「マイルス・デイヴィスと言えばね、初期の頃に演奏した"My Funny Valentine"がいいね!確か収録したのはね…」
こんなセリフにジャズを敬遠してしまってる方もいることでしょう。
そして、このくらい言えないとジャズバーなんて行くべきじゃないなんて思ってる方もいるのでは?
とんでもない!素直に楽しみましょう!
お店のスタイル
一口にジャズバーと言っても様々なスタイルがあります。
生演奏ステージがある
BGMが常にジャズのバー
自慢の音響システムでジャズを聴かせる
料金システム
飲食
帰り際にテーブルやフロントにて会計する場合や、注文ごとに料金を支払う場合、チャージ料に含まれていて、はみ出る分は、後払いする等があります。
チャージ料金
通常は席のチャージ料ですが、生演奏をするアーティストによっては、別途、ミュージックチャージがかかる場合があります。
店内での過ごし方
さてさて、やってきましたジャズバー。
特に生演奏がなくジャズをBGMにしているところでは、夫婦で談笑している人、一人煙を吹かしジーっと聞き入ってる人、前後に揺れたり、首や足でリズムをとったりしている人、マスターと語る人、本当にいろんな人がいます。
まず、私語厳禁という店は知る限りでは聞いたことがありません。
といって余り大騒ぎするジャズバーも見たことがありませんので、節度ある範囲で会話を楽しめばいいかと思います。
生演奏のあるお店では、例えば19時と21時にステージがあって、その間は演奏に聞き入るものの、それ以外の時間は普通の居酒屋のように楽しくおしゃべりが飛び交うというところもあります。
充実した時間を過ごすためのワンポイント
それは、まだ人もまばらな時間帯にお店に行くことです!
そしてマスターと話してみてはいかがですか?ちょっとずつでいいんです。ゆっくり会話を紡いでいけば。何も話さなくても、最初からいれば場の雰囲気にも慣れてきますし。
中には「どんなのが好き?」とか「これお勧めだよ。」といって、レコードを聞かせてくれる方もいます。
始めましょう。ジャズライフ!
ジャズには本当に様々な種類があります。
演奏スタイルひとつとってもビッグバンドやトリオやボーカルなど、楽しみ方が全く違います。
でも、何事もそうですが、最初からすべて理解しようとするのは無理に決まってます。なにも背伸びする必要はないのです。
たった一言、マスターに言ってみましょう。
「こういうとこ、初めてなんです。」
きっとそこからあなたの音楽の世界が広がることでしょう。
(photo by 足成)