1. 暮らし
    2. 元ハウスメーカー設計士が考える 予算内でマイホームを建てる5つのコツ

    暮らしの情報サイトnanapi 更新停止のお知らせ

    2019年6月30日(日)をもって更新を停止致します。詳しくはこちらをご確認ください。

    元ハウスメーカー設計士が考える 予算内でマイホームを建てる5つのコツ

    以前、ハウスメーカーで設計士のお仕事をしておりました。現在は、家庭を持ち実務からは離れておりますが、設計士目線からの予算内でマイホームを建てるコツをご紹介します。

    1:正しい予算を把握しましょう

    マイホームを計画する際、まず誰もが気になる予算。しかし、ほとんどの方が『自分の理想』と『現実の予算』の壁にぶつかります。その理由の多くが…

    住宅の予算=土地代金+建物代金+諸費用

    であるということをしっかり把握されてないからではないかと感じます。

    まずは、自分の理想予算(月々の支払基準の融資額)と限界予算(支払年数と月々の支払の限界から算出した融資額)の両方を把握しておきましょう。

    融資額は、会社の規模が大きいハウスメーカーの営業マンに質問すると、だいたいその場で計算してくれます。

    そして、住宅は不動産である土地がなければ成立しません。自分の住みたい地域の売買価格の相場を調べましょう。

    土地価格が安い地域を希望すると、おのずと建物にかけられる予算に余裕が出てきます。反対に土地価格が高い地域では、予算のほとんどが土地代金にとられてしまい、計画自体が現実のものではなくなってしまう場合もあります。

    忘れてはいけない

    • 引っ越し代金
    • 照明・カーテン
    • 外構(工事費に含まれる場合もありますが、担当者に要確認)
    • 新しい家具・家電

    等の費用は、諸費用に含まれない場合が多いので、自分で目安予算を押さえておきましょう。

    2:優先順位をつけましょう

    • 便利な場所に住みたい
    • 大きいおうちにしたい
    • 最新の設備にしたい

    そんな希望が全てかなうのは、とてもすばらしい事です。ですが、予算には限りがあります。マイホームの計画を始める時は、私のマイホーム計画TOP20の作成をおすすめします。各ハウスメーカーや工務店によって特色は色々あります。決められた予算の中で、優先順位の上位にある項目を叶えてくれる業者選びが大切です。

    (例)1:地域、2:部屋数(4LDK)、3:アイランドキッチン、4:土地は南向き、5:玄関収納(シューズクローク)……等

    3:契約を促す業者は要注意

    たくさんの住宅メーカー等を訪問していると、まだ2・3回しか会っていないのに「今、契約して頂ければ¥〇〇〇万値引きします!」等、お得に聞こえる内容で契約を促してくる営業マンが出てくることでしょう。

    そして、なんとその値引き後の金額が自分の予算内だったりすると思わずその契約話にのりたくなるのが人の性です。そんな時は、何か理由をつけてその会話から逃げてください。

    一生に一度の買い物です。安かろう・悪かろうでは意味がありません。そして、一度契約してしまうと契約解除は難しいと思って間違いありません。

    「融資額を決めるのに、契約書が必要です」「土地を押さえる為には契約書がないと…」等、もっともらしい理由が出てくることもあります。相談する相手がいない場合は、迷っている他社に「〇〇メーカーからこういう話があったのですが、そういうものですか?」と聞いてみるのも一つの方法です。最初に自ら値引きを持ちかける会社は、後からでも値引き可能な会社が多くあると思います。

    焦らず、じっくり他者と比較してください。

    4:お得な季節がないか調べましょう

    地域や、企業によって力を入れる季節があります。企業によって決算時期も違います。まずは、気になる業者のホームページで会社概要等をチェックしましょう。

    しっかりした会社なら、企業HPに知りたい情報は概ね書いてあります。

    どんな業界も決算時期はより多くの売上を欲しています

    決算に向けたキャンペーンを毎年決まった月に実施するメーカーも多数存在します。しかし、皆さん経験の無買い物の為なかなかその事に気づきにくいのが現状です。創業〇〇周年等のキャンペーンもよく見かけます。

    将来的にでもマイホームをお考えの方は、今から定期的に気になるメーカーのHPや広告についてのチェックをしておくと、いざ「マイホームを建てよう!」と思い立った際にとても有効的ではないかと思います。

    参考

    雪の降る地域では、冬場は工事の数が極端に減りやすい傾向があります。理由としては「建築工事は夏場にするものだ」という先入観や、住宅計画に関する活動が寒さの為に面倒になる、特に雪深い地域では、土地の状態が確認出来ない為、計画地決定に不安等があります。その場合、顧客数が減少する各住宅メーカーでは「値引きしてでも契約が欲しい!」といった所も多く存在するはずです。

    ただし、上記内容は直接デメリットとなる確率が高いので事前にしっかり自分自身での確認や調査をしっかり行う事をおすすめします。

    5:想いは全て伝えましょう!

    先程、「優先順位をつけましょう」とお話ししました。しかし、描いている夢や希望は出来る限り全てを伝えましょう。なぜなら、希望を伝えるのは自由だからです!!

    無理難題をぶつけた時に、どれだけ親身になってくれるかが重要です。思わぬ所でうれしいサービスが付くこともあるので言うだけ言ってみて下さい。

    予算内でマイホームを建てるコツとは少し離れますが…もし、マイホーム計画の時間に余裕があるならば、気になってる住宅メーカーの現場と完成物件夏と冬の両方で足を運ぶ事をおすすめします。

    住宅の真価は、厳しい季節にこそ問われます。

    せっかくの新築が冬場にカビだらけ、夏場「室内に蟻が…!?」等々、その季節にしか見れない部分はたくさんあります。

    6:さいごに

    あまり具体的ではない内容も多々記載してしましました。建売住宅や、マンション購入は現物が確認できるので、車や家電の購入のように判断は可能です。

    しかし、新築住宅は、見えない商品に数千万円という財産を支払う、ある意味すごくギャンブルな商品です。最後は、自分の足で調べて積み上げる自信担当者とのスムーズかつ楽しい打ち合わせが勝敗を分けるのではないかと思います。

    みなさんが、後悔のない素敵なマイホームづくりが出来ることを願っております。

    (image by 足成)

    このライフレシピを書いた人
    このライフレシピに関係するタグ