1ヶ月間待ちに待った給料日。「すぐにお金をおろしたい……!」と思うこともあるのではないでしょうか?ところが、朝一番に銀行に立ち寄ってみたのにまだ入金されていない。「今日が振込日のはずでは?」と不思議に思ったこともあるかもしれません。
すぐにでもお給料を確認したいけど、二度手間にはなりたくない……。そんな経験をしたこともあるでしょう。ここでは、お給料が入金される時間帯と、お給料日だからこそ知っておくと楽しいお金の豆知識について、まとめてご紹介します。
給料は何時に入金されるのか
たいてい9時には振り込まれる
一般的に、給与口座のある銀行には給料日の数日前にお金が届いていて、当日におろせる状態になります。そのため、給料日の銀行やATMが確実に使える朝9時には入金されていることがほとんど。
ただしこれは、そのデータが正確であった場合です。口座番号や受取人の名前に不備があった場合は確認するために遅れてしまい、最悪の場合は当日に入金されないことがあります。
自動処理パターン
会社が前もって銀行に「◯◯さんの口座でいくら入金」という資料を送っておくのがこのタイプ。銀行側はそれをもとに前もって起算日で処理をしておきます。
この処理はだいたい深夜(午前3~5時)にコンピュータによって行われ、朝に自動振替処理をされているデータをチェックします。そして当日の9時にATMが作動し始めた段階で自動的に処理が行われるという仕組みです。
一般企業の多くはこの「自動処理」システムを使っているようです。
窓口パターン
あまり規模の大きくない企業のなかには、給与の振り込みを窓口まで行って行っている会社もあります。窓口振り込みで処理する場合は、入金先から引き出せる時間が数時間遅れます。
そのため、当日の午前中に振り込まれた場合でも、お金をおろせるのがお昼近くになることも。
給料日に話したい!お金の豆知識
給料日の後は死ぬ確率がアップする…!
アメリカの死亡日時や死因のデータベースを分析すると、給料日から数日間で死亡率が上昇していることがわかったそう。死因は交通事故や薬物乱用、心臓疾患が多いのだとか。
薬物死亡率にいたっては1%から13%までアップするそう。お金をもらったことで羽目をはずしたり、お酒を飲み過ぎて事故を起こしてしまうようです。
人間一体の値段は5000円
人間の肉体を構成する物質を分析してみると、一体あたりの原価はわずか5000円だそう。ちなみに内訳はこの通り。
- 脂肪…石鹸7個
- 炭素…鉛筆の芯9000本
- リン…マッチの頭部分2200個
- 鉄分…2寸釘1本
人体を物質でとらえるとなんだか切なくなりますね…。
昭和初期の1円の価値は今の600円
昔の文豪の小説には「初任給が500円」などという表記があります。現代で月収が500円だと、ほぼ生活できませんよね。社会の構造や生活スタイルも違うため、現代の金額を換算するのは難しいもの。
あえて換算すると、昭和2年の1円は今だと約600円ほどの価値があったようです。「初任給500円」というのは「月収30万円」というのと同じだそう。
日本銀行本店の旧館は「円」の形になっている
日本橋にある日本銀行本店の旧館。石積みレンガで造られたこの建物を真上から眺めると、「円」という文字になっています。これは明治29年(1896年)に完成した古い館。
生活しているなかでなかなか見えない部分にも、日本銀行のこだわりが表れていますね。
そうだ、銀行に行こう
お給料日はうきうきするもの。入金時間にせかせか焦るのはもったいないですよね。正しい時間を知って、1ヶ月に一度のお給料日を幸せに過ごせるといいですね。
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(image by amanaimages1 2 3)