1. 暮らし
    2. 意味がわかればありがたみもアップ!お正月飾りの基礎知識

    暮らしの情報サイトnanapi 更新停止のお知らせ

    2019年6月30日(日)をもって更新を停止致します。詳しくはこちらをご確認ください。

    意味がわかればありがたみもアップ!お正月飾りの基礎知識

    年末のイベントといえば、大掃除などが思い浮かびますが、お正月飾りの準備もその内の1つですね。

    年末の忙しさにかまけて、とりあえず準備して飾るだけになりがちですが、飾りにはそれぞれ古くから受け継がれてきた由来や意味があります。ただ慣習として準備するよりは、意味を知った上で飾り付けをしたいものです。

    この記事では、正月飾りの基礎知識をご紹介します!

    今回(2014年10月)の記事作成にあたり、神社本庁様にご協力いただき、正月飾りは地方によって細かな違いがあり、厳密にどの形が正しいとは言い切れないとのご回答をいただきました。以下で紹介させていただく内容は、あくまでも一例ですので、その旨をご了承ください。

    注連(しめ)飾り

    飾り方・飾る場所

    玄関に飾ります。

    傾いたりしないよう、きれいに飾ることで年神様も迷わず家にお越しくださいます。

    意味・由来

    しめ飾りで最も目を引くしめ縄には、神様にふさわしい神聖な場所であることを示す「結果」のような意味があります。神様が占める場所を作るので、しめ縄というわけですね。しめ縄は、年神様をお迎えする準備ができているという目印になります。

    しめ縄の他に縁起の良いもので飾り付けがされています。

    • 裏白(うらじろ):不老長寿の意味と葉の裏が白いことから、後ろ暗いところがない清い心を示す
    • ユズリハ:子孫繁栄の縁起の良い木
    • ダイダイ:代々栄えるように、家運隆盛の願いがこもっている

    地方によって多少違う部分はありますが、代表的なものを挙げると上記のようなものがあります。

    門松

    飾り方・飾る場所

    その名の通り、門に飾ります。しめ飾りと同様に、この門松を目印に年神様がいらっしゃいます。

    意味・由来

    • 常緑樹(枯れない木)で、神様が宿る木とされる「松」
    • 大きな成長力で生命の象徴である「竹」
    • 新春に咲き、一年の始まりを意味する「梅」

    松竹梅が持つ意味をすべて持った正月ならではの飾りということですね。

    また、神様は一柱(ひとはしら)、二柱(ふたはしら)と数えますが、それはこの門松の数え方から由来しているものです。

    鏡餅

    飾り方・飾る場所

    神様のいらっしゃる場所として、家の中で格が高い場所とされる床の間に飾るのが最も良いとされています。

    床の間がない場合は、玄関から離れた奥まった場所や居間に飾りましょう。

    床の間に大きい鏡餅、神棚や家族の自室などに小さい鏡餅、といったように複数用意する家庭もあります。

    意味・由来

    餅とはそもそも、神に捧げる神聖な食べ物としてお祝い事やお祭りには欠かせない食べ物とされてきました。さらにその餅を、神事に使う鏡や人の魂を模して丸く形作ったものを鏡餅と呼びます。

    また、2つの丸は陰と陽を表していて、重ねることで円満に年を重ねるという意味を持っています。

    飾る時期

    飾る日

    12月13日以降が、正月飾りを飾ってよい日とされています。一般的には26日~30日に飾る人が多いようですが、29日と31日は避けられています。

    29日は二重苦、31日は一夜飾り(葬式と同じで縁起が悪い)といわれているからです。逆に28日と30日は末広がりやキリが良いとして、好まれています。

    片付ける日

    年神様が家の中にいらっしゃるとされる1月7日(松の内)まで飾るのが基本です。

    しかし、1月7日に片付けるのは門松としめ飾りで、鏡餅は1月11日の鏡開きの日にお汁粉などにして食べます。

    処分方法

    どんど焼き・左義長(さぎちょう)・お炊き上げ

    1月15日の小正月に神社で行われる行事で、この日に持っていけば正月飾りを焼いてもらうことができます。

    このどんど焼きの日で餅や団子を焼くと、無病息災で過ごせると言われています。

    自宅処分

    どんど焼きがなかったり、神社で処分できなかったりする場合は、自宅の庭の土をお神酒(みき)と塩で清めた後に焼きましょう。

    それもできない場合は、大きめの紙に右・左・中とお清めの塩を振って、その紙で正月飾りを包んでゴミに出します。

    その際、他のゴミと一緒にせず1つのゴミ袋に入れて処分しましょう。

    自治体によってルールが異なりますので、お住まいの地域のルールを確認しましょう。

    おわりに

    古代から日本に伝わる行事なだけあって、とても多くの意味としきたりに守られていますね!

    新しい年を気持ちよく迎えるためにも、誠心誠意こころを込めて年神様をお迎えしましょう!

    (image by amanaimages)

    このライフレシピを書いた人
    このライフレシピに関係するタグ