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    誤解しそうな北海道弁を覚えておこう

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    マンガやテレビドラマなどの舞台として使われる事が多いため、北海道弁もかなり一般に知られるようになってきました。

    「めんこい(可愛い)」とか「しばれる(凍りつくほど寒い)」と言った独自の言葉の北海道弁でしたら、皆さん、それなりにピンとくるかもしれませんが、難しいのは、従来とは言葉の使い方が違う北海道独特の表現です。

    解釈を間違えますと、とんだトラブルにもなりかねませんので、その種の北海道弁ばかりを、まとめてみました。

    北海道民独特の言い回し

    手袋をはく

    比較的有名な言い回しですが、北海道人は手に手袋をはきます。(手袋を)「はめる」とか「つける」とは、まず言わないのです。「はめる」が正しい日本語だと知らない北海道人も多いです。

    だから、道産子(北海道人)が「手袋をはく」と口にしても、ヘンな想像をして笑ったりしては絶対にいけません。

    ○○があたる

    よくあるのが、昼飯つきの仕事をした時など。昼休みに、皆に弁当が配られたあと、仕事の依頼者(の北海道人)が、こんな風にたずねてくる事があります。

    お前、弁当あたったか?

    知らない人は、こう聞かれると、訳が分からず困惑するそうですが、実は「あたる」とは「もらう」という意味で、「弁当もらったか?」と聞かれたのです。

    うっかり「弁当にあたって、腹が痛くなってないか」と誤解してしまう人もいるそうです。その解釈で「いいえ」なんて答えたら、弁当を一つ、よけいにもらえてしまいます。

    ゴミを投げる

    これも、比較的知られるようになってきた北海道独特の言い回しです。

    北海道ではゴミを投げます。「ゴミを捨てる」事を「ゴミを投げる」と言うのです。道産子に「ゴミ投げて」と言われても、決してその人にゴミをぶつけたりしてはいけません。

    で、ゴミを投げにいく場所がゴミステーションです。口じゃ「ゴミステーション」とはあまり言いませんが、ゴミ捨て場(回収場所)の看板にそう書かれてある所がけっこう多いのです。

    ガス

    霧深い山道を自動車で走ってたりすると、いっしょに乗っている道産子がこう口走る事があります。

    今日はガスが多いな。

    外で有毒ガスでも発生したのかとか、車内で黙ってオナラをした事がばれたんじゃないかとか、びっくりしてはいけません。

    北海道では「霧」を「ガス」と呼ぶ人がいるのです。語源はgas(気体)でしょうから、必ずしもおかしな使い方でもないんですけどね。

    こわい

    こわいから、ちょっと休まない?

    運動や労働の最中に、道産子がひょっこり口にするセリフです。

    「怖い」から休みたいのではなく「疲れた(=こわい)」から休もうと言っているのです。 勘違いして、臆病者だと呆れたりしてはいけません。

    もちろん、北海道民も「恐ろしい」事を「怖い」と言いますが、むしろ、よく使われる言い回しは「おっかない」です。

    おわりに

    方言は、逆に、使っている人の方が方言だと気付いてない事も多かったりします。

    私は生粋の北海道生まれ、北海道育ちなのですが、普段、当たり前のように使っている「ちょす」とか「ばくる」なども方言だったなんて、しばらく気が付きませんでした。

    「ばくる」や「ちょす」の意味は、こちらで調べてみてください。
    ウィキペディア「北海道方言」
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