ちりも積もれば山となる。節約を考えるなら、節電で電気代のカットを目指してみてはいかがでしょうか?
節電には、まず家庭での機器別消費電力を正確に把握することが必要。掛かっているポイントが分かれば、節電効果が驚くほど上がると思います。
どの家庭でもすぐに実施できます。是非とも参考にしてください!
まずは家庭での消費電力の把握
家庭での使用電気量の約4割は、エアコン・冷蔵庫・照明器具・テレビの4つといわれています。
- 冷蔵庫:14.2%
- 照明器具:13.4%
- テレビ:8.9%
- エアコン:7.4%
これらの家電について、節電を試みると、効果が大きそうです。
家電別節電のポイントリスト
冷蔵庫に関する節電ポイント
- 冷蔵庫の中を整理して冷蔵効率をよくする
- ドアの開け閉めを減らす
照明器具に関する節電ポイント
- 明るくなったらすぐ外灯を消す。また看板等は、可能な限り使わない
- 家族で1つの場所に集まり、電気を効率よく利用する
- LED・エコ電球に変更する
テレビに関する節電ポイント
- 初期設定より画面の彩度を落としてみる
- 主電源を落とし、待機電力を使わない
- 必要以上に見ない
エアコンに関する節電ポイント
- エアコンの設定温度は下げすぎない(冷房)・上げすぎない(暖房)
- サーキュレーターを併用する
- ブライド・カーテン・雨戸などを利用して室温を調整し、エアコンの使用量を減らす
- いつもより多く衣類を着用し、設定温度を下げる(暖房)
こんな節電ポイントも!
その他の家電で節電できるポイント
その他の家電で、特に消費電力が高いといわれている家電は、以下のとおりです。およその消費電力とともに見ていきましょう。
- トースター:1,000W
- 電子レンジ:1,300W
- 卓上調理器:1,200W
- ホットプレート:1,300W
- 掃除機:1,200W
- ドライヤー:1,200W
- アイロン:1,200W
これらの使用の際には、以下のポイントに気を付けてみましょう。
- 使っていない電化製品の待機電力をなくす(主電源をOFFにする)
- 瞬間的に電力がかかる家電の利用を意識的に減らす
家庭外でもできる節電ポイント
家の外でも、節電を心がけることができます。自分が払う電気代に直接は関係ないものの、いつでも節電を気にすることで、エコな生活を送れるようになりますよ。
- 公共の交通手段をなるべく利用する
- エレベータの利用を控える
節電は小さいことの積み重ねです
どんな人・どんな家庭でもできることの1つが、節電だと思います。まずはやってみましょう。そして、今回の緊急事態に限らず、日ごろより節電を心がけていくことが大切です。
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