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    吉田松陰に学ぶ!「ケチ」と「倹約」の違い

    突然ですが、「ケチ」と「倹約」の違いがわかりますか?違うということはなんとなく分かっていても、具体的に説明してといわれるとなかなか説明しづらいのではないでしょうか。

    そこで今回は、吉田松陰の言葉から「ケチ」と「倹約」の違いを紹介したいと思います。

    本記事は、専門家プロファイルのご協力により、2014年に執筆されたものです。

    「ケチ」と「倹約」は何が違うのか

    「蓋(けだ)し倹は漏費を節するの謂(いわれ)なり。
     吝は賑恤(しんじゅつ)をおしむの謂なり。」

    (意訳)おそらく、倹約とは無駄遣いをなくすということであろう。吝(ケチ)とは、本当に必要なことでさえもお金を使わないということであろう。

    本質的には何が違うのか

    「然れどもその心は則ち公私の同じからざるなり。」

    (意訳)とはいうものの、その心(倹約とケチとの)の違いはつまり、相手を思っているか、自分のことだけ考えているかとの違いではないだろうか。

    相手を思いやる気持ちがあれば倹約といえる

    「ケチ」は無駄ではない出費、つまり必要な出費をも惜しむこと、「倹約」は無駄遣いをなくすことを指しているようです。

    また、この二つは似ているように見えても、自分のためにお金を惜しむのか、相手を思いやる気持ちから節約するのか、という本質的な部分の大きな違いがあることがわかりました。

    家計が大変なとき、私たちは無駄な支出はできるだけ減らすよう努力します。とはいうものの、倹約をするのはケチと同じように見えるかもしれません。家族を思いやるための出費は、苦しいときでも大切にしたいものです。

    例えば、やりくりしたお金でご主人の靴を新調する、子どもが修学旅行に行けるように積立をする、ご主人が仕事帰りに奥様の好きなものを買うなど。

    相手が喜んでくれたら倹約を続けようと思うでしょう。倹約の中に何か楽しいイベントごとを加えることで、倹約も長続きし、やりたいことができる家計になれるように思います。

    おわりに

    このように、倹約とケチとは、きっかけは同じであっても、気持ちの面では大きな違いがあるようです。やみくもに家計を削るのではなく、思いやりの倹約を心がければ節約も楽しくなりそうですね。

    こちらの記事は、専門家プロファイルより上津原章さんにご提供いただきました。
    記事提供元:専門家を探せる、相談できる。専門家プロファイル

    (image by amanaimages)

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