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起源は奈良時代?花見の由来と基礎知識(動画あり)

花見とは、2月から5月にかけて満開となる桜を鑑賞しつつ、弁当やお酒を愉しむ日本独特の行事です。

桜の種類や地域によって咲き始めの時期に数ヶ月の違いがある桜ですが、どれも2週間程度で散ってしまうため、日本人にとって桜は季節感を形成する大切な存在でもあります。また、花見の場所取りが新入社員や大学新入生の最初の仕事とされる風習もあります。

沖縄で見られる品種の桜は、真冬の1月に満開を迎えるために花見の風習は基本的にありません。

動画で見る花見の基礎知識

由来

花見の起源については諸説ありますが、奈良時代から平安時代にかけて貴族の間で行われた花宴(はなのえん)がもっとも有力な説とされています。

当時は桜でなく梅でしたが、満開の1本の梅を囲んで歌を詠み合う風流な歌会が行われていました。そのため、その時代の歌に詠まれている「花」という言葉は花全体を指すのではなく「梅」を指す言葉として使われていました。

しかし、時代とともに花宴で用いられる花自体が梅から桜へと変わっていき、平安時代中期には「花」が「桜」を指すようになるほど、桜は中心的な存在となっていきました。

このような経緯を経て、少しずつ形式を変えながらも桜を愉しむ風習が広く根付いていき、今の花見の形になったとされています。

何をやるか

花見では、桜の木の下や桜のある公園で、友人や家族同士で集まって食事やお酒を楽しみます。しかし、1人での桜を見ながらの散歩や、沿道に桜の咲いた道をドライブするのも、十分花見と言えるでしょう。

花見の名物

花見の名物として、三色団子と桜餅があります。これらの名物を嗜みながら桜を愉しむと、いつもよりもと風流な花見となるでしょう。また、以外と知られていないのが、桜餅の地域差です。

道明寺

主に関西で桜餅というと、こちらを指します。砕いて蒸した餅米であんを包んだ、ぼたもちの逆のような桜餅です。

長命寺

主に関東で桜餅というと、こちらを指します。クレープ状の生地であんを包んだ桜餅です。

どちらも桜の葉で包むのは共通ですが、大きく形態は異なります。いつも食べてきた桜餅とは違う方の桜餅を食べてみるのも、またおもしろいかもしれませんね。

世界の花見

基本的に海外では花見をする風習はありません。しかし、アメリカのワシントンD.C.においては、1912年に当時の東京市長が日米友好の証として贈った約6,000本の桜が春になると一斉に咲き誇ります。桜の季節になると、桜並木を散策したり、ドライブするなどしてその姿を愛でる人々が多く見られるようになります。

アメリカのほとんどの州では公共の場での飲酒が禁じられているため、日本のようにお酒を愉しみながらの花見は行われません。

(image by 足成)

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