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    【バンドの大黒柱】最高のベースに出会う4つのポイント

    自分のイメージした音が出せる「愛機」

    (photo by 著者)

    まず、どんな音を出したいか、どんな曲を弾きたいか、をイメージできていることが何より重要です。

    ギターと比べるとエフェクトを効かせることの少ない楽器ですので、アンプ直でつないだときにどれだけ自分のイメージとあった音が出せるかが大切になってきます。

    理想のベースを見つける4つのポイント

    ポイント1: 自分のスタイルを知ろう

    まずは自分の演奏スタイルを考えましょう。

    • ピックで弾く?指で弾く?
    • スラップはする?しない?
    • フレッテッド?フレットレス?

    などなど。

    その時その時によって変わるかもしれませんが、そのスタイルに合った楽器というのは存在します。

    例えばFunkの演奏でも、少しソウルフルなトーンを出したければプレベがオススメですし、スラップを多用する現代的なフュージョンテイストの演奏がしたければ、おのずと選択肢はジャズべタイプになっていくでしょう。

    ポイント2:ほしい音域を把握しよう

    エレキベースには、主に4弦~6弦ベースが存在します。

    5弦以上は多弦ベースと呼ばれるように、スタンダードな形はあくまで4弦です。筆者も5弦ベースを使用する時がありますが、「なぜスタンダードな形は4弦なのか」という理由が、使用しているとわかる気がします。

    人によって感じ方はあるかもしれませんが、弾きやすさで言えば多弦よりはるかに4弦の方が弾きやすいですし、重さも全然違います。

    多弦ベースは必然的にネックも「広く(※太くではなく)」なる反面、当然必然的にミュートしなければいけない弦も増えるため、演奏の難易度は上がると思った方がいいでしょう。

    特に手の小さな方だと厳しいかもしれません。

    それでもベースという楽器の特性上、低音をサポートしたい気持ちはよくわかります。特にkeyがDの曲などはチューニングでも対応しにくく、最低音を出すために5弦(通常の4弦より低い)がほしくなる場面は存在します。

    また6弦ともなれば、かなりの高音域もサポートできるので、表現手法が広がることは事実です。他人とは違うプレイスタイルを目指す方には向いているかもしれません。

    いずれにしても良く演奏する曲や自分の表現の方向性を見定めて、必要な音域を把握することがポイントです。

    ポイント3: ほしいトーンを把握しよう

    ベースやギターは、弦を振動させて音にする楽器です。

    そのため、当然ネックに近い位置で弾いた音と、ブリッジに近い位置で弾いた音とではトーン(音色)が違います。

    ネック近くで弾けばより丸く優しいトーンに、ブリッジ近くで弾けばはっきりとした力強いトーンになります。

    その中で、特に指弾きをするプレーヤーにとって重要なのがピックアップの位置です。

    ベースを指で弾く際、支えとなる親指の置きどころとしても活躍してくれるピックアップですが、ほしいトーンを出しやすい場所に存在してくれているかどうかが、重要なポイントになります。

    例えばスタンダードなジャズベースは、シングルコイルのピックアップが二つ並んでいるので、ブリッジ側にも、ネック側にも、その中間にも親指を置く場所が存在します(ネック側の場合はネックの付け根を利用)。

    しかし同じくスタンダードなプレシジョンベースは、ややブリッジに近い位置にピックアップが1つ、というスタイルが多いため、ジャズベースと比べると、必ずしも出したいトーンが弾きやすい位置には、ピックアップが存在しないことになります。

    実際に楽器屋さんで試し弾きをする際、右手を置く場所をいくつか変えてみて、自分が出したいトーンを弾きやすいかどうか、確認してみてはいかがでしょう。

    ポイント4: 「弾きやすさ」を体感する

    一般的に、単純に「弾きやすさ」でいうと、弦高が低い方が弾きやすいと言われています。

    ただ弦がビビらないようにしながら弦高を低くするには、ネックの反り・ねじれが起こりにくいように設計する必要があり、そういうベースは価格も高くなりやすい傾向にあります。

    それでも、どれだけ練習しても弾けなかったフレーズが、いい楽器(この場合は弦高が低い楽器)に変えた途端、カンタンに弾けるようになった経験を、筆者もしているため、やはりなるべく弾きやすい楽器を選んだ方が演奏も楽しくなると思います。

    ネックの太さや長さなども弾きやすさに影響はしますが、正直に言うとそこは個人差が大きい部分です。「自分にとっての弾きやすさ」を見つける、というより、感じることが何よりも重要なのです。

    そのために、まずはその「弾きやすさ」を体感するために、楽器屋さんで試奏する際は、恐れずに比較的高級な「弾きやすい」楽器を試してみましょう。

    そして、普段の自分の中で「難易度の高いフレーズ」を弾いて、その弾きやすさを体感してみましょう。「いつもと違って楽に弾けた!」というなら、それはあなたにとって弾きやすい楽器の証拠です。

    その「弾きやすさ」を体感してから、自分の予算内の楽器を試し、その中でなるべくその弾きやすさに近いフィールの楽器を選んでみてはいかがでしょうか。

    楽器によって「弾きやすさ」がガラっと変わるのを体感すると、楽器の選び方が変わってくると思いますよ。

    大黒柱が「弾きにくい楽器」でいいはずがない

    ベースという楽器は、地味なようでいて、ライブなどでミスがあった時は、実は一番ごまかしずらく目立ってしまう楽器です。

    またリズムと音階の両方を支え、グルーヴをコントロールできる、まさに大黒柱と言えるような、バンド演奏には欠かせない非常に重要なパートです。

    ベーシストというのは、そんな大役を任されている人なのですから、その大切なパートナーとなる楽器選びは、なるべく慎重に選びたいものです。

    間違いなく愛機になるだろう、と感じさせてくれるような楽器との出会いの瞬間はとても格別なもの。

    あなたの愛機選びの参考になれば幸いです。

    このライフレシピを書いた人