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    今年も「キレイ」をキープするための!大掃除術

    年末に一念発起して大掃除したはいいものの、年が明けてしばらく経つと元の「散らかった状態」になっている…なんて経験がある人はわりと多いのではないでしょうか。

    せっかくの大掃除です。1年間散らからないようにするには、何に気をつければいいのでしょうか。今回は、収納クリエイターの臼井由美さんに1年間散らからない大掃除術について聞いてみました!

    本記事は、2014年12月の取材情報をもとに執筆されたものです。

    まずは「この部屋でどんな暮らしをしたいのか」を考えよう

    目的もなしに大掃除を始めると「誰のための片付け」なのかがわからなくなってしまいます。やみくもに掃除するだけでは、たとえキレイになってもすぐに散らかってしまう可能性も高まります(=リバウンド)。大掃除を始める前に、まずは「この部屋でどんな暮らしをしたいのか」を考えてみましょう。

    ポイントは「必要なモノ」を明確にすること!

    必要なモノ=自分にとって大切なモノです。必要なモノを考えることで「この部屋でどんな暮らしをしたいのか」がより明確になります。

    分別では「いる」「いらない」ではなく、「使っている」「使っていない」を基準にしましょう。

    収納クリエイターの臼井由美さん(以下、臼井さん)「断捨離ブームの影響もあり『とりあえず捨てることから始めればOK!』と考えがちな人がいます。片付けはダイエットに似ています。体重を落とすコト=捨て切ったことをゴールととらえられがちです。『捨てる』から始めると、また同じものを買ってしまうのでリバウンド必至です。まずは明日から始まる生活をイメージし、自分にとって必要なものは何かを考えることが重要です」

    不要なモノを処分していこう

    上記のイメージができたら、モノを分別し、不要なモノを処分するなどして大掃除を実行しましょう。

    以下、「大掃除してもすぐに散らかってしまう」人が掃除の際にチェックすべきポイントです。

    1:棚や引き出しは「不要なモノ」の宝庫になっていないかどうか

    片付け上手な人は、使うモノだけを持ち、使い終わったらただちに収納します。不要なモノが棚や引き出しにたくさん入っていると、当然ですが収納スペースが狭くなり、モノがあふれてしまいます。

    棚や引き出しに不要なモノがたくさん入っている&普段よく使っているモノが出しっぱなしになっているということは、モノを持ちすぎている可能性があります。注意しましょう。

    2:ハンガーの数=かける洋服の数になっているかどうか

    「すぐに散らかってしまう」人に多く見られる特徴の1つとして、洋服を持ちすぎているというものがあります。

    洋服は一枚買ったら一枚手放すくらいの気持ちを持ちましょう。その際、有効な手段として「ハンガーの数を決めておく=ハンガーにかかりきらない服は買うのをやめる」というものがあります。要するに、自分で把握できるだけの洋服を持つように意識することが大切です。

    臼井さん「人によって価値観はそれぞれなので『ハンガーの数は一般的にこれくらい必要』とは一概には言えません。何色のどんな服を持っているのか、自分で把握できる数だけ持つといいでしょう。そうしないと、1月には少なかったはずの服がバーゲンやセールを機に増え、3月にはさらに春物が増え…となってしまう可能性大です」

    3:「あるべき場所」に収納できているかどうか

    タンスやクローゼットの隙間に紙袋をはさんでいたり…しませんか。

    部屋の真ん中あたりに置いているなど「モノがあるべき場所に収納されていない状態」では、自分の所有物をコントロールできているとはいえません。モノにはそれぞれ「収納すべき場所」があります。あちこちに収納していると、いざ使いたいときに取り出せなくなります。

    部屋をゾーンごとに分けよう(ゾーニング)

    不要なモノを処分し、残ったモノを収納する前に「収納すべき場所」を決めます。収納するための土台を作るために、不要なモノを処分したら部屋の中を用途別ゾーンに分けていきましょう。部屋の中をゾーンごとにわけることで、モノの「収納すべき場所」を決めます。

    使う場所に使うモノがある=使い終わった後に収納しやすくなり、散らかった状態を未然に防ぐことができます。部屋が狭い場合は、左右の棚にそれぞれ違うゾーンを設定し、モノを収納するといった方法も有効です。

    自分が部屋の中でどう動いているのかをシミュレーションしてみると、ゾーン分けやすくなります。例えば、次のような分け方があります。

    • 着替える&身支度をするゾーン
    • 食事をするゾーン
    • くつろぐゾーン

    用途別ゾーンに分けたら、それぞれの場所で使うモノを収納していきましょう。

    着替える&身支度をするゾーン

    着替えや外出時の身支度をするゾーンです。コートの脱ぎ着などもあり、このゾーンは玄関に近い場所に設定するのが望ましいです。部屋の奥側に設定してしまうと、玄関からその場所まで歩いた形跡がわかるような服の山ができあがってしまう可能性があります。

    このゾーンでは、洋服やコート類はもちろん、外出時に使用する小物や帰宅後に着替える部屋着などを収納するようにしましょう。

    食事をするゾーン

    部屋の中で食事をするゾーンです。食器類や調味料などをまとめて置いておくようにしましょう。小腹が空いたときに食べるお菓子類なども、このゾーンに収納してください。

    くつろぎゾーン

    部屋の中でもっともくつろいでいることが多いゾーンです。ここには漫画・雑誌類のほか、くつろぐときに使用しているモノを収納しましょう。このゾーンはベッド付近に設定することが多いため、パジャマなどの寝具類も置いておくといいかもしれません。

    臼井さん「すぐそばではなく、ちょっと遠い場所まで収納する=おっくうになってしまい、散らかる原因になってしまいます。ゴミ袋のビニールがいっぱいになったらすぐに取り替えられるよう、ゴミ袋の底に新しいビニールを一枚入れておくなど。すぐに次の行動に移れるようにしておくことがポイントです」

    「美部屋」をキープするには

    不要なモノを処分し、用途別ゾーンごとに収納する…までできました。ここでは、美しい部屋をキープするための心構えをご紹介します。

    1:聖域をつくろう

    部屋の中に1ヶ所だけ、決してモノを置かない場所を作っておきます。そこを「聖域」として、決して汚さないようにしましょう。聖域の美しさが部屋全体に伝染し、汚さが広がらなくなります。部屋にモノがあふれ始めるとなんとなく違和感がうまれるようになる、というのがベストです。

    聖域に花を置くなどして「飾る場所」にするのもアリです。モチベーション維持に役立ちます。

    2:汚れは「ぼや状態」のうちに処理する

    汚れは1日・1週間と積み重なっていくと大変なことになってしまいます。また、汚れの程度が大きいと、ダイエット同様、片付けをしてもリバウンドしやすくなってしまいます。

    汚れは、ぼやのうちに処理するようにしましょう。日々見直すようにすれば、大事には至りません。少しずつのリセットが大事です。

    臼井さん「仕事が忙しかったり、片付けよりも優先順位の高いことがあってどうしても片付けられないなら、プロに頼むのも良い方法です。とにかく、汚れを溜めないことが重要です!」

    今回、お話を伺ったのはこちら!

    臼井由美(うすい・ゆみ)さん

    収納王子コジマジックが代表を務めるケイスタイル株式会社所属。コジマジックさんとともにテレビや雑誌の片付けの現場に同行し、美部屋づくりに奔走している。「片付けは学校では教わらないけれど、一生続くから大事なこと。一回勉強するのも手だと思います。整理収納アドバイザー2級を取得してみるのもおすすめです」

    オフィシャルサイトはこちら!
    「ケイスタイル株式会社」

    (イラスト:モップ・シュポンタン)
    (ライター:中野満美子)

    このライフレシピを書いた人