お食事の用意は毎日のことなので、いつもいつも手間ひまをかけた料理をというわけにはいきませんよね。ただ、似たようなメニューが続いてしまったときの週末などには、ちょっと凝ったものを作ってみたくなりせんか。
筆者は、メニューのアイデアが出てこないときには、InstagramやSnapDishといった写真投稿のSNSを見たりします。料理を職業にしていない方でも、とてもきれいで美味しそうな写真を投稿されていて見ているだけでも楽しめます。その中でも、ひとつのお皿に色々と盛りつけたワンプレートは、きれいにできあがるとカフェのご飯みたいでとても楽しいですね。
ここでは、タイ料理の「ガイヤーン」という鶏肉のグリルと、それをワンプレートに仕上げた料理の作り方をご紹介します。
材料(2人分)
ガイヤーン
- 鶏もも肉:2枚
- にんにく:1片
- ナンプラー:大さじ1
- オイスターソース:大さじ1
- 醤油:大さじ1
- 砂糖:小さじ1/2
ベーコンと小松菜の混ぜご飯
- 白米:2人分
- 手羽先:5~6本
- ベーコン:1枚程度
- 小松菜:1把
- 生姜:スライス2枚程度
- 長ねぎ:青い部分を1本分
- 砂糖:少々
- 塩:少々
- コショウ:少々
その他の材料
- サニーレタス:2~3枚
- アスパラ:2本
- ミニトマト:5~6個
- 卵:1個
作り方(調理時間:90分 ※肉を漬けておく時間を除く)
STEP1:肉の漬けだれを作る
にんにくをつぶして芽を取り除き、スライスします。
スライスしたにんにくと、ナンプラー、オイスターソース、醤油、砂糖を、大きめのボウルで混ぜ合わせます。
STEP2:鶏肉を漬ける
余分な脂を取り除き、厚みがある部分を切り開きます。
下ごしらえした鶏もも肉を漬けだれに入れて、たれを揉みこみます。
ラップを被せて冷蔵庫で寝かせます。
STEP3:手羽先の下ごしらえ
水気をキッチンペーパーで拭き、塩・胡椒で下味をつけます。
STEP4:お米をセットする
研いだお米を炊飯器に入れ、スライスした生姜と長ねぎの青い部分、砂糖を入れます。
STEP5:手羽先を焼く
皮目を下にして、手羽先を強火で焼きます。焼き目がつくまで1~2分ほど焼きます。裏返して身の方を30秒ほど焼きます。
焼いた手羽先を炊飯器に入れます。
STEP6:ご飯を炊く
手羽先を焼いたフライパンに、ご飯を炊く分量の水を入れて強火にかけます。沸いたら木べらで鶏肉の油をこそげ落とします。
炊飯器に油をこそげ落とした水を入れ、通常の時間でご飯を炊きます。
STEP7:ゆで卵を作る
卵の丸い方をスプーンで軽くたたいてひびを入れます。
小鍋に卵と水をお玉1杯入れて、フタをして強火にかけます。強火で5分茹で、火を切ってフタをしたまま5分ほどおいておきます。水で冷やして殻をむきます。
STEP8:アスパラとミニトマト、サニーレタスの下ごしらえ
アスパラの根元の方の固い皮をピーラーでむき、5cm程度の長さに切ります。
ミニトマトを半分に切ります。
サニーレタスを適当な大きさにちぎり、氷水に浸けておきます。
STEP9:鶏肉を焼く
魚焼きグリルを温めて、身の方を火に向けて入れます。
アスパラの茎の部分も空いているところに並べます。弱めの中火で15分ほどじっくりと焼きます。
軽く焼き目がついたら、ひっくり返します。
アスパラの穂先とミニトマトを入れます。強火にして皮目の方を4~5分ほど焼きます。
皮全体に焼き目がしっかりとついたら火を切ります。
STEP10:小松菜とベーコンを切る
小松菜を洗い、1cm程度の長さに切ります。
ベーコンを5mm角程度の角切りにします。
STEP11:ベーコンを炒める
フライパンを温め、油をひかずにベーコンを弱めの中火で炒めます。焼き目がつく程度まで2分ほど炒めます。
STEP12:小松菜を炒める
フライパンに小松菜を入れ、中火で30秒ほどさっと炒めます。
STEP13:ご飯と混ぜる
炊き上がったご飯と炒めたベーコン、小松菜をボウルでさっと混ぜます。
STEP14:完成!
大きめのお皿に、焼きあがった鶏もも肉、焼いたアスパラとミニトマト、混ぜご飯、水を切ったサニーレタスと、ざく切りにしたゆで卵を盛りつけてできあがりです。
作り方のコツ
ワンプレートに仕上げるときには、具材の色の種類を増やすことを意識すると彩りが良くなります。赤や黄色は意識して入れてください。今回使った材料以外にも、パプリカやカボチャなどが使いやすいと思います。
おわりに
手順が多いように見えますが、大きくは以下の手順になってます。
- 1:鶏もも肉を漬ける
- 2:ご飯を炊き始める
- 3:ご飯の炊きあがりに合わせて鶏もも肉を焼く
- 4:炊き上がったご飯に、炒めたベーコンと小松菜を混ぜる
- 5:盛りつける
あとは、鶏もも肉と一緒に野菜を焼いたり、合間にゆで卵を作っているだけですので、落ち着いてみればそれほど複雑ではありません。
最後は、きれいに盛りつけるだけです。あなたのセンスを生かしたお洒落なワンプレートに仕上げてください。
(image by 筆者)