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    ドイツビール祭オクトーバーフェストの1番人気ビール【ヴァイツェン】とは

    はじめに

    オクトーバーフェストというビールのお祭りを知っていますか?

    毎年10月、ドイツのミュンヘンで行われている世界最大のビールのお祭りです。ここ日本でも春の日比谷公園開催のもの、秋の横浜赤レンガ倉庫開催のものが有名です。

    オクトーバーフェスト公式ホームページ

    ドイツのビールのお祭りを模したものなので、当然イベントで提供されるビールはドイツスタイル。日本では聞き慣れない・飲み慣れないビールも多いと思いますが、まず押さえておきたいのがヴァイツェン(ヴァイスビア)です。

    ほとんどのブースのビールメニューの1番最初にあり、オクトーバーフェスト会場での“とりあえずビール”と言っても過言ではないかもしれません。

    ヴァイツェンは細長い専用グラスで提供されます。日本ではほとんどお目にかかれない、スラッとしてキュッとくびれたグラスに一目ぼれして、ジャケ買いならぬグラス買いが起こるビールでもあります。

    ヴァイツェン(ヴァイスビア)とは?

    ヴァイツェンとはドイツ語で小麦の意味。通常、ビールは大麦から造られますが、ヴァイツェンは原料の50%以上が小麦。

    多くの人が飲みなれているビールとの違いは、ざっくり3つ。

    1、苦味がほとんど無い

    ヴァイツェンにはいわゆる“ビールの苦味”がほとんどありません。そのためビールが嫌いな人がヴァイツェンを飲んでビールの美味しさに目覚めることがあります。

    逆に「ビールは苦味!」という方には『ピルス』というビールがお薦めです。これは“ピルスナー”というスタイルのビールで、日本でもよく飲み慣れた味わいです。

    2、白く濁っている

    ヴァイツェンの原料小麦は大麦よりもたんぱく質が多いため、ビールが白く濁ります。そのため日本では「白ビール」と呼ばれることも。
    また通常より泡立ち・泡持ちが良いのも、小麦のたんぱく質の多さに由来します。

    ヴァイツェンスタイルのビールをヴァイスということがありますが、これはドイツ語で「白」の意味です。
    黒ヴァイツェンは「デュンケルヴァイツェン」と言います。デュンケルはドイツ語で“濃い”の意味。色の濃いヴァイツェンということです。

    3、フルーティーな香りがある

    ビール酵母は高温で発酵すると“エステル”という複雑な香り成分を生成しますがヴァイツェンはこれが特に顕著に現れています。ヴァイツェンのフルーティーな香りはよくバナナに例えられます。

    日本のビールは低温で発酵しているものがほとんどなので、複雑な風味は無く、すっきりシンプルなのが特徴です。

    ちなみにヴァイツェングラスは、この香りを十二分に楽しめるようにと、あの特徴的な形になっています(あとは泡立ちの良さを活かすため)。

    おわりに

    実はヴァイツェングラスは上部がデリケートです。

    オクトーバーフェストは“グラスデポジット制度”のため、最初のビール注文時にグラス貸出料として1000円の保証金を払う必要があります。グラスを無事に返せば保証金は戻りますが、割ったり・紛失すると戻りません。十分注意しましょう。

    乾杯のときには底と底で“コツン”とやるのがドイツ流です。

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