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優雅な紅茶生活を!本場英国式、アフタヌーンティーの楽しみ方

家事や仕事をがんばる女性にぜひおすすめしたいのが、紅茶習慣です。疲れている時においしいお茶を飲むと、ホッとリラックスできるだけでなく、紅茶は大人の嗜みとしてもとても素敵な趣味ですよね。紅茶にお菓子、お気に入りのティーセットを用意したら、それだけでうっとり優雅な気分に浸ることができます。これから紅茶を始めようと思っている方のために、ぜひ知っておきたい、本場イギリススタイルのアフタヌーンティーについて、ご紹介したいと思います。

家事に仕事にと、時間に追われる忙しい毎日の息抜きに、ティータイムを取り入れてみてはいかがでしょうか?こだわりの紅茶やお気に入りのティーセットを集め、「英国式アフタヌーンティー」で午後のひとときを優雅に彩りましょう。

今回は、自由が丘に店舗をかまえる、英国風ティーサロン「メイフィールド」の谷容子さんに、「本場イギリス流の紅茶の楽しみ方」について教えていただきました。

「アフタヌーンティー」とは?

イギリス生まれの「アフタヌーンティー」は、少し遅めのおやつのような喫茶習慣です。紅茶と一緒にお菓子などの軽食を楽しむだけでなく、とくに女性向けの社交文化としても、古くから活用されていました。

アフタヌーンティーの場合、おやつ代わりの軽食としては、出されるお菓子の量がちょっぴり多めです。イギリスの上流階級の場合、オペラなどの観劇後だと夕食が21時以降と遅くなってしまうことが多かったそう。そのため、午後の時間にしっかりとお茶菓子を食べ、遅い時間の夕食までにお腹が空かないようにしていたのだといわれています。

イギリスの紅茶事情とは?

日本でよく飲まれている紅茶といえば、「ダージリン」「アールグレイ」などが代表的ですよね。ですが、イギリスでは「イングリッシュ・ブレックファースト」という種類の紅茶が、特に好まれているそうです。

日本人にはあまり馴染みのない名前の「イングリッシュ・ブレックファースト」は、アッサム(インド)やセイロン(スリランカ)などの茶葉をミックスさせた、ブレンドティーなのだとか。そのため、種類は同じであっても、メーカーによって配合などが変わってくるのだといいます。

また、アールグレイも「ベルガモット」という柑橘系のフレーバーが付けられており、こちらの香りの調合もメーカーによって違いがあるそうです。

谷さん「メーカーだけでなく、国ごとにも味や香りに違いがあります。私が飲んだところで一番合うのは、イギリスのものですね。ドイツやフランスのお紅茶もありますが、やっぱり香りの付け方がちょっと違うんですよね」

おすすめは「テイラーズ・オブ・ハロゲイト」

1886年創業の「TAYLORS of HARROGATE(テイラーズ・オブ・ハロゲイト)」は、ヨークシャー地方のハロゲイトという温泉地に店舗をかまえる紅茶ブランドです。ロイヤルワラントであるこちらの紅茶は、イギリス国内ではもちろん、日本でもとても人気のある格式高い商品になっています。

「ロイヤルワラント」とは:王室御用達のこと。イギリス国内では、現在約850ほどの企業などが認定されています。

イギリス流は「ミルクティー」

イギリス人が大好きな紅茶の飲み方は、ミルクをたっぷり入れたミルクティー。もちろん人によって好みはまちまちではありますが、イギリスではほとんどの場合、紅茶にはミルクが付き物なのだそうです。

谷さん「日本では、多めのミルクで淹れた紅茶のことを『ロイヤルミルクティー』といいますが、イギリスにはそういう呼び名はないんですよ」

そもそも、イギリス独自の文化としては、ミルクで紅茶を煮出すような飲み方はほとんどないのだそうです。なので、日本でいうロイヤルミルクティーのような立ち位置としては、インド生まれの「チャイ」などが飲まれているそうです。

また、日本では喫茶店で紅茶を頼むとほとんどの場合「ミルクですか?レモンですか?」と聞かれますが、「レモンティー」もイギリスにはほとんどないのだそうです。

谷さん「海外だと、緑茶にも砂糖が入っていたり香りのついたものも多く販売されていますよね。それは日本人から見るとちょっと違和感がありますが、イギリス人からみたレモンティーもそのような感じなのかもしれません」
「ロイヤルミルクティー」は日本人が作った呼び名!「レモンティー」も元々はイギリスにはない飲み方なんです。

紅茶のお供には、やっぱりお菓子!

イギリスでポピュラーなお菓子といえば、ショートブレッドなどのビスケット類だそうです。あとは、紅茶のお供といえばスコーンが日本でも有名ですよね。

谷さん「もちろん、紅茶と一緒にケーキを食べる方もいますが、イギリスのケーキは基本的に焼き菓子。日本のショートケーキのように、スポンジがフワッとしているものはあまりなくて、どっしりとした生地のものが多いです」
ちなみに、日本人がケーキと聞いて真っ先に思い浮かべる「イチゴの乗ったショートケーキ」というのも、じつは日本式!海外にも「ショートケーキ」という名前のお菓子自体はありますが、ビスケットを使ったサクサク生地だったりと、日本で出されるショートケーキとは全然違ったものなのだそうです。

ティーフーズを食べる時のマナー

アフタヌーンティーの際に、ティーフーズ(軽食)が盛りつけられている一般的なティースタンドは、三段のものが多いです。基本的には、

  • 下段:サンドイッチ
  • 中段:ケーキ類
  • 上段:スコーン

となっており、下段のサンドイッチから食べるのが正しいマナーです。サンドイッチやスコーンはスタンドから直接食べるのではなく、一度自分のお皿に移してからいただくようにしましょう。

スコーンは、そのまま丸ごと食べたり、ナイフで細かく切って食べるのはマナー違反。横にふたつに割ってから、クリームやジャムを一口分ずつ塗って食べましょう。

ティーセットにもこだわりを!

ティーバッグで紅茶をいれるのも便利ではありますが、ティータイムをゆっくり過ごすのであれば、リーフティーを使ってみてはいかがでしょうか。ポットとティーカップ、お気に入りのティーセットをテーブルに揃えれば、それだけで雰囲気もグッとよくなりますよ。

「WEDGWOOD(ウェッジウッド)」や「Royal Worcester(ロイヤルウースター)」など、紅茶に合わせて、ティーセットもぜひロイヤルワラントのものを選んでおきたいところです。

ティータイムで癒やしのひとときを

「紅茶って高そうだし、趣味として始めるにはなんだか敷居も高いのでは…」と思う方も多いかもしれません。ですが、茶葉は安くておいしいものもたくさんあります。また、イギリス人の多くは、普段はマグカップにティーバッグを入れるスタイルで紅茶を飲むのだそうですよ。

あまり気負いはせず、まずは紅茶をひとくち飲んで、忙しい生活を忘れてホッと息をついてみてはいかがでしょうか。

取材協力

英国風サロン「メイフィールド」:自由が丘に店舗を構え、イギリス在住経験のあるご夫婦が営む英国風紅茶やお菓子・料理のお店。イギリスの家庭やティールーム、パブで出される料理を提供するほか、英国製品の販売や、ワークショップやイベントなども開催している。

メイフィールドさんは休業日の多いお店なので、お店に足を運ぶ際には、事前に営業日を確認してみてくださいね。

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