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高校に1日も行かずとも大学へ行ける!?意外と知らない高卒認定試験とは

今でこそ高校から海外に飛び出す学生も増えてきているようですが、おそらく大多数の学生は当たり前のように中学から高校に進学し、色々あるでしょうが大学に進学される方が多いかと思います。

通常気にすることもないかと思いますが、大学に入学するには高校卒業を条件とする大学がほとんどです。しかし筆者のように海外から帰国したタイミングで高校に入れなかったり、様々な事情で高校にいけなかったりした方への選択肢の一つとして高等学校卒業程度認定試験(旧大学入学資格検定)、通称「高認」を今回ご紹介します。

高認とは?

高校は義務じゃない

その前にちょっとおさらいとして、ご存知の通り、日本では中学生までの9年間(小学校6年、中学校3年)義務教育とされています。この義務教育というやつがミソで、中学時代はまでは1日も学校にいかなくても”義務"教育ですので学校には席が用意されています。

しかし、高校以降は違います。どれだけ偏差値の低い高校でも、ヤンキーだらけの高校でも自主的に高校に行くという選択をしない限り高校にあなたの席はありません。

大学へのスタートライン

そこで登場するのが高等学校卒業程度認定試験、昔は大検、今は高認とかと呼ばれています。ちょっと長いですが文部科学相のHPから引用すると「様々な理由で、高等学校を卒業できなかった者等の学習成果を適切に評価し、高等学校を卒業した者と同等以上の学力があるかどうかを認定するための試験」とありますが、平たくいうと高卒相当の学力を持っているか測る試験となります。

この試験に合格すると、高卒程度の学力があるということで大学の入学資格が与えられ、もちろん大学受験は必要ですが大学に入るスタートラインに立つことができます。

高認のメリット

難易度は高くない

この試験、実態以上に難しそう…という世間のイメージがあるようなのですがそんなことはありません。あくまで大学入学のスタート地点に立ってもらうための位置付けなので出題範囲は高校1~2年生程度でしっかりと準備をすれば対応できますし、今は専門の塾や予備校も充実しています。

また、単純に偏差値の高い大学に入ることを目的とするならばこの方法にもメリットがあります。それは受験勉強に特化した学習に時間を割くことができるということです。そんなの高校に行っていても出来るじゃないかとツッコミを受けそうですが、意外にも今の高校生は受験勉強以外にも忙しく過ごしています。

文化祭を始めとする各種行事に加え、筆者が当時の友人に聞くところによると例え授業であってもそれぞれの受験の内容と関係ない科目や出題範囲を受けざるをえないことがあるらしく、熱心な高校生ほど化学の授業を受ける傍らで英語を内職して勉強する、みたいなことが発生しているようです。

その点、高認試験の合格者は早ければ学年でいうと高校1〜2年から受験勉強一本に絞って準備をすることが可能なため、自己管理しながら受験勉強に向き合うのは大変ですが受験勉強に向けて100%の時間を割くことができます。

もちろん部活や文化祭を始めとする高校行事等での経験は変えがたいものがあると思うので(筆者はこのあたり未経験なので話を聞くと羨ましくもあります)一概にはいえませんが、授業に出てまで他の科目を内職するくらいなら本末転倒ですね…。

選択肢の一つに!

以上脱線しながらも色々と高認について書かせて頂きましたが、選択肢として知られることなく高校〜大学にかけての進学を決められる方がほとんどかと思ったので紹介をさせて頂きました。高認が優れているとか、大変だとか言うつもりはまったくありません。

ただ、自分で振り返っても中高生は情報量も少なく、どのように情報を集めたらよいのかも大人に比べてわからないもの。この記事を読んで頂いた方が将来父親や母親になって(もちろん既に親となっている方も)、子供が進学に悩むことがあったときの参考にしてみてください。

(image by amanaimages)

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