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    メカニズムを徹底解明!雪に関する基礎知識と豆知識

    日本の気候の特徴といえば、四季がはっきりしていることですよね。寒いのはイヤだ、という方も多いと思いますが、一面の雪景色を見ると冬も悪くないなと感じてしまうはずです。川端康成の「雪国」の冒頭にもあるように、日本人にとってはある意味特別な現象とも言えます。

    そんな四季を彩る「雪」について、「どうして雪は降るのだろう?」という疑問を持ったことのある方は多いのではないでしょうか。

    そこでここでは、より雪を身近に感じることができるように、雪が降る仕組みから雪が降った際の歩き方まで詳しくご紹介いたします!

    雪のメカニズム

    雪はどうして降るの?

    雪が降る仕組みとは、基本的に雨と一緒です。

    まず、地上にある水分が温められて水蒸気になって上昇していきます。高度が上がれば上がるほど気温は低くなるので、水蒸気は再び直径0.02mm程度の小さい水の粒と氷の粒になります。これが雲です。

    この水の粒と氷の粒がくっつきあって徐々に大きくなっていき、落ちていくときに気温が高いと雨になります。一方で、気温が低ければ氷のまま地上に落ちていくので、雪となります。

    雨も遥か上空では雪の状態、というわけです!

    日本海側はなぜ雪がたくさん降るの?

    太平洋側では、一年の間に数えるほどしか雪が降りませんね。日本海側では、ほとんど毎日と言っていいほど雪が降ります。この違いはどこにあるのでしょうか?

    温度の高い日本海の水は、大陸からの冷たい北西季節風が吹くことで水蒸気となって風になります。そして、日本列島の中央で連なる高い山にぶつかって上昇し、大量の雪雲となります。多くの雪雲はこの山を越えることができずに、日本海側の山間部や平野部で雪を降らせます。

    太平洋側で雪が降らない原因の一つに、日本列島に連なる山が関係していたんですね。

    詳しい雪の仕組みについては、こちらのページが参考になります。
    大雪のメカニズム/東京海上日動

    雪の日が暖かく感じる要因

    同じ気温でも、雪が降っている日のほうが暖かいと感じることはないでしょうか?実際、雪が多く降る地域の人が言うには、雪の日のほうが晴れている日よりも暖かく感じるそうです。

    雪の日は、いろいろな要因が絡み合って、体感的に暖かく感じるそうです。

    凝固熱

    推移上記などの期待から雪などの固体へ状態が変わることを「凝固」というのですが、この際水は熱エネルギーを放出します。ですので、このとき放出されるエネルギーを「凝固熱」と呼ぶのです。

    もちろん雪一粒ができる際の「凝固熱」は微々たるものですが、これが何万粒とできれば、その分凝固熱のエネルギーも大きくなります。

    一粒一粒が放出する凝固熱がたくさん集まると、人でも感じることができるほどになるということですね!

    雲による保温効果

    ズバリ、これは放射冷却現象の逆が起こったものです。

    雪が降るときは必ず空は雲で覆われていますよね。この雲が地上に残った熱を宇宙へ逃さない蓋のような役割を果たしてくれているのです。

    一方、晴れていると熱はそのまま上空に逃げいていきます。こちらが本物の放射冷却現象です。晴れた日の朝が寒いのはコレが原因なのです!

    雪が降るから温かいというよりは、雲で覆われているから温かいと表現したほうが正確ですね。

    かまくらは本当に暖かい?

    冬の風物詩といえば、雪だるまとかまくらではないでしょうか。かまくらは雪でできているのに意外と暖かいと言われていますが、なぜ暖かいのでしょうか?

    雪の壁による風除け効果

    雪で一面覆うことで、外からの冷たい風を防ぐことができます。そのことによって、中の空気が冷えにくくなっているんですね。

    暖かいというより、冷えにくい状態なのです。

    雪に含まれる空気による断熱効果

    雪の中には多くの空気が含まれています。空気には熱を伝えにくい性質があるため、雪で作った壁で覆うことで中の熱を外に逃がさない効果があります。

    中の空気を逃さないので、内部の熱がたまりやすいのです。
    かまくらのさらに詳しいメカニズムについては、こちらのページが参考になります。
    季節情報1月/JAPAN AIRLINES

    雪でも転ばずにしっかり歩く方法

    あまり雪が降らない地域でたまに雪が降ると、嬉しくなってしまう一方で、雪に慣れていないので転んでしまう危険があります。転ばずに歩くためのコツを習得しましょう!

    小さな歩幅で歩く

    歩幅が大きいと足を高く上げることになり、身体の重心移動が大きくなります。重心移動が大きくなればなるほど転びやすくなってしまいますので、滑りやすいところでは、基本的に小さな歩幅で歩きましょう。

    靴の裏全体をつけて歩く

    普段歩くとき、踵から足をつけていると思います。しかし、雪道を歩くときはなるべく足の裏全体をつけるように歩くようにしましょう。

    イメージとしては「すり足」で歩く感じです。ただ、本当にすり足で移動していると躓いてしまう恐れがあるので、すこし足を浮かせて歩きましょう。

    冬の道の歩き方については、こちらのページが参考になります。
    転ばないコツおしえます。/ウィンターライフ推進協議会

    やはり雪は自然の奇跡!

    雪が降るのは、雲から水分が落ちてくるときの気温が大きく関係しているようですね。また、日本列島に連なる山々を雪雲が越えられないと、どれだけ寒くても雪は降りにくくなってしまいます。

    関東や東海地方などの太平洋側の地域では雪があまり降らないところも多いと思います。珍しく雪が降れば嬉しくなってしまいますが、同時に雪で転びやすくもなっているので気をつけて遊んだりするようにしてくださいね。

    (image by amanaimages 1 2 3)

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