「シュトーレンは普通の量で作ると多いんだよなぁ・・・」「お昼のお弁当に自家製パンを持って行きたいなぁ」と、思っている方も多いのではないでしょうか?
そんな方にもおすすめな、小さいサイズで焼いてみたシュトーレンの作り方をご紹介します。
茶色い砂糖で作っているレシピで、クリスマスパーティーの一品としても、普段のお弁当やおやつにも楽しめるものになっています。
材料(小4個分)
ポーリッシュ種
- 強力粉 100g
- 水 100ml
- 生イースト 10g
本ごね
- 強力粉 200g
- 発酵バター(無塩) 60g
- 卵 1個(50g)
- きび砂糖 15g
- 塩 2g
具材
- レーズン 80g
- くるみ 30g
- ドライあんず 43g
- ラム酒 大さじ3
仕上げ
- 粉砂糖(黒糖) 大さじ3~4
- 発酵バター(無塩) 30g程度
作り方(調理時間:90分)
STEP1:ポーリッシュ種を作る
水、生イーストを溶かしたものを、ボウルの強力粉に入れて混ぜて「ポーリッシュ種」を作ります。室温で3時間以上そのままにしておきましょう!
STEP2:本ごねをする
本ごね材料、強力粉、きび砂糖、塩を入れて小さい泡立て器で混ぜておきます。
そこに、卵、ポーリッシュ種を混ぜます。
へらで混ぜていき、ある程度固まってきたら、バター(60g)を溶かしたものを混ぜます。
へらで混ぜていき、ひとかたまりになるまで混ぜておきます。
STEP3:ドライフルーツの準備
ドライフルーツは、レーズンはそのまま、あんずとくるみは小さく切って、ラム酒に漬けておきます。
STEP4:生地をこねていく
STEP2の生地にドライフルーツを混ぜて、手ごねしていきます。このとき、分量外の強力粉を手につけて、生地がくっつかないようにしながら生地をこねます。
親指の腹を使いながら約10分。ドライフルーツが生地に均一に混ぜ込まれるまでこねていきます。
ここまで成形できたら、ラップをして20分。室温に置いて1次発酵をします。
STEP5:成形する
生地の重さをはかって4分割します。
丸めて20分。ベンチタイムを取ります。
STEP6:さらに成形していく
生地をめん棒で伸ばして、1/3で折りたたみます。
4個とも同じようにして成形します。半分に折るのではなくて、ずらして折ることで、シュトーレンらしくなります。
そして、35度のオーブンで20分。2次発酵させます。
STEP7:焼いていく
予熱をしておいた220度のオーブンで15分焼いていきます。
表面がきつね色になったら完成!
オーブンから出しておきます。
STEP8:仕上げをする
溶かしバターを表面に塗ります。このとき、はけでしっかり塗っていきます。
その上から茶こしでブラウンシュガーをふりかけます。
シュトーレンができました!
作り方のコツ・注意点
コツは、ポーリッシュ種を作っておくこと。3時間置いておくだけでいいので、1日かければ作ることができます。
また、生地をこねる前に、粉をあらかじめ泡立て器などで混ぜておいたり、生地を切ってからベンチタイムを取ることで、固くなりにくいシュトーレンに仕上がります。
おわりに
一切れずつ食べれば、クリスマス気分!4つ作ることができるので、友人へのプレゼントにもご活用ください!
(image by 筆者)