1. コミュニケーション
    2. 音が一緒で意味も似ているまぎらわしい言葉!同音類義語・同訓異字語11選

    暮らしの情報サイトnanapi 更新停止のお知らせ

    2019年6月30日(日)をもって更新を停止致します。詳しくはこちらをご確認ください。

    音が一緒で意味も似ているまぎらわしい言葉!同音類義語・同訓異字語11選

    病気が治ったことをメールで報告しようと思ったら「かいふく」が「回復」なのか「快復」なのかわからない、なんて経験ありませんか?

    会話で使うぶんには問題ないのに、いざ漢字で書こうと思うとどの漢字を使えばいいのかわからなくなる言葉ってありますよね。パソコンやスマホの普及で漢字を書けなくても困らなくなってきていますが、意味が正確にわかっていないと漢字変換もできません。

    この記事では、音が一緒で意味も似ているまぎらわしい言葉「同音類義語」を、意味の違いもしっかりわかるようにご紹介していきます。

    マスコミ等では、これらのまぎらわしい言葉に関して、「常用漢字表」や「同音の漢字による書きかえ」にしたがって独自に統一している場合もあります。今回の記事では世間一般の使いわけをご紹介します。

    知っておきたい同音類義語

    1:回復/快復(かいふく)

    言葉 意味 例文
    回復 元の状態に戻ること 名誉を回復する
    快復 病気や怪我が治ること 重病から快復した

    かつては「恢復」も使われましたが、常用漢字から外れたことで回復に統一されました。怪我や病気に関しても「回復」を使うことができますが、「全快」「快気祝い」などで「快」の字が用いられるため、一般的に「快復」が使われることが多いようです。

    2:回答/解答(かいとう)

    言葉 意味 例文
    回答 質問に対する答え アンケートに回答する
    解答 テストや試験問題に対する答え テストの模範解答

    両方とも答えなのでまぎらわしいですが、問題の答えが「解」だと覚えればそれほど迷うこともなさそうですね。

    3:夏季/夏期(かき)

    言葉 意味 例文
    夏季 夏の季節 今年は夏季オリンピックの年だ
    夏期 夏の期間 受験に向けて夏期講習へ行く

    これは違いがわかりづらいですよね。「夏季」は「夏」であることが重要で、夏期のほうは「夏」である必要はないけれどたまたま夏だった、というイメージです。夏季のオリンピックは水泳などもあり夏特有のものですが、講習については夏である必要はないですからね。

    冬期/冬季など、ほかの季節についても同様です。

    4:特徴/特長(とくちょう)

    言葉 意味 例文
    特徴 他よりも目立っている点 あの人は特徴的な髪型をしている
    特長 特徴の中でも長所となる点 あの選手の特長は足が速いことだ

    「特長」も「特徴」の一部分であることを考えれば、とりあえず「特徴」としておけば間違いありません。何が長所で何が短所かなんて、見る人によって違いますからね。

    5:制作/製作(せいさく)

    言葉 意味 例文
    制作 芸術や映画などの作品を作ること 展覧会に出品するために制作する
    製作 物品、工業製品を作ること この工場では精密機械を製作している

    違いは「制」の下に衣がつくかどうかなので、過去の有名な芸術作品は衣服を着ていないものが多い、と覚えましょう。

    6:保障/保証(ほしょう)

    言葉 意味 例文
    保障 生命、財産、権利を保護すること 安全保障、社会保障
    保証 間違いがないと約束し、責任をもつこと 彼の才能については私が保証する

    これもわからなくなることが多いですよね。よく聞くわりに文字には馴染みがないからでしょうか。証明書は約束のために、と覚えれば混同しにくいかも。

    知っておきたい同訓異字語

    7:温かい/暖かい(あたたかい)

    言葉 意味 例文
    温かい 冷たくなく不快感のないこと 寒い日は温かい料理に限る
    暖かい 寒くなく不快感のないこと 冬にひなたぼっこをすると暖かい

    芸人クマムシさんのネタ「あったかいんだから~」はどちらの意味でも使われていますね。反対の意味を考えればわかりやすいです。

    8:計る/測る/量る(はかる)

    言葉 意味 例文
    計る 数量や時間を調べ数える 50メートルのタイムを計る
    測る 主に長さや広さを調べ数える 身体測定で身長を測る
    量る 主に重さを調べ数える ケーキに入れる砂糖を量る

    長さは「測る」、重さは「量る」、それ以外の数値で表せるものは「計る」ということです。「測る」も「量る」・「計る」の中に含まれるので、わからなくなったら「計る」にしておきましょう。

    9:伯父/叔父、伯母/叔母(おじ、おば)

    言葉 意味 例文
    伯父、伯母 母や父の兄姉にあたる人 伯父さんにお年玉をもらう
    叔父、叔母 母や父の弟妹にあたる人 叔母さんが家に遊びに来た

    普段漢字を意識していない言葉なので、どっちがどっちかわからなくなりがちですよね。漢字も普段使わないものなだけに覚えづらいです。

    10:卵/玉子(たまご)

    言葉 意味 例文
    調理をされていないタマゴ、または食用ではないタマゴ マンボウは一度に3億個の卵を産む
    玉子 調理済みのタマゴ、または食用のタマゴ 目玉焼きよりも玉子焼きが好き

    調理済みかどうかと食用かどうかの2つの基準がありますが、より一般的なのは調理済みかどうかのほうです。

    11: 羽/羽根(はね)

    言葉 意味 例文
    鳥や虫など、動物の体にくっついた状態のハネ 渡り鳥が羽を休めに池に来た
    羽根 体から離れてたハネ、羽形に加工されたもの 扇風機の羽根が高速で回っている

    言われてみればどちらも使われているな、という印象のハネ。他にも虫のハネでは「翅」が使われることがあります。大きな鳥の場合は羽ではなく翼ということもありますし、日本語の多様さを感じますね。

    丸暗記ではなく察する

    ここまでご紹介してきたのはたくさんある同音類義語のごく一部。日本語にはさらに同音異義語もたくさんあるので、すべてを覚えようとしても大変です。覚えるのと同時に、漢字自体の意味や前後の文脈から類推するも大事です。

    日本人は察する文化とも言われます。察することで栄えてきた同音異義語も文化の一部と捉え、使いこなせるようになっていきましょう。

    (image by amanaimages)

    このライフレシピを書いた人