資産運用をはじめようとしたときに決めなければならないことの一つに、投資スタイルがあります。資産運用をされる方は、それぞれ資産運用に対する考え方や目的などが異なります。
そうした事情を考慮して、ここではここでは、FX投資における「投資スタイルと分析方法」ついてご説明します。
どんな投資スタイルがあるの?
投資スタイルは、大きく分けて2つのグループに分類されます。
- 短期投資
- 中・長期投資です。
短期投資
短期投資とは、文字通り短期間(数秒~数日)の間に為替を売買して利益を得ようとする投資スタイルです。
中・長期投資
中・長期投資とは、比較的長い期間での運用を目的とした投資スタイルです。
売買のタイミングは?
資産運用するにあたっては、どちらのスタイルを採用していても「テクニカル分析」や「ファンダメンタルズ分析」といった分析手法を用いて売買のタイミングを判断します。
テクニカル分析
テクニカル分析とは、過去の為替レートもとに将来の為替レートの値動きを予測する方法で、主にチャートを使った分析をします
チャートを使った分析要素には以下のようなものがあります。
ローソク足
ローソク足とは、一定期間における値動きの流れを長方形の図(ローソク型の)で表したものです。
ローソク足の動きを見ながら市場のトレンドを見極め、売買をします。
移動平均線
移動平均線とは、過去の一定期間の終値の平均値を線で結んだものです。
この移動平均線を利用した分析手法には「ゴールデンクロス」や「デッドクロス」と呼ばれるものがあります。
ボリンジャーバンド
ボリンジャーバンドとは、移動平均線を軸に上下に一定の幅を持たせて描かれたラインのことです。
ファンダメンタルズ分析
ファンダメンタルズ分析とは、国単位で経済の流れを読みとっていく分析方法です。
具体的には、各国のGDPや金利などを追いながら、取り引きする対象を決めます。
おわりに
ここでは、FXの投資における「投資スタイルと分析方法」ついてご説明しました。
投資スタイルは、ご自身に最も適した方法も模索してみてください。
(image by 足成)