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ペイオフとは?ペイオフ対策「名寄せ」の基礎知識

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2005年4月にペイオフが全面解禁されました。よく聞く「ペイオフ(解禁)」という言葉ですが、意味を理解していないかたもいるのではないでしょうか。

この記事では、ペイオフの説明とそれに関連した言葉「名寄せ」について説明をします。

本記事は、やさしい株のはじめ方のご協力により、2012年に執筆されたものです。

ペイオフとは?

ペイオフとは、銀行などの金融機関が破綻したときの処理方法を指します。金融機関が破綻した場合、「元本1000万円までの預金とその利息」は保護されますが、超過分については保護の対象となりません。

つまり、お金を預けている銀行が破綻した場合、預けている1000万円とその利息は保証されますが、それ以上の金額分は銀行が支払う義務はありません。

名寄せとは?

「名寄せ」とは、預金者の預金の合計金額を特定する作業のことを指します。銀行が破綻すると、誰がいくら預けていたかを把握する必要があります。そこで、銀行は同じ名義の預金者のお金を1つにまとめて、預金額の計算を行います。

これは、支店や預金の種類(普通預金・定期預金)をまたいで計算され、名寄せ後の合計額から1000万円までが保護の対象となります。

銀行が破綻したら

もし銀行がつぶれてしまった場合に、1000万円とその利息を下ろそうと思っても、すぐに全額を下ろすことはできません。銀行がつぶれた場合には、次のような規制がかかります。

  • 預金口座が凍結され、自由にお金の出し入れができなくなる
  • 最高60万円までしか仮払金として引き出せない
  • 入金ができなくなる

そのため、1000万円も預けていないから安心なのではなく、これらの規制がかかることを頭に入れておきましょう。

ペイオフ対策

例えば、A銀行のB支店に500万円・A銀行のC支店に600万円を預け入れていたとすると、合計1100万円となり、100万円は保護の対象となりません。

ペイオフの対処法としては、1つの銀行の系列に1000万円以上の普通預金・定期預金を行わないことです。この方法では、それぞれの銀行で1000万円とその利息は保障されます。

また、銀行破綻により60万円より多い預金引き出しができなくなり、使えるお金が持てなくなってしまいます。そのためにも銀行を分散させて預け入れる必要があるのです。

おわりに

多くのお金を預ける銀行なので、まずは預ける信頼のおける銀行を見極めることが必要です。

それを見極めたうえで、分散して預金することでリスクはできるだけ避けましょう。

(image by 足成)

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