1. 趣味
    2. 【冬の女王】広瀬香美流でだれでも実感!高声ボイスを出す方法

    暮らしの情報サイトnanapi 更新停止のお知らせ

    2019年6月30日(日)をもって更新を停止致します。詳しくはこちらをご確認ください。

    【冬の女王】広瀬香美流でだれでも実感!高声ボイスを出す方法

    キーの高い曲をサラッと歌える人って憧れますよね。実は、コツさえ分かれば誰でも高い声を出せるようになるって知っていましたか?

    今回は、4オクターブの音域を持つアーティスト・広瀬香美さん流、誰でも高音が出せるようになるトレーニング方法をご紹介します。

    お話を伺ったのは、広瀬香美音楽学校の副校長・岩崎衣理先生です。これで、あなたも「冬の女王」になれるかもしれませんよ!

    高い音が出る声帯のしくみを知ろう!

    そもそも高い声は、どうやったら出るのでしょうか?「声帯」を真上から見た図を見てみましょう。

    「仮声帯(かせいたい)」「声帯筋(せいたいきん)」と呼ばれている部分をうまく調節すると、「声帯」が動いて声が出ます。

    この声帯と仮声帯は高音域になるにつれて、前後に伸びていきます。以下の図1〜図3をご覧ください。

    図1から図3にかけて、低音域から高音域になりますが、声帯が前後に伸びていくのがわかりますよね。声帯を伸ばすことで張りが強くなって、声も高くなるわけです。逆に、横に広がっていると低い声になります。

    では、どうすればこの声帯をうまく使えるのでしょうか?

    広瀬香美さんも続けている筋トレを実践!

    高い音も低い音も、「良い音」を出すには、2つの要素が大事になってきます。

    1つは「息の量」。そしてもう1つは、息を送るために身体を使うことが必要になります。

    喉だけで声を出そうとすると声が枯れてしまいますが、筋力を鍛えれば「身体で歌う」ことができるようになり、喉に負担をかからないといった効果もあります。

    広瀬香美さんが今でも続けているという筋トレをご紹介します。

    下半身を鍛える

    まず「下半身」を鍛えるためにスクワットをしましょう。声を安定させ、芯のある声を出すために下半身の力が必要です。

    背筋を鍛える

    声を安定させるには「背筋の力」も必要です。背筋を鍛えると肩甲骨を柔軟に動かせるようになります。肩甲骨を動かすと肋骨が広がって、肺に息がたくさん入るようになるのです。

    週1〜2回からでも効果あり

    広瀬香美さんはこの筋トレを毎日50回✕3セットやっているそうです。

    さすがに素人が同じ回数をやろうとすると筋肉痛になってしまいますよね。最初は自分のできる範囲からでかまいません。筋肉痛がなくなってきたら回数を増やすのがオススメ。

    最初は週に1〜2回スクワットや背筋を行うだけでも、かなり変化があるそうです。

    高音ボイスを出せる!3つのトレーニングメソッド

    これからご紹介するトレーング方法はどれも簡単で、すぐに効果が実感できます。人によってはコツをつかむのに時間がかかるかもしれませんが、継続すれば必ず身につくので、ぜひトライしてみてください。

    1. 「声の出発点はお尻」を意識する

    まず、「声の出発点はお尻」ということを意識します。

    でもなぜお尻?って思いますよね。喉から声を出そうと思うと、喉に負荷がかかり「喉声」になってしまいます。

    ところが、お尻から口まで一直線に体の中を通って声を出るイメージを持つと、声の出発点から出口までの距離が延びるので、息の量が増えて、喉声ではなく安定した声が出しやすくなります。

    岩崎先生「コツはおならを我慢するような感じをイメージすること。お尻の穴をギュッと締めると自然と「丹田」に力が入ります。この丹田に力が入ると芯のある安定した声を出せるようになります。でも、初心者には丹田の場所がわかりづらいので、最初のうちはお尻の穴を締めることを意識しましょう

    2. 「キリンの首になる」ことをイメージする

    その名の通り、キリンのように首を長くするイメージで首を伸ばすと自然と姿勢が良くなります。そうすると、気道がまっすぐになり息が通りやすくなります。

    キリンの首を意識して発声してみてください。喉の一点を意識しなくなるというメリットがあります。

    3. 「頭上の風船」をパンッと割るイメージで

    頭の真上に風船が浮かんでいる様子、そして、お尻から風船まで一直線になっている様子をイメージしましょう。その風船を息でパンっと割るイメージで声を出します。

    お尻から風船を意識した音は、体の中を素早く通るだけなので喉には負担がかかりません。息がたくさん出ることで高音を出しやすくなります。

    そのときに声を「前」に出そうとしてはいけません。力が入って喉に負担がかかるので、必ず声は「上」に出すことを意識してください。

    トレーニングする際の注意点

    ご紹介した3つのトレーニングメソッドはいかがでしょうか?

    「お尻の穴」「キリンの首」「風船を割る」、この3つで声の出し方が変わったことが実感できるはずです。

    ただし3つのトレーニングメソッドを同時にやるのは難しいので、最初は1つだけ、慣れたら2つを組み合わせてやってみる、といったように、付け足していく方法がオススメです。自分が得意なものからやって、自然と体に染み付くようにしましょう。

    また、最初から練習しすぎると声帯を傷つけてしまいます。多くても30分〜1時間くらいで練習を終わりにしましょう。練習を重ねて喉が枯れなくなってきたら、練習時間を増やしても大丈夫です。

    岩崎先生「このトレーニング法を実践するだけでも、音域が少し広がったことを実感できると思います!最初は慣れないかもしれませんが、恥ずかしがらずにやってみてください」

    役立つアイテム

    さらに歌がうまくなりたい人のために、トレーニングするときに役立つアイテムを岩崎先生に教えていただきました。

    鏡を使う

    鏡を見ながら練習すると、より効果的です。笑顔を意識してみましょう。頬が上がり、高音が出しやすくなります。「キリンの首」ができているかなど、姿勢もチェックできますね。

    スマホなどで動画を撮る

    自分が歌っている姿を動画で見ると、鏡でも気づかなかった部分や、自分の声を客観的に聴くこともできます。良いところも悪いところも発見できるというメリットがあります。

    岩崎先生「もちろん声質などの先天的要素や、音感などの音楽の素養などは、それぞれ異なりますが、メソッドを実践すれば高音は誰でも出せるようになります。そして、トレーニングを積めば積むほど歌が上手になりますよ

    今回お話を伺ったのはこの方!

    広瀬香美音楽学校副校長 Master講師・岩崎衣理先生

    広瀬香美音楽学校の副校長として、講師指導やプロアーティストのレッスンも担当。メディア出演、有名アーティストのツアーコーラスなどを務める傍ら、シンガーソングライターとしても活躍している。

    (image by 広瀬香美音楽学校)
    (image by amanaimages12)
    (イラスト: 大塚あづさ)

    このライフレシピを書いた人