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タクシー乗務員ならではの経験則!一般道の渋滞を回避するドライブテクニック

長期休みや年末年始には、普段は車に乗らない人が車で遠出する機会も増えることかと思います。だけど、久しぶりに車に乗ったら、信号のたびに長〜い足止めをくらった挙げ句、渋滞に巻き込まれてイライラ…なんてこともあるんじゃないでしょうか。「どうやったら混雑を切り抜けて上手に運転できるんだろう」ということは、ドライバーにとって永遠の課題ですよね。

そこで今回は、交通情報にくわしい日本交通のタクシー乗務員さん7名に、「一般道を渋滞にはまらずに走行する裏ワザ」を教えていただきました!行楽シーズンだけでなく、普段のお出かけのときにも覚えておきたいプロの道路術てんこもりです!

本記事は、2015年8月の取材情報をもとに執筆されたものです。

渋滞を切りぬけろ!一般道を走りこなすためには

道路を走っていて渋滞にまきこまれたとき、ほかの車がなかなか動けないでいる中、スイスイと軽やかに渋滞を切り抜けていくような車、いますよね。どうしてその車だけうまく走れるのか。たまたま?いいえ、そんなことはありません。混雑を回避して走行するためには、ちゃんとしたノウハウが存在したんです!

その1:混んできたら「左車線」!

スムーズな運転において、車線変更のタイミングはとっても大事!ふだんは右の追い越し車線のほうが速いけれど、渋滞になるとみんなが右車線へ移ろうとするため、意外と進みが悪くなってしまうのだそうです。なので、道が混んできた場合はあえて左車線を走ることが、渋滞につかまらないで切り抜けるためのポイント。

高速でも、混んできたら左車線を走ったほうがいいそうです!

また、環七などの道路によっては、「大型車は道の内側を走らなければいけない」というようなルールがあるため、右車線はよけいに流れが遅くなってしまうのだとか。

その2:混んでいるときはタクシーについていけ!

これは朗報!渋滞情報や抜け道を知らなくても、タクシーを追いかけて走っていると渋滞に巻き込まれずスムーズな走行ができますよ!

渋滞にハマらずスムーズに走行するためには、

  • 車線変更のタイミング
  • 信号のタイミング

を熟知していることが肝心。長年の経験によって道の知識が豊富なタクシー乗務員であれば、ふつうだと1時間かかるような渋滞を30分で抜けることもできるのだそうです!

なので、道が混んできた場合は乗務員さんの知恵にあやかって、タクシーのうしろをついて走らせていただきましょう!

ただし、地方はそもそもタクシーの数が少ないので、都心でないと使いにくい方法です。

また、「あの車は早く渋滞を抜けているな」というような車の行動を、普段からチェックしておくことも大切です。車線変更のポイントなども、まわりの車を見て学習していくと今後にいかすことができるでしょう。

その3:踏切のある道は避けろ!

とくにルートを考えずに走っていると、ついつい引っかかってしまうのが踏切。踏切がしまっているとそれだけで足止めをくらってしまいますし、渋滞の原因にもなってしまいますよね。道路渋滞が多い時間帯は、電車の本数も多いのだそうです。なので、朝はとくに踏切のある道はさけて運転しましょう。

駅から近い踏切ほど、通過待ちが多くて閉まっている時間が長いので気をつけて!

その4:渋滞のおこりやすい場所をみきわめろ!

行楽シーズンに長距離ドライブをするときには、自宅から高速に乗るまでのルートも、混みそうな場所はさけて決めておいたほうがいいでしょう。

交差点の作りと信号のタイミングが原因で、必ず渋滞がおこる場所というのは都内で何十箇所もあるのだそうです。乗務員のみなさんは、そういう場所はふだんからなるべく回避して走行しているとのこと。

都心で渋滞が起こりがちなのは、

  • 環八の瀬田交差点
  • 青梅街道
  • 朝の甲州街道を新宿に向かう方面(新宿御苑トンネル)
  • 川越街道の熊野町交差点

などだそうです。ほかにもいろいろあるらしいので、お出かけの際にはルートに渋滞ポイントがないか事前に調べておくといいでしょう。

家の近所などで工事がある場合、工事渋滞が発生することがあります。そのようなときは、誘導員にいつまで工事しているのかを聞いておくといいでしょう。そうすれば、工事が終わるまではその道は通らないでルートを決めることができます。

番外編:知っておきたい、道のトイレ情報

ドライブで知らない土地に行くときに、気になるのがお手洗い情報。一般道では、基本的にはコンビニや公園、ガソリンスタンドのトイレを使用するといいでしょう。ですが、「公益財団法人・東京タクシーセンター」が出している地図には、ふつうの地図にはないような公衆トイレの場所が書いてあるのだそうです!こちらはなんと一般の方でも購入可能!車でのお出かけが多い方は、ぜひゲットしておきたいところですね。

消防署がとっても親切!

消防署では、お手洗いを貸りることができるだけでなく、迷ってしまったときには道も丁寧に教えてくれるのだそうです!さらには、「この道はこの車体じゃ入れない」というような、道の幅についてまで教えてくれるのだとか!なんともたのもしいですね…。

地方だととくにトイレ休憩のできるコンビニも少ないので、なにか困ったことがあったり道に迷ってしまったら、まずは消防署を探しましょう。やさしい消防員の方々が助けてくれます!

知識をいかしてドライブ上手!

快適なドライブをするためには、たんなる運転技術だけでなく道にまつわる知識も必要です。今回教えてもらった裏ワザをいかして、ストレスのない楽しいお出かけを満喫してくださいね!

取材協力

今回お話を聞いたのは、日本交通株式会社、乗務員のみなさん。左から、

氏名 勤続年数
安田晴之さん 1年9ヶ月
桑原誠さん 2年11ヶ月
吉本明広さん 2年5ヶ月
リーダー・浅賀喜之さん 2年4ヶ月
リーダー・田口和徳さん 15年5ヶ月
八木真さん 2年3ヶ月
波止一宏さん 9年4ヶ月
乗務員の方々の年齢と勤続年数は取材時の情報になります。

(image by 筆者)

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