はじめに
車から乗り降りする時が、最も静電気が起こりやすくなります。車のシートから衣類や体が離れる時に、静電気が発生してしまうんですね。快適なドライブにするためにも、車用の静電気対策を覚えておきましょう。
簡単な放電方法
1.金属部分に触りながら
乾燥した季節で車内でエアコンを使っていたら、たっぷりの静電気が体にたまっています。帯電した静電気が一気に放電されるのが、ドアを閉める瞬間。
それを防ぐために、車体の金属部分に触りながら車を降ります。これで帯電している静電気を放電でき、バチッとくるのを防ぐことができます。車に乗る時も、車体の金属部分に触れながら乗るといいですよ。
2.静電気除去シート
車のガソリンをセルフスタンドで給油する人も多くなっていますね。その時ちゃんと静電気除去シートに触れていますか?
静電気の原因は乾燥と摩擦ですから、立つだけでも帯電しています。バチッとくるのを防ぐためだけでなく、ガソリンが気化したガスに静電気で引火するのを防ぐためにも静電気除去シートに触れましょう。
静電気除去シートにはマグネットで付くタイプもありますので、車に貼っておいてもいいですね。
3.ウェットティッシュの活用
静電気防止グッズもなくて金属部分を触るのに不安がある人は、ウェットティッシュや濡れたハンカチなどでドアノブに触れるようにしましょう。
湿気があることで帯電している静電気が水の中を通って放電されるので、体にバチッとくることがありません。乾燥した季節には、ウェットティッシュをひとつ置いておくといいですね。
おわりに
車の乗り降りの時に一番バチッと来やすいというのは、静電気に悩まされる人にとって本当に嫌ですよね。
簡単にできる静電気の放電方法を書きましたが、他にも一時しのぎではありますが、車のシートに柔軟剤やリンスを薄めた液をスプレーしておくという方法もあります。
これは衣類にも使える方法ですが、車のシートにも有効です。本革はやめてくださいね。
快適なドライブを楽しめるように頑張りましょうね。
(photo by 足成)