1. コミュニケーション
    2. あなたにもファンが付く!フミコフミオのブログ術

    暮らしの情報サイトnanapi 更新停止のお知らせ

    2019年6月30日(日)をもって更新を停止致します。詳しくはこちらをご確認ください。

    あなたにもファンが付く!フミコフミオのブログ術

    いざ、ブログを始めようと思っても、何から書けばいいのかわからずに戸惑ってしまうもの。せっかく書こうと意気込んだのに筆が進まないまま気づけば時間だけが経っています。「文才ないし…」「書くことが思い浮かばない…」と先延ばしにしていては、いつまで経ってもブロガーへの道は閉ざされたままです。

    そこでここでは、「刺し身が生なんだが」や「恥のススメ」などの書籍を出版され、シュールなネタで笑いを誘う人気ブロガー・フミコフミオさんに、「ブログの書き方」を教わってきました!たくさんのファンを抱えるブロガーさんは、いったいどうやってブログを書いているのでしょうか?

    本記事は、2015年4月の取材情報をもとに執筆されたものです。

    書き始める理由はなんでもいい!

    ブログを開設したり、書き始めたりするためには何か目標や目的が必要だと感じてしまう人も多いはず。フミコフミオさんがブログを始めたきっかけはなんだったのでしょうか?

    フミコフミオさん「初めてネットに文章を残し始めたのは、24〜25歳の頃でした。当時サラリーマンをやっていて、仕事が本当に忙しくて休日は身体を休めるだけの何もない時間でした。何かやることを見つけるのもダルかったときに見つけたのが、WEB日記サービスです。やってみたら意外と簡単だったのでそのままズルズルと…という感じです」

    ブログを書き始める理由は「何かしたい」という漠然とした思いだけでいいそうです。日常をつづりたい!考えたことを吐き出したい!読んだ映画や本の感想を文字にしたい!…などなど、人によって書きたいものはさまざま。

    まずは、思うがままに書きたいことを書いてみましょう!

    ブログタイトルやHNの決め方

    ブログを作るのであれば、まず最初に考えたいのはタイトルとハンドルネーム。本名で書くのもいいですが、ハンドルネームを使うほうが自由に書けるという人も多いですよね。「Everything you've ever Dreamed」というブログ名で開設されているフミコフミオさんは、タイトルをどのようにして決めたのでしょうか?

    フミコフミオさん「ブログのタイトルは新世紀エヴァンゲリオンの未使用曲です。今のブログをはじめたときに、たまたま聴いていた曲です。特に考えもなくつけてみたのですがなかなか意味深でいいかなと。わかりやすいタイトルだけは嫌だったので…」

    なるほど!それならば、どことなくあの有名な漫画家が思い浮かぶHNはどのようにして決めたのですか?

    フミコフミオさん「フミコフミオというハンドルネームは完全にオリジナルです。インスパイアもされていないし参考にした人もいません」

    タイトルもハンドルネームもとってもインパクトがありますね。ネット上での自分の城となるブログ、自分が気に入ったものをつけるのがよさそうです。

    ブログをやっていてよかったこと

    長い間ブログを書き続け、書籍を出版するにまでいたったフミコフミオさん。人気ブロガーとしての活躍にはすさまじいものがあり、ファンも多くいます。今ではフミオさんのブログを待ちわびている人も多いもの!

    ブログをやっていて何かよかったなぁって感じたことはありますか?

    フミコフミオさん「特に良かったと思うことはありません。ブログなんて商売としてやるなら別としてやらないで済むならやらないほうがいい畜生の道だと思っています」

    …えっ、特によかったことがない!?いやいや、あるでしょう。これだけご活躍なさっていれば…。

    フミコフミオさん「強いて挙げるとするなら、サラリーマン生活のなかのストレス解消にはなるかもしれません。実際、僕はブログでウサをはらして精神安定をはかっております。それとブログを通じて友達が何人か出来たのは良かった。呼ばれてもほとんど出て行くことはないので数は少ないですけど」

    自分のなかにある感情を文字に書き起こすことでストレス解消効果があるそう。精神的に不安定な人はブログに吐き出してみることで、日頃の鬱憤が少しは晴れるかもしれません。

    また、続けていくうちに仲の良い友達ができるのもブログならではの魅力。本来であれば関わらなかった人たちが、ネットを通じて親しくなるのは嬉しいですね。

    ブログのネタの見つけ方

    いざ書き始めるとなると、ブログのネタを見つけるのは大変なもの。どうやったら面白そうなネタを探すことができるのでしょうか?

    フミコフミオさん「生活していれば普通に見つかるのでブログのネタに困ったことは一度もありません。物事や事象の見方、捉え方は人それぞれなのでそれを文字にすればいいと思います。同意や反論は意識せずに」

    極端に他人に読まれることを意識すると、自分の書きたい趣旨からズレてしまうもの。あまり意識しすぎずに、自分なりの視点を持って書いていけばなんらネタに困ることはないそうです。それではブログのネタを探すために日頃から気をつけていることはあるのでしょうか?

    フミコフミオさん「もし僕が人と違う見方をしているとするなら、物事について深く見るように心がけているくらいです。その深さも独りよがりでそれほど深くはないと思いますが」

    日常のささいな出来事も流し見せずによく観察すること。掘り下げてみることで、話題の尽きないブログになるそうですよ。

    文章の書き方やコツ

    どこにでもありふれている簡素なブログというよりは、エッセイや小説のように風景や心情を浮かび上がらせる文体が特徴のフミコフミオさん。書くうえで何か意識していることや、気をつけていることはありますか?

    フミコフミオさん「音はかなり意識しています。僕が文章を読むときは口に出すかどうかは別として音に変換しているので、書く側に回っても音を意識して書いてます。具体的には音読してリズムを整えます。読みやすさよりは発声しやすさです。そしてタンタンタタタンというリズムとテンポ」

    文章を音に変換することで、文章そのものの流れやテンポがスムーズに運べるのかを確認するそうです。文章がうまく書けずに悩んでいる人は、まずは書いた文章を音読してテンポのいい文体になっているのか確認するといいかもしれませんね。

    フミコフミオさん「あと、わからない言葉は使わずに自分の言葉で伝えるようにする。句読点は減らして中身出しやフォントいじりはあまりやらない。そういうのは読んでる側で読む中で勝手につけていくものだと思います。委ねる感じです。僕が中身出しとかフォント弄りの多い文章はあまり好きじゃないだけなんですけど。強要されている気がして…」

    過度な演出はせずに、ブログの内容や文章で勝負するフミコフミオさん。あくまで読者に委ねることで、読み手が入り込む隙をつくるのがポイントのようです。

    フミオさんはアクセス数をアップさせるために心がけていることはありますか?

    フミコフミオさん「アクセスについてはアクセスアップ術とか自分の記事の振り返りは面白くないからやめたほうがいいと思うくらいです」

    アクセス数にこだわると、ブログを書くこと自体に面白さを感じなくなってしまうもの。振り返りやアクセス数にとらわれず「面白いことをやること」にフォーカスするのがよさそうですね。

    ブログを続けるコツ

    ネットに文章を残し始めたという1998年ごろからかれこれ15年以上もブログを書き続けているフミコフミオさん。現在のブログは2007年から書かれています。なかなかここまで続くものではありません。

    ブログを続けるコツってあるのでしょうか?

    フミコフミオさん「やりたくないときはやらない。これに尽きます。1日にウン回更新している個人ブログとかみると強迫観念にとらわれているのでは?と思ってしまいます。それと自ブログについての分析や評価をしない。そういうのは会社だけでお腹いっぱいですから」

    ブログを更新しないと!と必死になってしまうと、楽しさや面白さが奪われてしまいがち。また、自分のブログの反省点を活かして次に繋げるなどと、分析ばかりするのも大変です。「書きたいときに書く」「書きたいから書く」といったスタンスでいることが大切なようです。

    ブログを書くときに活用しているアイテム

    それにしても、読んでいるとぐいぐいとフミコフミオワールドに入り込んでしまうフミオさんのブログ。フミコフミオさんの文章は、いったいどうやって紡ぎだされているのでしょうか?

    ブログを書くうえで必要としているアイテムを聞いたところ、次の4つが挙げられました。

    • 執筆用ガラケー
    • メモ帳
    • 辞書
    • ドトール

    むむ…?執筆用ガラケー…?ブログはガラケーで更新しているということですか?

    フミコフミオさん「最近はスマホのエディタで書くことも時々ありますけど基本はガラケー。ガラケーで書いてスマホにメールして貼り付けるという斬新な方法を採っています。パソコンは使いません」

    長い文章なのでてっきりパソコンで書いていると思いきや、まさかの携帯、しかもガラケーとは…!ガラケーとスマホの二刀流で更新している人気ブロガーなんて、めったにいないはず!

    メモ帳にはネタを書き溜めているのでしょうか?

    フミコフミオさん「メモ帳は野帳です。ネタ帳というよりは言い回しとか綺麗な文を見かけたらメモる感じで使ってます」

    野帳とは、屋外でのメモにも耐えうる、丈夫なつくりのメモ帳のこと。どこにでも持ち歩けるので便利ですね。美しい文章に触れる機会をつくることが、想像力の幅を広げる文章を生み出すコツかもしれません。

    そして、ブログの更新にはドトールを利用されているのだとか。

    フミコフミオさん「ドトールは有名コーヒーチェーンです。大事にしているのはブログを書くときはネット環境を断つことです」

    パソコンを使うとついネットサーフィンをしてしまいがち。ブログを書くときはあえてその環境を断つことで、集中するのがポイントのようです。

    人物を魅力的に描くコツ

    フミコフミオさんのブログに登場する人たちは個性が際立っていて目を引きます。ブログに人物を描くときに何かこだわっているところはありますか?

    フミコフミオさん「人のいい部分を見るようにすることです。どんなに劣悪な人物でも1ミクロンくらいはいい部分はあるものです。悪人にしない。これが大事です。イヤな人物のいい部分はたいてい物悲しくて面白いものなんですよ」

    人の嫌な部分を浮き彫りにするのではなく、イヤだと感じる人のいいところを拾い上げていくこと。人のいい面を見て描写していくことが、読んでいて楽しめるブログの秘訣のようです。

    ブログを書く時間の作り方

    仕事や生活に追われていると、ブログを書く時間をつくるのもなかなか難しいところ。日頃、サラリーマンとして働いているフミコフミオさんは、どうやって時間を捻出しているのでしょうか?

    フミコフミオさん「時間の考え方を変えました。僕の場合ブログを書く時間はだいたい40分から45分。書く時間帯は昼の休憩時と決めているので、その時間帯に45分の時間があるときだけ書くようにしています。無理に時間をつくるのではなく、書ける時間があるときは絶対に書くというスタンスです。不定期更新になってしまうのはタマにキズですが」

    フミコフミオさんは「書ける時間に絶対に書く」と決めているそう。時間がないときに無理をして書いても、内容の密度は下がってしまいます。「この時間にこれくらい時間があれば書く」と決めておくほうが気兼ねなく面白いブログを更新できるようです。

    次の人気ブロガーはあなたかも?

    書き始めると頭のなかが整頓され、あとで振り返ってみても面白いブログ。「文章なんて書けないよ…」と思っている人も、気軽な気持ちでスタートさせてみてはいかがでしょうか?

    今回お話を伺ったのはこの人!

    フミコフミオさん:日常生活を独自の視点から描く、人気ブロガー。思わずクスリと笑ってしまうような文章が見どころ!読み始めるならブックマーク必須です。

    (image by amanaimages1 2 3 4 5 6)

    このライフレシピを書いた人