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デジカメ初心者が中級者になるために―RAW現像のススメ

一眼レフはもちろん、最近ではコンパクトカメラでも、RAWでの撮影ができるようになりました。

RAWとは……、なんだか難しそうな感じですが、実際はとてもカンタンでメリットの多い、初心者にこそオススメの仕組みです。

みなさんがよく聞くJPEGデータに比べて、1枚1枚のデータが大く、色や明るさの情報がたくさん詰まっています。あとからPCで補正するとき、このたくさんの情報が強い味方になってくれます。

本記事は、kodomocameraのご協力により、2010年に執筆されたものです。

RAW現像でできること

RAW現像とは、RAWで撮影したデータを、お店でプリントしたり、WEBに載せたりするために、パソコンを使ってJPEGなどの一般的なデータ形式に変える作業のことです。

この過程があることが、RAW現像難しい・めんどくさいと言われる1番の理由。でも、それを補う以上のいろいろなメリットを、RAW現像を行うことで得ることができます。

以下に少しだけまとめてみました。

得意……………ホワイトバランスを変えられる
得意……………明るさを変えられる
できる…………特定の色だけ変化させられる
ちょっとなら…ピントのズレを修正できる
できません……手ブレ写真を補正できる

たとえば今だ! と思って撮影しても、明る過ぎたり薄暗かったり色がなんだか変だったり、イマイチなのはよくあること。特に運動会や学芸会など「もう1回」ができない場面では、あとからなんとかできるRAWが助けてくれます。

予習じゃなく復習――カメラ上達のための近道

RAW現像の一番いいところは、撮った写真を見つめ直せるところです。なぜならこれこそが、上達する秘訣。

たとえば人物が暗く写ってしまって、失敗だと思いこんでいた写真……試しに明るさを上げてみたら、すごく自分好みの写真に仕上がった!……RAW現像をしたことある人は、誰しもそういう経験があるはずです。

反対に、あとからなんとかしようとしても、どうやっても理想のイメージに近づかない……そういうこともあります。そんな場合はなにが違うのか、考えてみることが大切です。

そんな経験を繰り返すことで、撮影するときにどうすればいいか、自分はどういう場所や天気が好きかが、だんだんわかってきます。最終的な仕上がりをよくするためなら、カメラの知識を学ぶよりもRAW現像のやりかたを学ぶほうが、ずっと近道でわかりやすいですよ。

実例はこんな感じです。

(text & photo by Ai Nakamura)
(イラスト by にしだたまみ)

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