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司法書士の試験に関する基礎知識

「司法書士」は人の権利を守る仕事ですから、試験は当然難関ですが、合格後は即独立する人も珍しくありません。自分の能力を発揮できる大変魅力ある仕事です。このレシピでは、司法書士試験についてご紹介します。

1: 試験概要

受験資格

受験資格は特になく、年齢・学歴・性別などにかかわらず、誰でも受験することができます。

日程と時間

例年、7月の第1日曜日に行われます。午前の部が9:30~11:30の2時間、午後の部が13:00~16:00の3時間です。

試験科目

科目数の多さは司法書士試験の特徴ともいえます。5肢択一式が11科目あり、うち2科目については「記述式」という、申請書類を書かせる試験も行われます。

(1)午前の部の択一式35問(2)午後の部の択一式35問(3)午後の部の記述式2問(不動産登記法と商業登記法1問ずつ)で、(1)(2)(3)のそれぞれに足切りラインが存在するので、どれかひとつでも届かない時点で不合格となります。

2: 難易度と勉強方法

難易度

司法書士試験は合格率2~3%の「最難関資格」です。試験科目が多いため、一通り勉強するだけでも時間がかかり、問われる知識は正確に細かく記憶していなければなりません。

また、現在は司法試験の制度が変わり、実質的に「誰でも受けられる」ものでなくなったため、司法試験受験生の一部が司法書士試験を受験することも多くなっているようです。

勉強方法(予備校に通う)

法律を勉強したことがない場合や、資格試験に詳しくない場合は、予備校に通うほうがよいでしょう。まずは何人かの講師の無料講義を聞いて、自分に合った講師を見つけることが大切です。

11科目分もの大量のテキストや問題集から、試験に必要な情報を選別し優先順位をつけるのは、自分では難しいものです。周囲の受験生がどのくらい勉強しているかを知ることもできます。

勉強方法(独学)

独学の場合、情報収集の手段や、質問する環境を見つける必要があります。ネットでもかなりの情報を手に入れることができますが、「完全独学」というのは、やはり難関資格では難しいことです。

独学に近い方法で合格した人でも、ほとんどが「単発講座」「答案練習」「模試」を数回受けています。また「記述式」の試験はかなり独特なので、記述式の講座だけでも受講をおすすめします。

3: どんな人に向いているか

受験生活

難関資格というのは、モチベーションを保ち続け、勉強第一の思考で数年間を捧げる覚悟が必要です。なによりも「自分を信じ」「諦めない」気持ちを持っている人が強いでしょう。

この試験の受験生は、自由時間のすべてを勉強に当てている人がほとんどで、「楽しみながら勉強したい」という思考では続かないと思ったほうがよいでしょう。

合格後

司法書士は「独立開業」のための資格です。近年、都市部では「司法書士法人」に勤務する有資格者もいますが、ごく一部です。サラリーマン的な働き方がしたい人には向いていない資格といえるでしょう。

おわりに

興味を持たれた方は、法律系の資格予備校や、日本司法書士会連合会のHPなどで情報収集してみてください。

参考HP:法務省

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