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    テフロン加工が長持ちする!プロのフライパンお手入れ方法

    テフロン加工のフライパンって焦げ付かないし、洗うのも便利。でも、いつの間にかダメになったりしますよね。実はそれ、基本的な使い方が間違っているのかも?テフロン加工のフライパンが長持ちする日頃のお手入れ方法をプロから聞き出してきました!

    テフロン加工のフライパンは、焦げ付かず、食材がくっつきにくいからよく使っているという人も多いのではないでしょうか。

    よく聞くテフロン加工とは、アメリカのデュポン社の登録商標で「フッ素樹脂加工」の一種です。ツルツルにコーティングしてあるから、料理をするのも洗うのも楽ちん。

    でも、いつの間にか剥げてしまった、表面がボコボコになって使えなくなってしまった…なんてことになったらもったいない!なるべくテフロン加工を長持ちさせたいですよね。

    今回は、テフロン加工のフライパンの基本的な使い方やお手入れ方法を、合羽橋の料理道具店「飯田屋」6代目・飯田結太さんに教えていただきました。

    本記事は、2017年5月の取材情報をもとに執筆されたものです。

    テフロン加工を長持ちさせる5つの使い方

    その1:ヘラは「金属製以外」を選べ!

    テフロン加工のフライパンの中には、「金属製のヘラが使える」とうたっているものもありますよね。でも、実は「本当は使わない方がいい」と飯田さんは言います。

    飯田結太さんがおススメする選ぶべきヘラは、以下の3種類。

    • 竹や木などの「天然素材」
    • シリコンなどの「ゴム製」
    • ナイロンなどの「樹脂製」

    テフロン加工を少しでも長持ちさせたいなら、傷つきやすい素材の調理道具は接触させないようにしましょう!

    鉄製やステンレスなどの「金属製のヘラ」は使わないのがポイント!

    その2:火加減は「中火以下」が鉄則!

    火加減は、必ず中火以下にしましょう。「強火調理は絶対ダメ!」と飯田さん。

    テフロン加工の耐熱温度は、おおよそ250~270度。この温度は、1分ほどフライパンを強火で加熱すると、すぐに達してしまいます。

    またテフロン加工のフライパンは、基本的にボディの材質がアルミ。アルミは熱伝導がいいため、熱が伝わりやすく、その点からも強火だとテフロン加工がダメになってしまうのです。

    ちなみに、空焚きも絶対ダメ!ですよ。

    強火調理が得意なのは「鉄のフライパン」です!

    その3:食材の入れっぱなしはNG!

    テフロン加工のフライパンには、ピンホールという無数の穴が開いています。

    調理した食材をフライパンにずっと入れておくと、そのピンホールに食材の液体が入り込んでしまいます。フライパンの表面が気泡のようにボコッとなるのは、これが原因かも。

    テフロン加工のフライパンであれば、調理した食材はすぐに別のお皿に移すように心がけましょう。

    水分の多い食材は長時間入れないようにしましょう!

    その4:スポンジは「研磨粒子なし」を使う!

    ほとんどのスポンジには、研磨粒子が入っています。研磨粒子は、こびりついた汚れをすばやく落とすために有効ですが、非常に硬い物質なのでフライパンが傷だらけになることも。

    スポンジを選ぶときは、研磨粒子なしのものを選びましょう。

    研磨粒子ありのスポンジは、食器やお鍋などに使い、研磨粒子なしのスポンジはテフロン加工のフライパンに…と使い分けるのもおすすめ。

    その5:フライパンは冷ましてからお湯洗いを!

    調理後の熱いフライパンをそのまま流水につけて「じゅぅうう!」なんてしていませんか?

    実は、熱したフライパンを冷水で洗うと、金属が収縮してしまい割れが生じる原因に。

    一番いいのは、フライパンが冷めてからお湯洗いをすること。冷めて固まった油をお湯で浮かして、中性洗剤を泡立ててまんべんなく洗えば、油汚れもスッキリ落とせます。

    ゴシゴシ洗わずに、フライパンを傷つけないように適度な力で洗うのがポイント!

    焦げ付きにくいフライパンでずっと快適に

    テフロン加工を長持ちさせるコツは5つ。テフロン加工のフライパンを使っているよ!という人は見直してみて。

    ちなみに、これはセラミック加工のフライパンの手入れも同様!ぜひ参考にしてみてください。

    • 金属製以外のヘラをつかう
    • 中火以下でつかう
    • 調理済みの食べ物はすぐに皿にうつす
    • 研磨粒子なしのスポンジで洗う
    • 冷ましてお湯洗いをする

    テフロン加工は使い心地もよく便利ですよね。長持ちする使い方で、いつまでも快適なお料理タイムを楽しみましょう!

    取材協力

    飯田結太さん
    大正元年に創業された料理道具店「飯田屋」の6代目。料理グッズは8500アイテムを揃え、フライパンだけでも150種類、卵焼きサイズのフライパンも合わせると200種類も取り扱っている。客層は料理人から主婦まで幅広い。個人的にもフライパンを60枚も所有し、日々試している。

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    (イラスト by mako-to)
    (image by nanapi編集部)

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