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初心者はチェックしておきたい!歌舞伎の知って楽しい基礎知識

歌舞伎と聞くと、初心者ならば誰でも敷居の高い世界だと思いがちだと思います。

しかし、一度生の歌舞伎を観てみると、きっとその迫力に感動し、これまでの苦手意識は覆されると思います。

とはいえ、歌舞伎はやはり独特な世界。何も予備知識なしに観にいっては理解しづらい部分もあるかと思います。

そこで今回は、歌舞伎の知って楽しい基礎知識をご紹介します。

歌舞伎の由来とは

「歌舞伎」の由来は、並外れている、常軌を逸しているという意味を持つ「傾く(かぶく)」という言葉がもとになっているそうです。

歌舞伎は、現代まで様々なことを取り入れながら発展を遂げ、現在も演劇・舞踊・音楽の要素を備えた「総合芸術」として受け継がれています。

歌舞伎演目の2大テーマ

時代物

歌舞伎の演目は、大きく「時代物(じだいもの」と「世話物(せわもの」に分けることができます。

「時代物」とは、主に「軍記物(ぐんきもの」とよばれる合戦を描いたものや、武士の世界を描いたものを言うそうです。

世話物

「世話物」とは、江戸時代の町人の世界を描いたものだそうです。筆者の印象としては、世話物は、時代物に比べるとより人間味溢れる演目が多いように思います。

このように大きくテーマがあることを知っていると、時代背景はいつなのか、武士の話なのか、町人の話なのかなどを想像することができ、より理解が深まり楽しめますよ。

歌舞伎独特の女形

歌舞伎を演じる俳優を、歌舞伎役者と呼びます。

歌舞伎独特の「女形」(おんながた・おやま)

江戸初期に女歌舞伎の禁止令が出て以来、歌舞伎に出演できるのは男性のみになったそうです。そこで歌舞伎独自の「女形」(おんながた・おやま)と呼ばれる女性を演じる男優が登場することになりました。

男性が女性を演じる迫力、そして妖艶さは、何とも言えない美しさで 、他に類を見ない歌舞伎の魅力ともなっています。

「女形」さんの女性以上に女性らしい所作や美しい姿は必見です。女性目線からみても、魅力的な身のこなしであり、勉強になりますよ。

歌舞伎の臨場感を楽しむ

歌舞伎の舞台には、「花道」と呼ばれる、舞台に向かって左側に観客席を縦に貫く通路があります。役者は、そこから登場したり、退場したりするわけです。

この花道に立ち止まって、役者が演技をすることもあり、その迫力はものすごいものです。客席と舞台を近く感じさせてくれる効果もあるように思います。

歌舞伎の臨場感を味わいたい、という方は、ぜひ一度花道近くの席をとってみられてください。役者さんの息づかい、汗までも見え、より迫力を味わうことができますよ。

他にも、役者がセリ出たり入ったりする「スッポン」、舞台を円形に回転させる「回り舞台」、舞台の一部分(長方形)を昇降させる「セリ」など、舞台を効果的に演出してくれる舞台装置が、その演目の世界をより迫力のあるものにしてくれます。

舞台を盛り上げる大向う

屋号とは、一門の特徴を基に、家を区別するためににつけられたものだそうです。

役者の演技が最高潮に達すると、「○○屋っ!」大向うから掛け声がかかり、より一層舞台が盛り上がります。中には大向うの絶妙な掛け声があって進行する演目もあるとか。

注意点としては、大向うは男性が掛けるのが一般的であること。女性が声を掛けてはいけない決まりになっているそうです。

おわりに

いかがでしたでしょうか?

歌舞伎は、様々な歴史や決まり、独特の世界があるため一言で説明することは困難ですが、まずこれだけは知っておきたい楽しむポイントをご紹介しました。

少しでも興味を持っていただけたならば、ぜひ一度、生の歌舞伎を観てみられて下さい。きっとこれまでのイメージよりも身近に感じることができるはずですよ。

(Photo by 足成

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