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    ちょっと珍しい素材のフライパン!ステンレス、チタン、銅の特徴とは?

    フライパンの素材は、一般的に鉄とアルミが多く使われていますが、他にもステンレス、チタン、銅で作られているフライパンもあります。それぞれどのような違いがあるかご存知でしょうか?

    料理道具屋「飯田屋」の6代目・飯田結太さんに、ステンレス、チタン、銅フライパンの特徴を教えていただきました!自分に合った素材はどれかチェックしてみてくださいね!

    本記事は、2017年5月の取材情報をもとに執筆されたものです。

    ステンレスフライパンの特徴

    IHに適した材質

    ステンレス製のフライパンは、IHが普及してから頻繁に使われるようになった素材で、それまでは今ほど世に出てはいませんでした。その理由は、食材がこびりつきやすく、熱伝導が極端に悪いからです。

    ステンレスは表面がつるつるで油が極端に馴染みにくいため、とくに肉や卵などのタンパク質が多い食材はくっつきやすくなってしまいます。

    熱伝導が悪いということは、言い換えると蓄熱性が良いということ。熱ムラが起こりにくいので、くっつくことさえ気をつけられれば焼き物や炒め物が美味しくできます。

    飯田さん「予熱の時間を長めにしてもらって、フライパンに熱が行き渡ってから、じっくり焼いていくと美味しく作れますよ!」
    食材はくっつきやすいが熱ムラは起こりにくい!

    頑丈な素材

    ステンレスは、とても頑丈で壊れにくい素材です。IHの電磁波はとても強い力を持っていて、アルミや鉄だと変形してしまうほど。しかし硬い素材のステンレスは、比較的変形しにくく長く使えます。

    また、お手入れがラクなのもステンレスのいいところ。表面がつるつるしているので汚れが拭き取りやすく、錆びにくいので手入れも楽ちんです。

    飯田さん「『ステイン』は錆び、『レス』は少ない。つまり『ステンレス』は錆が少ないという意味なんです。手入れがすごい楽なので、これは大きなメリットと言えます!」
    お手入れがラクで汚れが拭き取りやすく錆びにくい!

    チタンフライパンの特徴

    とにかく硬くて軽いのが魅力

    チタンフライパンはまだまだ市場に出回っていない珍しい製品です。硬く、とにかく軽いのがチタンの特徴です。

    飯田さん「チタンは中華鍋として普及している素材です。中華料理人は腱鞘炎になりがちで、肘を痛めてしまうことが多いのですが、軽くて長持ちするチタンはそういう人の味方です」

    フライパンの素材の中でも硬さと軽さにおいてはピカイチ。また錆びにくいので手入れも簡単です。肩や肘を痛めている方や、お年寄りの方にぴったりな素材と言えますね。

    ただし熱伝導が極端に悪く予熱に時間がかかるので、料理をするうえで使いづらい点があります。またチタンは硬い材質であるため加工が難しく、その分価格帯は1万円〜と少々お高くなります。

    料理をするうえで欠点は多いが何より「軽さ」が魅力!

    銅フライパンの特徴

    熱伝導は最高ランク

    銅フライパンは熱伝導性が高く、熱が一気に回るのが特徴です。アルミよりも熱伝導がいいので、短時間で加熱できスピード勝負の料理におすすめ。

    銅フライパンがよく使われているのは卵料理です。卵は熱によって変化しやすい食材で、熱の均一性を一気に保つ銅フライパンなら、全体に熱ブレが抑えられて、卵もふわふわになります。他にもパンケーキを焼く場合に、銅フライパンは活躍します。

    また価格も少々高いですが、チタンほどではありません。ハードルが高すぎるフライパンではないので、一度チャレンジしてみてもいいかもしれません。

    飯田さん「銅は熱伝導性が良すぎるので、焦げないように火加減は弱火~中火で調理しましょう!」
    卵焼きには適した材質!ふわふわな卵を楽しめる

    どの素材が良さそう?

    今回は3つの素材についてご紹介しました。ステンレスはIHユーザーに、チタンはお年寄りや重い物が持てない方に、銅は卵焼きやパンケーキが大好きな方におすすめです。それ以外の方でも、アルミや鉄のフライパンに飽きたら、少しマイナーな素材にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

    取材協力

    飯田結太さん

    大正元年に創業された料理道具店「飯田屋」の6代目。料理グッズは8500アイテムを揃え、フライパンだけでも150種類、卵焼きサイズのフライパンも合わせると200種類も取り扱っている。客層は料理人から主婦まで幅広い。個人的にもフライパンを60枚も所有し、日々試している。

    さらにフライパン関連のnanapiレシピを知りたい方はこちら!

    (image by nanapi編集部)

    このライフレシピを書いた人