メガネは、その素材によって印象がガラリと変わります。
そこでJINSからメガネ素材の種類や特徴を紹介します。
メガネ素材の種類
メタル系
硬質な素材感からオフィシャルできちんとした印象を与えます。あえて赤や緑のメタルフレームを選んでカジュアルさを演出することも可能です。
- ピュアチタン
プラチナ並みの耐腐食性を持ち、アレルギーフリーという点からも肌に密着するフレームとして適しています。
- βチタン
弾力性に優れ、ピュアチタンに比べて約2倍以上もの引っ張り強度を持つ超弾性材。負荷のかかりやすいテンプルに使用することでしなやかな掛け心地に。
- NT合金
常温下であれば力をかけて曲げてもゴムのように元の形に戻る超弾性の性質があります。
- アルミニウム
メタリックな質感とシャープな雰囲気が持ち味の素材。風雨にさらされても退色しません。
- マグネシウム
アルミニウムの約3分の2という軽さを誇る素材。プラスチックなどに比べ、リサイクルしやすいという利点もあります。次世代フレームとして注目を浴びていますが発火性が高く、実用にはまだまだ課題点があります。
プラスチック系
カジュアルな印象を与える素材です。色や柄などバリエーションが豊富で、メガネでイメージをガラリと変えてオシャレを楽しむことが可能です。
- セルロイド
紫外線による劣化や180℃で発火する危険性から現在ではあまり使用されていませんが、独特の色合いやツヤ感を愛するファンもいらっしゃいます。
- アセテート
軽くて燃えにくく紫外線による劣化もほとんどないため、実用性に優れており、最近ではプラスチックフレームのほとんどがこの素材。滑らかな肌触りと透明感の色合いが特徴的です。
- TR-90
医療用カテーテルや哺乳瓶にも採用されるほど、安全性が非常に高く、子どもや敏感肌の人も安心して使用できます。また、軽量かつ弾力性や復元力があるという特性を持っているため、メガネの重みにストレスを感じている人におすすめ。
コンビネーション
フロントの主要部分がメタルとプラスチックの組み合わせで作られています。組み合わせ次第でイメージを大きく変えることができるため、ファッションの幅を広げてくれるフレーム。
おわりに
メガネの主なフレーム素材の種類と特徴を紹介しました。それぞれの特徴を理解して、メガネ選びに役立ててくださいね!
(image by 筆者)