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台風で電車が止まる基準を調べてみた!首都圏主要路線まとめ

nanapi

台風のシーズンが近づいてくると、気になるのが電車の運行状況ですよね。会社や学校に行けるか行けないのかを左右する、重要なポイントです。

実は電車が運行を規制するのには、各社で一定の基準があるようです。ここでは、首都圏を走る鉄道各社に取材し、台風時に電車が止まる基準を調査してみました!

本記事は、2014年7月の取材情報をもとに執筆されたものです。

注意点

ここでご紹介する基準は、あくまで参考程度とお考えください。基準値を下回っていても、状況によって運行を停止することもありますし、その逆もあります。

また、「風速25m」などの速度については、各社で独自に測定をしているそうです。テレビなどで報道される速度とは異なることもありますので、詳しい運行状況については各社のWEBサイトなどをご覧ください。

記事内において、風速は「秒速」で統一して表記させていただきました。

JR東日本の場合

運行状況 一般規制の基準値(風速) 早め規制の基準値(風速)
運転見合わせ 風速30m以上 風速25m以上
速度規制(時速25km以下) 風速25~30m 風速20~25m以上

JRでは、一般の規制に加えて、より厳しい「早め規制」というものを設定しているそうです。どちらの基準値を使うかは各区間で異なりますが、安全を考えると早め規制の基準値で運行状況を予測しておいた方がよさそうですね。また、風速だけでなく、予測最大風速も基準値として活用しているとのことでした。

なお雨の基準値は、雨量などの値ではなく、土中に含まれる水分量を指標としているそうなので、大雨の際の運行状況は自己判断ではなく、公式サイトをチェックするのが確実ですね。

東急電鉄の場合

運行状況 基準値(風速)
運転見合わせ 風速25m以上

東京と神奈川にまたがって運行している東急電鉄。降雨量ではなく風速が運行見合わせの基準となっているそうです。

ただし東急電鉄の場合、接続している各線の運行状況にも左右されそう。例えば東急東横線は東武線や副都心線と接続しているので、そちらの運行状況もしっかりチェックしましょう!場合によっては区間を限定しての運行などになる可能性もあります。

東武鉄道の場合

運行状況 基準値(風速) 基準値(降雨量)
運転見合わせ 風速25m以上 時間雨量40mmかつ連続雨量300mm
徐行運転 風速20m以上 時間雨量40mmまたは連続雨量300mm
時間雨量とは、1時間で降った雨の量です。連続雨量とは、降り始めから降り終わりまでの雨の総合量です。

東京と北関東をつなぐ東武鉄道。非常に運行範囲が広いので、遠い街の悪天候によって意外な影響を受けることもありそうです。

強風の場合と豪雨の場合、どちらも基準があるとのことでしたので、沿線の状況はチェックしておくことをオススメします。なお、風速については風速計を設置した駅や橋桁での測定値を使用しているそうです。

西武鉄道の場合

運行状況 基準値(風速) 基準値(降雨量)
運転見合わせ 風速30m以上 時間雨量50mm以上または継続雨量250mm以上(高麗~西武秩父のみ)
速度制限(時速25km以下) 風速25m以上
速度制限(時速35km以下) 時間雨量30mm以上(高麗~西武秩父のみ)
速度制限(時速55km以下) 風速20m以上

東京と埼玉をつなぐ西武鉄道では、秩父付近の山間部において、雨量による基準も設定しているようです。

高麗~西武秩父以外の区間では、風速による基準値が設けられているとのこと。高麗~西武秩父間を利用する方は、雨量も要チェックですね。

小田急電鉄の場合

運行状況 基準値(風速) 基準値(降雨量)
運転見合わせ 風速30m以上(一部区間では風速25m以上) 規定値を超えた場合(一部区間を除く)
徐行運転 風速25m以上(一部区間では風速20m以上) 降雨が激しい場合、指定区間において徐行運転

都心から神奈川の湘南エリア・箱根エリアまで、広範囲に伸びる小田急線。エリアによっては天気の影響を受けそうですが、運行基準はエリアによって異なるようです。

上記の基準に当てはまらなくても、台風の接近が予測されるときには、事前に一部列車の運休を検討することもあるとのことです。

京王電鉄の場合

運行状況 基準値(風速)
運転見合わせ 風速25m以上
速度制限(時速45km以下) 風速20m以上

東京都を中心部から西の方へ横断している京王線・井の頭線では、風速による基準は一律で設けられており、雨量による基準は区間により異なるとのことです。

府中競馬場や高尾山、味の素スタジアムなど、沿線に郊外のお出かけスポットが多い京王線。天候が心配なときは、帰れなくなった…!なんてことのないよう、しっかり運行状況をチェックしておきましょう!

京急電鉄の場合

運行状況 基準値(風速) 基準値(雨量)
運転見合わせ 風速30m以上 毎時40mm以上または連続雨量300mm以上
速度制限 風速20m以上 毎時30mm以上または連続雨量200mm以上

東京と神奈川の広範囲にわたって運行する京急電鉄は、羽田空港へのアクセスに利用される方もとても多いですよね。悪天候の場合は、特に空港に向かう方は運行状況が気になるところ。

京急電鉄では基準値を定めているものの、あくまで目安とのことなので、公式サイトを逐一チェックするのが必須ですね。

都営交通の場合

運行状況 基準値(風速)
運転中止 風速25m以上

都営地下鉄、日暮里・舎人ライナーともに、風速25m以上では状況によって運転中止になるそうです。

なお、都営バスは台風でも運行するとのことでした。心強いですね!

都営地下鉄の安全対策について、詳しくはこちらもご覧ください。

東京メトロの場合

運行状況 基準値(風速)
運転見合わせ 風速20m以上
徐行運転(時速60kmでの運転) 風速15m以上

東京メトロはほぼ全線が地下を走るので雨の影響は受けにくいですが、地上を走る区間が長い東西線については、上記のように基準を定めているそうです。

その他、千代田線や丸ノ内線なども地上を運行する区間があるので、「地下鉄だから大丈夫」と油断せず、運行状況はしっかり確認しましょう!

台風時は無理せず安全第一!

台風がきているときは、何よりも安全が第一です。電車の運行状況も確認しながら、危険のないようお出かけくださいね。

(image by PIXTA)

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