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搭乗前に知っておきたい!現役CAに聞いた、飛行機のトラブル解決法

出張などで飛行機をよく利用する方も多いこの頃ですが、いつも予定通りにいかないのが世の常。「遅刻して予定の便に間に合わないかも!」「欠航で時間ができちゃったけど、ラウンジって使えるの?」そんな疑問をJALの現役CAさんに聞いてきました!機内での疲れ防止や、足のむくみ・エコノミークラス症候群対策についてもオススメ用品を教えていただきました。CAさんが実際に使っているグッズも聞いてきたので、幅の狭い座席でも快適に過ごしたい方は知っておいて損はないはず!

ちょっとした出張から、海外でのビジネスまで、私たちが飛行機に乗る機会はいちだんと多くなりました。それだけに、「困ったな」「こんな時どうしたらラクなんだろう」と思うことも増えているはず。

今回は、日本航空株式会社の現役CAである、上松可奈子さん(以下、上松さん)に直撃取材。飛行機に乗るときの、いろいろな「困った!」を解決するコツやアイテムを教えていただきました!

CAさんが実際に使っているグッズなど、搭乗前に知っておいて損はない情報が満載です。

本記事は、2015年9月の取材情報をもとに執筆されたものです。

間に合わないかも!というときは

道が混んでいたり、電車に遅れが出たりと、思わぬことで「飛行機、間に合わないかも…」と冷や汗をかいた経験がある人はいるはず。

そんなとき、どうしたらよいでしょうか。

上松さん「空港に着く前でしたら、JALの予約センター(コンタクトセンター)、もしくは空港に直接お電話をいただければと思います。その状況にあわせて、お客様に最適なアドバイスができます」

急いだら間に合うのか、次の便に変更手続きをしたほうがスムーズなのかは、自分ではなかなか判断に迷うもの。実は飛行機の出発が遅れているなど、想定外の状況も考えられます。

飛行機を利用するときは、あらかじめ予約センターや空港の電話番号を控えておきましょう。万が一の事態でも航空会社と直接やり取りができ、安心です。

上松さん「空港にご到着後であれば、地上係員を見つけ次第、声をかけてください。お時間を過ぎているようでしたら、どのスタッフにお知らせいただいてもすぐに搭乗口までご案内ができます。場合によっては走っていただくことになるかもしれませんが…」

たくさんの人がいる中を全力でダッシュするのは少し恥ずかしい…そんな人は、遅れることが分かった時点で係員さんにすぐ伝えるようにしましょう。

初めての空港でもスムーズに利用するコツ

地図で見るべきポイント

これまで利用したことのない空港に行くとき、地図でチェックしておくべきポイントはありますか?

上松さん「ご利用になる便のターミナルを確認してください。広い空港ですと、バスなどで移動することもあります。搭乗時間は決まっているので、先に確認しておくとあわてずに乗ることができますよ」

例えば成田空港。2015年の4月にはLCC専用の第3ターミナルがオープンしたことで話題になりましたが、位置関係や乗り入れている航空会社をよく知らないまま行くと「どっちに行けばいいの?」「このバス停で合ってるのかな?」と、不安になりますよね。

地図をチェックするときは、つねに自分の動線を頭の中に描くようにしましょう。

ステータスがなくてもラウンジが使える

空港のラウンジを利用できるのは、ファーストクラスに乗るような人だけ…ではないんです!

上松さん「クレジットカードでラウンジが利用できる空港もあります。ゆっくり過ごせて、飲み物などのサービスもありますので、ぜひご利用条件をご確認いただくと良いかと思います」

カードの種類によっては無料ではなく割引料金になったり、サービスの範囲なども変わってくることがあるので、旅行前にしっかり確認しておくとよいでしょう。

また、飛行機をよく利用する人なら航空会社のクレジットカードを作るのもひとつの手です。例えばJALでは以下のようなサービスがあるのだとか。

上松さん「JALカードの一種『JAL CLUB EST』では、特典としてサクララウンジを年に3回ご利用いただけます。20代のお客様を対象にしたカードなのですが、ラウンジでゆったりと過ごしてみたいという方にはおすすめです」

羽田空港の国内線サクララウンジは一般のお客様でも有料(3,000円)で利用できます。「JAL CLUB EST」の特典であるラウンジクーポンを使えば無料(年3回)になります。JALグループの国内線に乗るときのみ適用されますが、ラウンジで一流のサービスを受けてみたいという方はぜひ。

詳細はこちらから:JAL CLUB EST

あると便利なグッズ

スーツでもぐっすり眠るには

仕事で飛行機を利用するときなど、スーツでなければならない場面もあります。本当はゆるっとした服装がいいのは知っているけれど、背に腹は代えられない…少しでもリラックスするには、どうしたらいいでしょうか。

上松さん「スーツでいらしている方は、ジャケットを脱いでカーディガンを着られると動きやすいですね。アイマスクや耳栓、空気を入れて使う枕など、お気に入りのものを見つけておくとぐっすりお休みになれるかと思います」

シャツやトップスだけでは寒いこともあるので、ゆとりのあるカーディガンなどはおりものを1枚準備していきましょう。ジャケットにしわがついたり、型崩れしたりといった事態も防ぐことができますです。

アイマスクや耳栓、枕は自分で何点か試してみて、手触りや使い心地に納得のいくものを。着いてすぐ会議というときに、機内で眠れなかったら悲惨ですよね。

エンジン音などの騒音のみをカットし、アナウンスや人の声は聞こえるように設計されているデジタル耳栓もおすすめ。コードでつながっているので、紛失の恐れもありません。

冷え対策

夏場でも座席によっては冷房がよく当たり、想像していたより寒くて困った…そんなことはありませんか?冷えは万病のもと、しっかり対策していきましょう。

上松さん「お湯を入れるだけであたたまる湯たんぽがおすすめです。滞在先のホテルでも使えて便利ですよ。あとは生地が気持ちよいなど、自分がリラックスできるようなアイテムがあるといいですね。もこもこの靴下や、はおりものをおすすめします」

小さいサイズのものやキャラクターものなど、たくさんの種類の湯たんぽが売られています。お湯は乗務員の方にお願いすればもらえるそうです。

機内でも毛布の貸し出しはありますが、生地のさわり心地などは好みが分かれるところ。少しでも気持ちよく過ごすには、お気に入りのあったかアイテムがあるとよさそうですね。

むくみ・旅行者血栓症対策

気圧の関係でどうしても起こるむくみ。最小限に抑えるには、どうすればよいでしょうか?

上松さん「折りたためるようなスリッパがあると足がラクです。女性は着圧ソックスを履いていらっしゃる方が多いですね。ツボ押しグッズもリラックスできておすすめです。なお、国際線には機内に青竹踏みを準備していますので、お声をかけていただければご案内できます」

機内に青竹踏みがあるとは驚きですね!むくみ対策のグッズがあるのとないのとでは、到着時の疲労感が段違いです。なお、JALではハワイ線ならエコノミークラスでもスリッパの用意があるそうです。

ちなみに、到着の直前に革靴やパンプスを履こうとすると、むくみで足が入らない可能性があります。長いフライトのときは特に、数時間前から靴に足を入れるなどして、慣らしておきましょう。

また、トイレに立ったときや、疲れを感じたときなどに軽く体を動かすのもおすすめだそうです。

上松さん「CAは、乗務前に1分ほど全員でストレッチを行っています」

実際に皆さんが行われているというストレッチは、こちらの本にまとめられています。

疲れをとってくれるものや、ボールを使ってできるものなど、日常でも使えるさまざまなストレッチのやりかたが載っています。

乾燥対策

機内での乾燥対策を怠ると、のどがガラガラになって声が出なくなったり、肌がテカったりしてしまいます。化粧崩れの原因にもなる乾燥ですが、到着時にもきれいなメイクを保っているCAの方は、どんなグッズを使っているのですか?

上松さん「水を入れると紙が水分を吸って蒸発する、簡易加湿器が便利です。電気がいらないのですぐ使えますし、持ち運ぶときも水を捨てれば、カバンの中が濡れる心配はありません」

お客さまに教えてもらったことで、上松さんも実際にプライベートで使うようになったのだそう。場所をとらないので、エコノミークラスでも気兼ねなく使えますね。

上松さん「化粧水をスプレー容器に入れて持ち込むのも良いと思います。たっぷりと保湿した上にマスクをすると、乾燥対策になります」

最近ではフィルターをセットして使う「ぬれマスク」というタイプのものも人気があるようです。

のどをガラガラにしないためにも、マスクは必須アイテム。女性のお客さんには、アイマスクとマスクの合わせ技で熟睡する人もいるのだそうです。すっぴんを隠すこともできるので、周りが気になるという方は試してみては。

ちょっとした工夫で、より快適な空の旅に

日々進歩している空港や航空会社のサービス。しかし、飛行機にはたくさんの人が乗っていますから、場合によっては1人の要望に完全に対応しきれないこともあります。

自分でも下準備をしっかりしておけば、気持ちにも余裕が生まれるもの。CAさんのアドバイスを参考にして、前回よりもさらに快適に過ごせるよう、工夫してみてはいかがでしょうか!

取材協力

日本航空株式会社
広報部企画グループ
キャビンアテンダント
上松 可奈子 さん

(image by 日本航空株式会社)
(image by nanapi編集部)
(image by amanaimages 1 2)

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