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    ビックカメラが教える!レンジのワット数変換方法

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    ここがおすすめ

    編集部からのポイント

    • ざっくりすぐ変換

      弁当などに記載されたワット数がレンジより100W高ければ20〜30秒長く、低ければ20〜30秒短く温める

    • 一覧で正確に変換

      変換表をレンジの近くに貼っておけばいつでも一発変換

    • 加熱ムラを防ごう

      ターンテーブル式のレンジでは食品を中央からずらして置こう

    • コンビニで買ったお弁当や料理レシピに書かれているワット数が、家のレンジのワット数とは違っている…。そんな経験、よくありますよね。

      そういう場合はどうしたらいいの?!ということで、数多くのメーカーの電子レンジを扱っている「株式会社ビックカメラ」広報・IR部の齋藤さんと新宿西口店 家電コーナー担当の川田さん(以下、ビックカメラさんと表記)にお話をうかがいました。

      おいしく温めるために知っておきたいこと

      温め時間は食品の条件によって変わる

      コンビニで買ったお弁当や料理レシピに書かれているワット数が、家のレンジのワット数とは違っている…。そんな経験、よくありますよね。

      そういう場合はどうしたらいいの?!ということで、数多くのメーカーの電子レンジを扱っている「株式会社ビックカメラ」広報・IR部の齋藤さんと新宿西口店 家電コーナー担当の川田さん(以下、ビックカメラさんと表記)にお話をうかがいました。

      おいしく温めるために知っておきたいこと

      温め時間は食品の条件によって変わる

      レンジで加熱するときは、温めるものの条件によって温め時間に違いが出ます。表記通りの時間数で温めても、「本当にしっかり温まっているか」は自分で確認することが大切です。

      • 温める前の温度の違い(常温・冷蔵庫から出したばかり・冷凍など)
      • 素材の違い(油分や水分量の違いなど)
      • 量の違い(少ない量を温めるとき・大量に一度に温めたいときなど)
      ビックカメラさん「ちょうどいい温かさには個人の好みもあります。アツアツじゃないと嫌だという人もいれば、ほんわか温まっていればOKという人もいます。なので、お弁当に書かれている温め時間は『あくまで目安』です」
      量が2倍や半分のときの温め時間は?
      電子レンジは、温めるものの量が倍や半分になっても、加熱時間が倍や半分にはなりません。例えば、味の素の冷凍から揚げでは以下のような加熱時間になっています。
       
      ・500Wの場合
      1個:約40秒、2個:約1分、4個:約1分40秒、8個:約3分10秒
      ・600Wの場合
      1個:約30秒、2個:約50秒、4個:約1分30秒、8個:約2分50秒
      (参考:「味からっ」やわらか若鶏から揚げ<じゅわん鶏もも>
       
      レンジのワット数や温めるものにもよりますが、大まかには「量が倍になれば加熱時間は倍より少し短く」「量が半分になれば加熱時間は半分より少し長め」と考えましょう。
      生ものは温まっているかしっかり確認する
      生ものは生焼けによる中毒などの可能性があります。レンジで調理する場合、時間通りに温めたとしても熱が通っているかしっかり確認しましょう。もしまだ足りないと思ったら追加で加熱してください。

      ワット数に合わせて加熱時間を変える方法

      加熱時間の大まかな変換方法

      ビックカメラさん「自宅のレンジと、レシピや食品に書かれているワット数が違う場合、その差100Wごとに20秒から30秒を増やしたり減らしたりすることで、加熱時間の大まかな目安が出せます」

      ワット数が高いということは加熱する力が強いということなので、自宅レンジのワット数のほうが高い場合は、加熱時間を減らします。反対に自宅レンジのワット数が低い場合は、加熱時間を増やしてください。

      例えば、『500Wで1分半加熱』という表記の食品を600Wのレンジで温めたい場合、100W分の20〜30秒を引いて「1分~1分10秒」くらいの温め時間です。

      同じように、もし200Wの差であれば、20〜30秒を2倍した40〜60秒を増やしたり減らしたりします。

      1〜3分ほど加熱するもので、表記されたワット数と自宅レンジのワット数の差がそれほど大きくなければこの算出方法で適切な温めができます。

      加熱時間を正確に変換する方法

      大まかな変換方法は便利ですが、あくまでも簡易的なもの。ワット数の差が大きすぎる場合や、加熱時間が長すぎたり短すぎる場合には当てはまらないようです。

      たとえば、記事冒頭の商品ラベルを見ると「1500Wで1分」「500Wで3分」となっていますが、1000W差の場合はこの変換方法だと200秒(3分20秒)〜300秒(5分)の増減になってしまいます。

      そこで、正確な加熱時間が出せる計算式を調べ、一発変換できる一覧表を用意しました。ちなみに、計算式は以下の通りです。

      《例》
      お弁当の表記:800Wで3分加熱
      自宅のレンジのワット数:500W
      計算式:180秒(3分)×800W÷500W=288秒(4分48秒)

      ▼面倒な計算をしなくて済む「変換一覧表」はこちら

      ご自宅のレンジのワット数に合わせた変換表は、以下よりダウンロードしてください。

      自宅のレンジのワット数が500Wの場合は、「500Wのレンジで温めたい人向けの変換表」をご覧ください。

      「800Wで3分加熱」の表記のお弁当を温めたいときは、指定ワット数「800W」の列と「3分」の行がまじわる場所の温め時間「4分48秒」を、電子レンジに設定すればOKです。

      ただし、食材の温度や分量によって温まり具合が違ってくるため、温め足りないときは追加で温めなおしてください。

      加熱時間はあくまで目安です。

      温めるものを置く位置

      電子レンジの種類には、大きく分けて2つのタイプがあります。

      • ターンテーブル式
      • フラット式

      この2つのタイプでは、温めるものを置く位置が違います。

      ターンテーブル式は「端に置く」

      ターンテーブル式の電子レンジは、レンジの中にお皿のような台があり、温めているときにその台がクルクルと回ります。このタイプの場合、温めたいものを台の中央ではなく端に置きます。

      テーブルの中央に置くと、温めたいものの加熱ムラができやすくなってしまいます。

      ビックカメラさん「ターンテーブル式の電子レンジは、置かれたものの位置や大きさをセンサーで感知しています。センサーの数は少ないため、テーブルを回転させることで温めたいものの位置を動かして、センサーに感知させやすくしています」
      日本冷凍食品協会のWEBサイトでも端に置くことを推奨しています。
      電子レンジで温める場合、庫内のどこに置いたらよいですか?|冷凍ONLINE

      フラット式は「中央に置く」

      フラット式の電子レンジは、レンジの中にお皿のような台がありません。このタイプの場合、温めたいものを中央に置きます。

      ターンテーブル式とは違い、フラット式は中央に置くほうが加熱ムラができにくい構造になっています。

      ビックカメラさん「フラット式のほうが、センサーの数が多くなるため価格は3千円から5千円くらい高くなります」

      知っておきたいレンジのあれこれ

      温めてはいけないもの

      • 金属の装飾(火花が散る)
      • アルミホイル(発火する)

      金属の装飾がついた容器やアルミホイルを電子レンジで加熱した場合、火花が散ったり発火したりする危険性があります。

      温めに向かない食材

      《卵やソーセージなど膜があるもの》

      膜があるものをレンジ加熱すると、内部が熱で膨らんで破裂してしまいます。

      卵は溶いてから加熱するか、黄身にフォークや箸などで穴をあけましょう。ソーセージも切れ目を入れてから加熱しましょう。

      《カレーなどとろみのある液体》

      とろみのある液体をレンジ加熱すると、内部にこもった熱のせいで突然液体が飛び散ることがあります。

      とろみのある液体は、低いワット数で短い時間加熱し、途中で取り出してかき混ぜてから、また温め直すようにしましょう。

      タイプ別レンジの選び方

      ビックカメラさん「電子レンジの買い替えどきは、購入してから5年くらいが目安です。5年を過ぎたらいつ故障してもおかしくない状態になってしまいます」

      電子レンジを選ぶときは「10年後にはオーブン機能を使いそう」という選び方ではなく、今後5年の間に必要そうな機能を基準に選びましょう。

      5年後までの自分のライフスタイルに合うものを選ぼう

      ひとり暮らしの人は「時短」で選ぶ

      ひとり暮らしの方は、お仕事や学校などの帰宅後に、すぐお弁当を温めることが多いと思うので、重視するのは『時短』ですよね。

      ビックカメラさん「ワット数がワンタッチで変更できるレンジが便利ですよ。お弁当のワット数とレンジのワット数が違っても、一発変更できるので困りません。さらにフラット式を選べば、ターンテーブル式ではまわりにくい大きいお弁当などでも加熱ムラが防げるので、温め直す手間も省けます」
      ワット数をワンタッチ変更できる&フラット式のレンジを選ぶと時短できる

      よく料理をする人は「料理の幅が広がる」ものを選ぶ

      よく料理をする方はオーブンレンジを選ぶと、普通の電子レンジと変わらない温め機能と、オーブン機能の両方が使えます。

      ビックカメラさん「オーブンレンジだとグリルがついてきて、お肉も焼けるしお菓子も焼けます。価格も1万円代前半から出ていて、手に入りやすくなっています」
      オーブンレンジを選ぶと調理の幅が一気に広がる

      お話をうかがった方

      株式会社ビックカメラ
      広報・IR部 グループ広報
      齋藤 俊明さん

      新宿西口店 家電コーナー
      川田 飛色さん

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