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    【常見陽平直伝】採用のウソの見抜き方

    「就活は学生も企業も騙し合いだ」という声をよく聞きます。厳密にはウソではないのですが、お互いにかなり「盛って」話している事があるわけです。

    ここでは、よくあるウソの見抜き方を、具体的な例をもとに紹介していきます。

    本記事は、就活の栞のご協力により、2012年に執筆されたものです。

    よくあるウソ7パターン

    1:できたばかりの制度、ほとんど活用されていない制度

    こういう制度を採用活動では打ち出すわけですが、できたばかりの制度がすぐに定着し、活用されるとは限りません。毎年、採用活動でアピールされるわりには、全然活用されていないこともあります。

    2:先行き不透明な新規事業

    「シニア向け新規事業に参入!」「○○とコラボした商品を発売!」などのニュースを採用活動でも打ち出してきますが、新規事業や新商品がそうそう上手くいくとは限りません。そして、それに関わる可能性を臭わせて学生の興味をひくです。

    3:言うだけのグローバル化

    そもそもこういう企業に限って、グローバル化とはどんなものか、社員も受ける学生もわかっていません。

    4:出てくる社員の魅力が異常

    普通に考えるとわかりますが、こんな人だらけではないです。採用活動がトップスター総動員の演劇になっている企業もあります。

    5:ありえないお給料

    「20代で月収40万円も可能」など、給料がよいことを押し出している場合、「よっぽど会社の業績、個人の成績が良ければありえる」という話で、社員の皆がそんなにもらえるわけがない事も念頭にいれましょう。

    6:「社会ではこれが常識です」という言い方

    世の中の相場を伝えるのも採用担当者の仕事ですが、本当に正しいのかは裏をとるべきです。

    7:配属などに関すること

    「○年目でもこんな仕事ができますよ」「若くして営業から商品企画に移った人もいますよ」などと言って、あたかも希望の仕事ができるようなことを臭わせますが、人事に絶対はないです。

    嘘を見破る方法

    ウソを見破るコツはデータ、ファクト、ロジックを見なおしてみるということです。

    • 「具体的なデータはどうなのか?」
    • 「例えば、どんな例があるのか?」
    • 「ちゃんと筋が通っているのか?」

    ということをチェックしましょう。特に「数字をチェックする」ということを意識しましょう。「文章としては正しいが、数字を見るとウソだとわかる」ということがよくあります。「それは本当なのか?」を検証する癖をつけましょう。

    IRレポート、CSRレポート、各種記事などで、数字を確認してみましょう。

    おわりに

    採用活動において、言っていることは正しそうだが、数字でみないとまったく分からない、説得力がないということはたくさんあります。

    「それは本当なのか?」を検証する癖をつけましょう。

    (image by PIXTA)

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