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    自分の表現したい色で、写真を撮るコツ

    いつも同じように見える空からの光も、時間帯や天気などによって、青っぽかったり、赤っぽかったりと、一日の中でさまざまに変化しています。

    本記事は、kodomocameraのご協力により、2010年に執筆されたものです。

    太陽の色はさまざまに変化している

    わかりやすいのは夕焼けの赤。暮れる間際の太陽からの光は、日中に比べてオレンジ色の光をしています。反対に明け方や、曇りの日の光の色は、少し青っぽい色。

    ふだん生活する中で、それほど光の色のちがいを意識しないのは、人の目がとても高性能で、なるべく同じように見えるよう調整をしているからです。

    デジカメのホワイトバランス問題

    フィルムのカメラにはなかった、デジカメならではの新しい機能に「ホワイトバランス」があります。

    実はデジカメはどの色が「白」なのかわかっていません。そこで、「この色が白だよ」と教えてあげることをホワイトバランスを設定することによって行います。

    ホワイトバランスにはいくつも設定方法があり、[太陽]や[曇り]といった天気のマークに合わせる方法や、[蛍光灯]や[電球]といった照明のマークに合わせる方法、ほかにもケルビン(k)という光の色の温度を表す単位で設定するなど、なんだかよくわからないやり方も……。

    しかし、だからといってオートによる設定をしてしまうのはちょっと危険。なぜなら、カメラがわからないなりに「白」を想像するのですが、間違えることがしばしばあるからです(新しいカメラほど、間違えにくくなる傾向があります)。

    たとえば、間接照明がいっぱいの雰囲気のあるカフェで撮影したとき、雰囲気のあるあたたかな電球からのオレンジ色を、「白に近づけなきゃ!!」と蛍光灯でライティングされたようなふつ~の感じになってしまうことがあります。

    まずは[太陽]マークで撮りはじめる

    なんだか難しそうなホワイトバランスですが、カンタンで上手くいく付き合い方があります。それは、いつも[太陽]マークで撮りはじめることです。

    [太陽]マークは、人の目の見え方に一番近いホワイトバランスの設定になっています。[太陽]マークで撮ってみて、もうちょっとオレンジを強くしたい場合は[曇り]マーク、さらにもっとオレンジにしたい場合は[日陰]マークにしてみてください。

    晴れた日に、曇りマークを使っても大丈夫です。早朝のさわやかな青っぽい光は、[電球]マークを設定すればより青く写るので、なんだか別世界のように撮ることだってできます。

    太陽、曇り、日陰、電球……、シーンに合わせてマークを変えるのではなく、自分の表現したい色に合わせてマークを変えて遊んでみましょう。

    実例はこんな感じです

    (text & photo by Ai Nakamura)
    (イラスト by にしだたまみ)

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