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    「もしも…」の前に知っておこう!個人向け「喪中はがき」の文例集&注意点

    親族に不幸のあった年には「喪中はがき」を出します。しかし、いざ書こうとしても「続柄ってどうなるの?」「文面がわからない!」など、書き方やマナーをわからない人も多いのではないでしょうか。

    慌てずに喪中はがきの準備を進めるためにも、今のうちに喪中はがきについて学んでおきましょう。

    この記事では「喪中はがきの基本と文例」をまとめてみました。

    「喪中はがき」の基本について

    「喪中はがき」とはそもそも何?

    喪中はがきは、家族や親族が亡くなったときに、喪に服しているのを知らせ、年賀状の送付を遠慮することを伝える挨拶状のことです。別名で「年賀欠礼」「年賀状欠礼はがき」ともいわれます。

    喪中はがきは、相手が年賀状を出す前に届くようにするのがマナーです。遅くとも、11月中旬から12月15日ごろまでには届くようにしましょう。

    「喪に服す」とは、近親者が亡くなったときに、祝い事や社交行事を控えることを指します。通常は身内に不幸があった年に、年賀状の送付を控えます。

    喪中はがきの基礎知識については、こちらを合わせてご覧ください。

    喪中はがきの基本的なレイアウト

    喪中はがきの役割と基本的な要素

    喪中はがきは「何のために出すのか」が理解できれば、難しく考える必要はありません。盛り込む基本要素は以下の3点です。

    • 自分や家族が喪に服していることを伝える
    • 誰がいつ亡くなったのかを伝える
    • 新年を祝う年賀の挨拶を遠慮することを伝える

    喪中はがきのレイアウトと構成

    喪中はがきの基本となる構成を順に解説します。

    • 喪中欠礼の挨拶...はがきの主文に当たります。「喪中なので新年の挨拶を遠慮する」という旨を書きます。
    • 故人について…故人の亡くなった月日、続柄、名前、年齢などを書き、亡くなったことを伝えます。
    • 年賀状に代わる挨拶...日頃お世話になっているお礼・新年のお付き合いを願う言葉・相手の健康や繁栄を祈る言葉を入れます。
    • 日付...「平成○年○月」など、西暦ではなく元号で記します。書いた日にちや投函日に関係なく、「十二月」と書くのが一般的です。
    • 差出人の住所...郵便番号、マンション名、部屋番号を含めて住所を書きます。電話番号も書くのが一般的です。
    • 差出人の氏名…家族は連名で出しても構いません。
    基本的に故人について知らせますが、名前・年齢・死亡日・続柄など、どうしても知らせたくない場合は書かないこともあります。また、亡くなった人の続柄は喪主と故人の続柄を記載しても大丈夫です。
    故人の年齢(享年)は数え年で書かれていましたが、最近は満年齢で書くことも増えているようです。「享年91(満90歳)」と両方書く場合もあります。

    そのまま使える喪中はがきの文例集

    喪中はがきでそのまま使える文例をいくつかご紹介します。

    喪中欠礼の挨拶の例

    冒頭にくる喪中欠礼の挨拶でよく使われる文例です。

    • 喪中につき年末年始のご挨拶をご遠慮申し上げます
    • 喪中のため新年のご挨拶は失礼させていただきます
    • 亡○○の喪に服しておりますので新年のご挨拶は謹んでご遠慮させていただきます
    • 喪中につき年頭のご挨拶をご遠慮申し上げます

    よく使われる一般的な文例

    喪中につき新年のご挨拶をご遠慮させていただきます
    【故人続柄】 別戸 【故人の名前】【享年】去る●月●●日に永眠いたしました
    本年中に賜りましたご厚情に深く感謝申し上げます
    来る年も変わらぬおつき合いのほど宜しくお願い申し上げます
     
    喪中につき年末年始のご挨拶をご遠慮申し上げます
    【死去月】に【故人続柄】【故人の名前】が【享年】にて永眠いたしました
    ここに本年中に賜りましたご厚情に深謝いたしますと共に 明年も変わらぬご厚誼のほどお願い申し上げます
     
    喪中につき年頭のご挨拶をご遠慮申し上げます
    本年●月に【故人続柄】 【故人の名前】(享年●才)が永眠いたしました ここに本年中に賜りましたご厚情を深謝いたします
    皆様がすこやかなる新年をお迎えになりますよう 心よりお祈り申し上げます

    故人名のない簡単な文例

    喪中につき年頭のご挨拶は失礼させていただきます
    寒さが一段ときびしくなります折柄
    なにとぞお体を大切にお過ごし下さい
     
    喪中につき年頭のご挨拶をご遠慮申し上げます
    皆様には静かにご越年のことと存じますが
    向寒の折から御身お大切にお祈り申し上げます
     
    喪中につき御年賀の礼は差し控えさせていただきます
    平素のご厚情を深謝いたしますとともに
    よきお年をお迎えくださいますよう心よりお祈りいたします
     
    喪中のため新年のご挨拶は失礼させていただきます
    本年中に賜りましたご厚情を深く感謝致します
    みなさまにはどうぞよいお年をお迎えください

    故人名を先に出す文例

    【故人続柄】【故人の名前】の喪中につき年末年始のご挨拶をご遠慮申し上げます
    ここに本年中に賜りましたご厚情を深謝いたします
    明年も変わらぬご交誼のほどお願い申し上げます
    なお時節柄一層のご自愛のほどお祈り申し上げます

    句読点を使った丁寧な文例

    今年も残り少なくなり、皆様も何かとお忙しいことと存じ上げます。
    さて、去る【死去年月日】に【故人続柄】が天寿を全ういたしまして、ただいま服喪中でございますため、年末年始ともご挨拶は差し控えさせていただきます。
    寒さの厳しい折から、いっそうご自愛のほど念じ上げます。
    服喪中のため新年のご挨拶を失礼させていただきます。
    皆様にはどうぞよいお年をお迎えください。
    向寒の折、ご自愛のほど念じ上げます。

    相次いで亡くなった場合の文例

    喪中につき年末年始のご挨拶をご遠慮申し上げます
    ●月に【故人続柄・故人の名前】
    ●月に【故人続柄・故人の名前】 が永眠いたしました
    ここに本年中に賜りましたご厚情を深謝いたしますと共に
    明年も変わらぬご交誼のほどお願い申し上げます

    ビジネス用に送る場合の文例

    喪中につき年始のご挨拶をご遠慮させていただきます本年【死亡月】にかねてから療養中でありました弊社【故人役職名】【故人の名前】が永眠いたしました
    ここに お得意様各位から賜りましたご厚情に深く感謝申し上げます
    皆様にはご心配をおかけ致しましたが 弊社の業績は順調に推移しております
    今後とも変わらぬご支援ご鞭撻の程お願い申し上げます
     
    喪中につき新年のご挨拶は失礼させていただきます
    十一月に弊社会長○○○○が永眠いたしました
    ここに本年中賜りましたご厚情を深謝申し上げ
    明年も変らぬご交誼のほどお願い申し上げます

    喪中はがきを書くときの注意点

    年賀はがきはNG

    喪中はがきで使うハガキは、「弔事専用のはがき」か「普通のはがき」です。郵便局で購入したものや、市販のはがきを使います。

    年賀はがきを使うのはマナー違反になってしまうので、注意しましょう。

    弔事用の切手も郵便局で購入できます。

    おめでたい意味の言葉は避ける

    喪中はがきでは、一般的におめでたいことを意味する言葉は使わないようにします。たとえば「年賀」は「年始」「年頭」「新年」などに言い換えます。

    「。」「、」は使わない

    「。」「、」など、句読点は使わないのがマナーです。葬儀のときの会葬御礼状などと同じで、弔事に関する文章には句読点をつけません。

    最近は相手に伝わりやすい文体が好まれるため、句読点をつけても問題ありませんが、改まった相手へ送る場合はつけない方が無難です。

    身内に「逝去」は使わない

    親族が亡くなったことを伝える際に「逝去」という言葉を使うのは間違いなので気をつけましょう。「逝去」は他人の死を敬う意味を含むため、身内には使いません。

    例えば「○○様のご逝去に接し、心から哀悼の意を捧げます」といったように、親族以外の死について書く場合に使います。

    身内には「永眠しました」「死去しました」「天寿を全ういたしました」「他界いたしました」などを使います。

    大人のマナーとして覚えておこう

    今回ご紹介した文例はすぐに使える文例なので、いくつか頭に入れておくといざという時に困らなくてすみます。

    相手別にふさわしい言葉選びをして、失礼のないようにしましょう。

    (image by amanaimages)
    (image by 筆者)

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