筆者は、海外に出かける時、いつも「荷物が少ない」との定評があります。
「お出かけするのだから、できれば身軽な状態で行きたい。必要なものは確実にパッキングし、不要なものはすべてなくしておきたい」…このように思う人も少なくないのではないでしょうか。ここでは、そのコツについて紹介します。
準備するもの
衛生用品
- ティッシュ (意外とトイレに紙がないことがあります。トイレットペーパーをそのまま持っていくのもアリ)
- ウエットティッシュ (特に途上国に行く場合。手を拭きたくなる瞬間が必ずあります)
- 爪切り (滞在が1週間を超える場合、地味に欲しくなります)
インターネットへの接続
- PCもしくはタブレット
- スマートフォン (そのまま海外で使用すると高いので、WiFiルーターをレンタルして海外で使用する、という手もあります)
医薬品類
- サプリメント (海外には日本にありがちな野菜ジュースの類はほぼありません)
- 整腸剤 (お腹を下しやすい、便秘になりやすいという人は持っていると安心)
初級編:液体物の量を減らす
ここからは荷物をできるだけ小さくまとめるポイントを紹介します。
化粧品の類は詰め替える
化粧水やクリームなどは、小さな容器に詰め替えて持っていきます。
シャンプーやトリートメントは現地購入
特別にシャンプーやトリートメントにこだわりがなければ、現地購入で済ませるのがベター。国によっては日本で買うより断然安い場合もありますし、同程度の場合もあります。
中級編:必要かもと思うものは持ち物リストから除外
例1. 日本から持ち込むお菓子類
「海外行ったら日本のお菓子が食べたくなるかも」なんて考えは捨ててください。せっかく海外に行くんだから、海外で現地のお菓子に挑戦してみては?
例2. 読むかはわからない文庫本
飛行機内などで読むつもりで持っていくのであれば、持って行ってOKですが、読むかわからないレベルの気持ちであれば、いっそ置いていきましょう。
上級編:衣類を減らす
衣類は2日分(最大でも3日分)のみ
意外と荷物の中でかさばるのが、衣類です。筆者がよくやるのが、身体を洗う用の石けんを1個まるまる持って行き、下着からシャツまで、毎日その石けんで手洗いしてしまうというもの(もちろん、身体を洗うときもその石けんを使います)。アジアなどの湿気の多い地域でなければ、部屋に広げておけば、翌朝着られる程度までには乾きます。
いらない衣類を持っていき帰りに全て捨てて帰る
下着やシャツなど、明らかにもうヨレヨレでどうしようもないというレベルのものをチョイスし、帰国時にホテルや空港のごみ箱に捨てるのです。タンスの中の掃除にもなるので、個人的には非常に有効な手段だと思っています。
海外旅行の荷作りは、「必要 or 不要」を見極めることが重要!
旅行に必要なものから、荷物を最小限に抑える方法までをまとめましたが、参考にしていただければ幸いです。
(photo by 足成)