花粉症の方は、花粉飛散時期にはなるべく家の中に花粉を取り込まないように努力しなくてはいけません。
しかし、家の中は花粉が籠もりやすい場所です。外出した人はどんなに気をつけても必ず花粉を持って帰ってきます。持って帰ってきた花粉が家中のあちこちに付着するので、そういう事態になってしまうのですね。
そこで、花粉が付きにくい部屋を作っていく事を考えていかなければなりません。
花粉が付きにくい家を作るコツ
お掃除するのは当然の事ですが、それ以前に「掃除しやすい家」を目指しましょう。
毛物を処分する
スギ花粉は早い年は1月に飛び始めます。その頃はまだ寒いのでどうしようもない話ですが、3月、4月になって暖かくなったらカーペットなどの毛物類はサッサと片付けましょう。
毛物類は掃除がしにくく、また花粉が付きやすい物です。これがあるかないかで家の中の花粉の量は全く違います。
置物を片付ける
タンスの上などにゴチャゴチャ置いてあるホコリが溜まりやすい置物類も片付けましょう。ホコリが溜まると言う事はイコール花粉が溜まるという事だと思ってください。
カーテンにはスプレーを
布関係はなるべく取り去りたいものですが、カーテンだけはどうにもなりません。しかし、カーテンは最も花粉が付きやすい場所です。
カーテンには花粉除去スプレーをかけておきましょう。お掃除の際にはカーテンにも掃除機をかける事をお忘れなく。
空気清浄機を使う
花粉症の人がいる家ではすでに当然お持ちだと思いますが、空気清浄機は1日中かけましょう。
空気清浄機の電気代
電気代がもったいないからと人がいない部屋では消してしまう方もいらっしゃるようですが、空気清浄機の電気代は24時間動かし続けてもせいぜい30円です。
花粉症で購入するグッズや薬代に比べれば遥かに安い物です。空気清浄機で常に綺麗な空気を作っておいて下さい。
フィルター掃除はマメに
空気清浄機をかけ続けていても、フィルターが目詰まりしていては効果はゼロです。お掃除の際にはフィルターにもマメに掃除機をかけましょう。
おわりに
読めば当たり前のような事ばかりでも、案外実行できていない事が多いのでは、と思われます。
花粉時期にはインテリア作りもシンプルに。花粉を留まらせない部屋を目指して頑張りましょう。
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(image by つくし / PIXTA(ピクスタ))