\ フォローしてね /

中国旅行の際に注意するべきことと覚悟しておくべきこと

このライフレシピのもくじたたむ

はじめに

ここでは筆者の中国旅行体験をもとに、中国旅行の際に気を付けるべきことや覚悟しておくべきことをご紹介します。

1:買い物をするときの注意

定価で買うのはもったいない

中国では値引き交渉は当り前に行われます。もともと表示されている価格は高めに設定されているので、一言言えば簡単にプライスダウンできます。一気に半額になってしまうことも珍しくありません。

中国語で「まけてください。」は「请便宜(チンビェンイー)」と言いますが、都市部やお土産物屋さんなどでは「ディスカウント」で通じることも多いです。

なるべくお釣りのないように支払う

お金を支払う時はなるべく丁度の金額を支払うようにしましょう。全てのお店が悪いわけではありませんが、お釣りをごまかされたりしらばっくれられたりすることが時々あります。

特に、店舗を持たずに手売りで物を売っている人から買うときは、絶対に大きなお金を渡してはいけません。「お釣りをとってくる」と言ってそのまま持ち逃げされる可能性が高いです。

2:飲食物についての注意

水道水は飲まないこと

中国の水道水は現地の人でも飲みません。飲料用はもっぱらミネラルウォーターです。大きなホテルの客室や一般の家庭には、大抵ウォーターサーバーが設置されています。外出時やウォーターサーバーが無い場合は、ペットボトルの水を購入しましょう。

歯磨き後のすすぎやうがいは、現地の人は水道水で行っていましたが、ミネラルウォーターを使う方が無難です。

食べ物に関する注意

食習慣や衛生観念について、日本とは大きな違いがあります。なるべく衛生的な店を選ぶ、素手で渡されたものは口に入れないなどの自己防衛が必要です。

せっかくの旅行ですので、現地の人が利用する市場や屋台に行くのも楽しいですが、衛生面については覚悟が必要です。

常備薬は必ず持って行きましょう

筆者は二回中国旅行に行きましたが二回ともお腹を壊し、正露丸のお世話になりました。海外なのである程度のことはやむを得ないと思っていますが、もし体調が悪くなったときにすぐに対処できるように、普段使っている薬や風邪薬、お腹の薬くらいは持って行くことをお勧めします。

ウーロン茶を買う時の注意

日本で売られているウーロン茶のペットボトルは無糖の物がほとんどですが、中国では砂糖入りの甘いウーロン茶が普通に売られています。口に合うか合わないかは個人差がありますが、購入するときに「加糖」か「無糖」か確認するとよいでしょう。パッケージに記載されています。

3:強引な客引きへの対処方法

タクシーの客引き

中国のタクシーの客引きはかなり強引です。空港を出た途端、沢山のタクシードライバーに取り囲まれて中国語でまくしたてられ、手を引っ張られたり勝手に荷物を持って行かれそうになったりします。特にキャリーバッグは要注意です。絶対に手を離さないようにしましょう。

観光地でのガイドの客引き

観光地に行くと、「ガイド」と名乗る日本語ペラペラな人から「案内してやる」と持ちかけられることが多々あります。はっきり断らないとかなりしつこく付きまとってきますし、勝手に付いて来てペラペラ喋っておきながら、「ガイドしたんだから金をよこせ」と要求されることもあります。

客引きの断り方

必要がない客引きなら速やかにハッキリと拒絶の意志を伝えましょう。やんわりとしたお断りや曖昧な態度は通用しません。

「NO!」若しくは中国語で「不要!(ブーヤオ!)」と言い、あとは完全無視です。顔をそっぽに向けてしまいましょう。イヌを「シッシッ」と追い払う時のような手振りを付け加えても良いです。

日本人の感覚では少しキツイ断り方に感じるかもしれませんが、それくらいがちょうどいいです。

4:ぼったくりは覚悟ましょう

タクシーでのぼったくり体験

筆者が西安の空港から西安市内に向けてタクシーを利用した時、とても分かり易いぼったくりに遭いました。

その時は筆者を含めた日本人二人と中国人一人で乗車したのですが、中国人が私たちに合わせて日本語で話していたため、日本人グループだと思われたようです。

どういう仕掛けになっているのかは分かりませんが、タクシーのメーターがそれまで中国国内で使ったタクシーとは明らかに違うペースで上がり始め、目的地に着いた時には相場の二倍くらいの金額になっていました。

幸い、同行していた中国人が中国語で文句を言ってくれたので正規料金の支払いだけで済みましたが、日本人だけではどうすることも出来なかったと思います。

空港でのぼったくり

上海空港から日本に帰国するための飛行機に乗った時のことです。見送りに来てくれた中国人の友人から、「飛行機に乗るまでは日本語は話さないように」と言われました。日本人だと分かると空港使用料を高めに要求される、との事でした。(現在は空港使用料は航空運賃に含まれています。)

多少のぼったくりは覚悟しましょう

上記のように、中国でのぼったくりは珍しいことではありません。こちらが気付かない程度のささやかなぼったくりはもっと沢山あると思います。

不愉快なことではありますが、中国語に堪能で現地のことにも精通している人でないと、完全に回避するのは難しいでしょう。ある程度は「やむを得ない出費」と考えて払ってしまった方が無難です。

ぼったくりを出来るだけ避けるために

なるべくぼったくりの被害に遭わないために有効な対策は、信用できる現地人(中国人や中国在住の長い人)に同行してもらうことです。どうしても日本人だけでの行動になる場合は、大きな声で日本語を話さない、いかにもお金を持っていそうな華美な服装やブランド物のバッグ、財布は避けるなど、ターゲットにならないための工夫をしましょう。

また、事前にある程度の相場を把握しておいて、大きくかけ離れた金額を要求されたらしっかりと拒絶の意志を示すことも大切です。相手もぼったくりの自覚はあるようなので、「これ以上はびた一文払わない」という態度をはっきりと示せば意外なほどあっさり諦めてくれることもあります。(相手にもよりますのでくれぐれも身の危険の無い範囲で行ってください。)

5:言葉の壁

英語を過信しないこと

都市部や大きなホテルなど、外国人が多く訪れる場所ではある程度英語で話が通じますが、地方に行くとほとんど英語は通じません。単語を並べて身振り手振りでなんとかコミュニケーションがとれればいい方です。

中国語を過信しないこと

多少の中国語なら話せる、という人も多いかと思いますが、日本で習う中国語の殆どは「普通話」という標準語のようなものです。これも地方に行くと通じないことがあります。

筆者が紹興に行った時は、ガイドとして同行してくれた中国人(西安出身)が「なまりが強すぎて言葉が通じない」と言って頭を抱えてしまうほど通じませんでした。

地方によっては数字の読み方さえ違う場所もあるので要注意です。

筆談を過信しないこと

日本も中国も同じ漢字文化圏の国ですし、漢文の知識を応用して筆談が出来そうな気もしますが、これも現実にはあまり役に立ちません。

現在の中国では簡体字という漢字が主に使われています。これは漢字を簡略化したものです。日本でいう略字のようなものですが、日本人が見ても元の漢字がなんだったのかさっぱり分からないものが沢山あります。同様に、日本で使われている漢字を書いても中国人には理解できない場合があります。

また、同じ漢字で表わされる言葉でも、日本と中国では意味が全く違う言葉があります。有名な例ですが、日本語の「手紙」が中国語では「トイレットぺーパー」の意味ですし、「大家」は家を貸してくれる「大家さん」ではなく「皆さん」という意味です。

おわりに

中国旅行はとても楽しいものですが、文化や習慣など日本と大きな違いがあります。また国土が広いので地域による差も大きいです。気軽な気持ちで出かけると、本当にびっくりすることが沢山あります。

安全で快適な旅を楽しむため、ツアーに参加したり現地ガイドを利用したりといった選択肢も是非検討してみてください。

(Photo by 著者)

このライフレシピを書いた人
このライフレシピに関係するタグ

編集部にリクエスト!

「こんなライフレシピがほしい」や「ここがわかりにくかった」などをお送りください。