋熱が再燃しているところです。
    • 段位:将棋倶楽部24で最高2400点台でした。現在は2200点台をウロウロしています。

    ゴキゲン中飛車

    「ゴキゲン中飛車」とは?

    基本的には後手番の戦法です。「ゴキゲン」の名前の由来ですが、創始者の近藤正和6段が笑顔の絶えない明るい人柄で、いつもゴキゲンに見えることから採られているとのこと。

    「中飛車」という戦法は、カウンター要素の強い戦法でしたが、この「ゴキゲン中飛車」はガンガン攻めていく戦法です。しかも、将棋は基本的には若干先手の方が勝ちやすいゲームとされていますが、ゴキゲン中飛車は後手番なのに勝ちやすい戦法として、一時期大流行しました。

    長所

    上にも書きましたが、後手番なのに主導権を握りやすい点です。

    後手番はどうしても受けに回りがちになってしまいますが、ゴキゲン中飛車の場合は主導権を握りやすくなっています。

    短所

    自分からガンガン攻めていける反面、守りはやや難しいと思います。

    また、最初から強気に、積極的に攻めていくことに適している戦法ですので、相手が持久戦を挑んでくると、少し苦しくなってきます。

    ゴキゲン中飛車のやり方

    STEP1:歩を進める

    中飛車というくらいなので、飛車を5筋に振ります。ですが、いつ5筋に振るか、序盤にポイントがあるので、順を追って説明します。

    まずは初手から。この図を基本の図として話を進めます。画像は見やすくするため、先後逆にしてあります。

    ▲7六歩△3四歩▲2六歩△5四歩とすすみます。ここから、先手の指し手によって後手の対応が若干変わってきます。

    STEP2-1:▲2五歩としてきた場合

    先手がSTEP1から飛車の先にある歩をさらに突いてきたら、ここで飛車を5筋に振ります。

    STEP2-2:▲4八銀としてきた場合

    STEP1から▲4八銀としてきた場合、5五の地点を歩でおさえます。

    この後、先手は▲2四歩と突くか、▲6八玉と自分の王様を囲う準備をするか。だいたいこの2手に分かれます。

    ▲2四歩でも、▲6八玉でも△5二飛としましょう。

    これで、ゴキゲン中飛車のおおよその骨格ができました!

    補足:その後の進め方

    ゴキゲン中飛車は角がいつでも動ける状態のままにしておくのが特色!飛車の先もずんずん進出していますから、攻め駒の飛車と角が動きやすくなっているのです。

    この後、お互いに戦闘準備を始めます。ここで、お互いに戦闘態勢に入った図で見てみましょう。

    お互いに穴熊に囲ったところです。ここからは、歩、銀、桂馬、角、飛車で攻めていきます。角と飛車は自分から進んで動くよりも、相手に睨みを効かせながら使います。

    角と飛車は不用意に前に出ていくと餌食にされてしまいます。敵陣を狙うとしたら、飛車に近い桂馬か銀でしょうか。

    おわりに

    筆者は、最近は後手番ではゴキゲン中飛車を主な戦法にしています。

    ゴキゲン中飛車は、四間飛車や三間飛車と比べると対策の仕方があまり知られていないような印象を受けます。なので、友人と遊びがてら指す、というときには無双できるかもしれません。

    後手番の戦法にお悩みの方には、是非採用していただき、後手番なのに局面をガンガンリードしていく楽しみを味わっていただければ、と思います。

    (image by 筆者)

    このライフレシピを書いた人