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『SAI』で絵を描こう!はみ出さずに影を塗る3つの方法

今回は『SAI』で絵を描こう! レイヤー機能の使い方 その2で描いたウサギのイラストに、はみ出さないように影を塗る方法をご紹介します。

方法は以下の3つ

  • 選択範囲を作る
  • 不透明度を保護して直接描く
  • 下のレイヤーでクリッピングする

それぞれ違った方法ですが、目的はひとつ「影を塗ること」です。

本記事は、2012年にSAI Ver.1.1をもとに執筆されたものです。

STEP1:選択範囲を作る方法

この方法では、影をつける範囲ごとに選択範囲を作って影を塗ります。メリットは、描き込む範囲を細かく調節できるところです。

STEP1-1:選択範囲とは

選択範囲とは、「選択した範囲だけ塗ったり描いたりできるもの」と思ってください。一部の部分だけを塗りたいとき等に便利です。

STEP1-2:選択範囲を作成する

塗りたいパーツがあるレイヤーを選択して

自動選択ツール』で塗りたいパーツをクリックします。

すると、クリックしたパーツ全体が青くなります。この青い部分が選択範囲になっています。

選択範囲が足りない場合は、更に『自動選択ツール』でクリックするか、『選択ペン』で選択したい場所を塗りつぶします。

STEP1-3:新しいレイヤーを作って影を塗る

選択範囲は、『鉛筆ツール』や『筆ツール』など絵画用のツールを選ぶと、青色から点線で囲まれた状態に変わります。

選択された場所だけを塗ることができるので、はみ出すことがありません。

STEP1-4:選択範囲の解除

選択範囲を解除して、ひとつのパーツの塗りが完了です。

これを繰り返して、影をつけていきます。

STEP2:不透明度を保護して直接描く方法

この方法では、地塗りしたレイヤーに直接影を描き込みます。メリットは地の色と影の色が混ざり合い新しい色味を作れるところです。

STEP2-1:不透明度を保護する

レイヤーのパネルにある『不透明度を保護』のチェックボックスをチェックすると、選択中のレイヤーの不透明度が保護されます。その上から何をしても、透明な場所は透明なまま、不透明な場所は不透明なままです。

STEP2-2:直接影を塗る

透明度が保護されているので、不透明な場所に色を塗ることができ、透明な場所には塗れません。

STEP3:下のレイヤーでクリッピングする方法

この方法では、選択範囲を作るかわりに下のレイヤーをクリッピングして色を塗ります。メリットとしては、ボタン1つで真下のレイヤーの透明部分が表示されなくなることです。

STEP3-1:影用レイヤーを上に追加する

影を塗りたいパーツがあるレイヤーの真上に、影を描くためのレイヤーを追加します。

STEP3-2:下のレイヤーでクリッピング

下のレイヤーでクリッピング』のチェックボックスをクリックします。これで、下のレイヤーの透明部分は、描いた絵が表示されません。

STEP3-3:影を塗る

クリッピングしているレイヤーの透明部分は表示されません

しかしこれは、描かれていないのではなく表示されていないだけなので、『下のレイヤーでクリッピング』のチェックボックスを外すと、描かれた部分がすべて表示されます。

STEP3-4:クリッピングの応用

下のレイヤ^でクリッピング』は、フォルダに対して行えば、フォルダの中身丸ごとをクリッピングすることができます。

まとめて全体を塗りたいときはこの方法が楽です。

おわりに

他にも色んな色の塗り方がありますが、主に簡単な3つを紹介しました。

ちなみに筆者は、地塗りをまとめたフォルダをクリッピングして乗算(色の暗さだけが合成されるレイヤーモードモード)で全体の影を描きハイライト(光っている部分)や背景を追加して仕上げています。

次は、『SAI』の色に関する機能をご紹介いたします。

SAIのダウンロードはこちらから。
Easy Paint Tool SAI

(image by 筆者)

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