\ フォローしてね /

文章を書くのが苦手な人のための小論文対策

このライフレシピのもくじたたむ

はじめに

一口に「小論文の勉強」といっても、元から文章を書くのが好きな人とそうでない人とでは、するべき対策が全く違います。今回は特に、「文章を書くのが苦手だ」という人向けの対策方法をご紹介します。

小論文対策のコツ

1.文を短く区切って書く

  • 今回話すのは小論文を書く上で気を付けるべきことですが、そもそも小論文とは単に自分の考えを述べればいいというものでなく、いかに説得力を持たせるかということが大切になってきます。

これは「悪い例」です。一文が長く、何が言いたいのかが分かりにくくなっています。

  • 今回話すのは小論文を書く上で気を付けるべきことです。そもそも小論文とは単に自分の考えを述べればいいというものではありません。いかに説得力を持たせるかということが大切になってきます。

このように細かく文を区切るだけで、分かりやすさは格段にあがります。

文章を区切る目安として、
- 接続詞で区切る(○○ですが、××では~→○○です。しかし××では~)
- 一文に二つ以上の内容を入れない(Aは○○で、Bは××です。→Aは○○です。Bは××です。)
この二つをまず試してください。

また、一つの文章の中に接続詞を二回使っている場合は要注意です。文章がねじれている(論点が変わりすぎている)可能性が高いので、長い文でなくても区切りましょう。

一文の中に接続詞を二つ以上使っている場合は、必ず文章を分ける

2.一文は60字以内にする。

1と同様、文を短く書くトレーニングです。60字以内に一文を収めるよう気を付けることで、文が冗長になったり分かりにくくなったりするのを防ぐ練習になります。

60字以上になってしまう場合は、内容を詰め込みすぎている場合がとても多いです。1の方法で文を区切りましょう。

3.はじめとおわりの両方に「まとめ」を書く

小論文のように長い文章を書くときに大切なことは、「論点を見失わないこと」です。書いている自分が把握するのはもちろん、読み手に対しても論点をはっきり示す必要があります。この対策として有効なのが「まとめ」をはじめとおわりどちらにも書くことです。

  • 私はAに賛成です。なぜなら××で○○だからです(中略)。このように、Aには利点が多くあります。
  • ナポレオンはヨーロッパを制覇した。まず○○年に××国を討伐し、次に(中略)。ナポレオンのヨーロッパ制覇は、民族意識を芽生えさせる要因にもなった。

このように表現を少し変えたり付け加えたりした一文を、はじめとおわりの両方に持ってきます。これは

  • はじめ…話の論点を最初に示すことで、全体の見通しをはっきりさせる。
  • おわり…話の論点を最後に記すことで、全体の内容をまとめる。

といった利点を、どちらも取り入れることができます。論点を二回確認することで、小論文全体の筋をはっきりさせることができるのです。

分かりやすいだけでなく、字数を多くするという長所もあります。

おわりに

今回紹介した方法は、「文章を書くのはどうも苦手だ」という人に向けたものです。初めて小論文を書くとき、書き方が分からなくなったとき等に一度お試しください。

この方法は、私自身の大学受験体験をもとに、作文や小論文を多く読んできて「文章が苦手・下手だと感じる人がつまずくポイント」を克服するために改良を加えたものです。

最後になりますが、小論文の上達に欠かせないものは「読んでもらう」ことです。先生はもちろん、友達や親にも読んでもらいましょう。実際に読んだ人のアドバイスは、一番参考になるものです。

(Photo by 著者)

このライフレシピを書いた人
Banner line

編集部にリクエスト!

「こんなライフレシピがほしい」や「ここがわかりにくかった」などをお送りください。