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    走っているシーンをブレさせずに撮るためのコツ

    ようやく歩けるようになったと思っていたら、もう走り回っている! 子どもの成長はホントに早いものです。それに伴いよく聞くようになるのが「動き回ってまともな写真が1枚もない」という話。

    走っているシーンをピタっと撮ると「プロってやっぱりすごい!!」と驚かれますが、パパママもカメラのカメラのちょっとした設定に気を使うだけで、同じような写真を撮ることができます。

    本記事は、kodomocameraのご協力により、2010年に執筆されたものです。

    シャッタースピードの基本を覚えよう

    一番のポイントは「1/15」とか「1/125」などと、カメラの液晶に表示されているシャッタースピードです。これらの数字の単位は「秒」で、基本的には1/○○の、○○の中の数字が大きいほど、ブレにくくなります。

    走っているシーンを撮るのにオススメなのは1/250秒よりも速い設定、○○の中の数字を250以上の値にすることです。もちろん走っているシーンに限らず、シャッタースピードを速く設定するほど、写真はブレにくく、くっきりとした仕上がりになることを覚えておきましょう。

    うまく撮るにはどうしたら?

    その写真、実はブレではありません

    けれど、どんなに速いシャッタースピードで撮っていても、なんだか輪郭がぼやけた写真が撮れることがあります。「あー、ブレちゃった」と思われるかもしれませんが、そんなとき多くの原因は、実はブレではなくボケです。

    ボケとはもちろん、ピントが合っていないということを指します。しっかりとピントを合わせたつもりなのに、なぜそういうことが起こるかというと

    シャッターボタンを半押しして、ピントを合わせて
     ↓
    全押しして、シャッターを切る

    このわずかの間にピントを合わせた場所から子どもが動いてしまい、ピントがはずれてしまうからです。

    オートフォーカスを使おう

    おすわりやたっちのときなら、上の動作をなるべく早く行うことで解決するのですが、走っているシーンを撮る場合はなかなかそうはいきません。

    そこで大事なのがAF(オートフォーカス)の設定です。AFとは自動でピントをあわせてくれる機能のことです。

    そのAFの設定を「AI SERVO」というモードに合わせます。すると、シャッターボタンを押している間中、動いているものにピントを合わせ続けてくれます。

    この「AI SERVO」というモード、実はプロもこの方法でないとピタっと撮るのはムリ!!というくらい、走っている姿を撮るのには、欠かすことのできない設定なんです。

    デジカメは、どれだけ失敗しても大丈夫

    シャッタースピードもOK!AFの設定もOK!あとはデジカメ最大の武器とも言える「どれだけ失敗しても大丈夫」を使いましょう。それにはとにかく連写すること。シャッターボタンを押している間中撮り続けることのできる、便利なハイスピードの連写モードにします。

    この連写モードは、「AI SERVO」モードととても相性がよく、二つを組み合わせればホントにプロ並みの写真が撮れます。撮影後に一枚を選ぶのが少し大変になりますが、それだけの価値アリな最強の組み合わせです!

    あとはなんでも楽しくやるのが、こども写真最大のポイント。「よーい、どん!」で、パパのところからママのところまで走っていく……撮影タイムを楽しくすれば、こどもの笑顔もバッチリなうえに、写真も撮りやすいですよ。

    (text & photo by Ai Nakamura)
    (イラスト by にしだたまみ)

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