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「基本手当」以外に受給できる失業保険の計算方法

仕事を辞めた時に気になるのは、次に就職できるまでの間にもらえる失業保険ですが、再就職した際にももらえる失業保険があることをご存知でしょうか?

仕事を辞めた時に受給資格が発生する「基本手当」と、公共職業訓練等を受講する場合に貰える「受講手当」や再就職が決まった時にもらえるケースがある「就業手当」について、計算方法等をご紹介します。

こちらの記事は筆者の経験と、平成24年11月現在のハローワークインターネットサービスの最新情報を元に作成しています。

基本手当の計算方法

雇用保険被保険者が離職した場合に、ハローワークで求職申し込みを行っていて、就職したいという意思があり、今すぐにでも就職できるのに仕事につけない人の為の手当です。その為、病気やけがをしていたり、妊娠出産等ですぐに働けない状態の時は基本手当を受給することができません。

今すぐ働けない場合、失業保険の受給期間延長の手続きを取っておくと、働ける状態になったときに、求職を開始した時点から受給を開始することができます。(最長3年)

給付日数

会社都合での退職や、自己都合でも定められた理由がある場合の給付日数は、基本的には以下の通りになります。

ただし、自己都合退職の場合は少し厳しくなり、雇用保険加入期間が1年未満の場合は手当はもらえず、勤務期間が長くなっても会社都合での退職には到底及ばない日数となります。

計算方法

失業保険の基本手当は1日当たりいくら、という計算で行われます。まず離職前にもらっていた賃金の1日当たりの金額を出します。これを賃金日額と言います。

その賃金日額に定められた掛け率を掛けた数字が1日当たりの給付額となりそれを「基本手当日額」といいます。

賃金日額=離職した日直前6か月間の賞与等を除いた賃金の合計÷180

基本手当日額=賃金日額×定められた掛け率(45%~80%)

受給金額=基本手当日額×給付日数

という計算式で求めることができます。ただし、基本手当日額には上限があり、以下の通りとなっていますのでご確認ください。

  • 30歳未満 6,440円
  • 30歳~45歳未満 7,155円
  • 45歳~60歳未満 7,870円
  • 60歳~65歳未満 6,759円

技能習得手当の計算方法

公共職業訓練を受ける条件を整え、再就職の為に公共職業安定所長の指示により、公共職業訓練を受講する場合に基本手当とは別で受けられる手当として、受講手当・通所手当があります。

受給する為には公職業訓練の受講が必要であり、どのような講座があるか、期間はどの程度なのか、開催される場所はどこか、等は各ハローワークによって変わります。受講を考えている場合には失業保険の説明会などの時に担当の人に聞いてみてください。

受講手当

基本手当支給対象日で、公共職業訓練を受けた日に支払われる手当で、1日500円が受給できます。ただし、現在は上限額20,000円が定められているので40日を超える受講を行ってもそれ以上は支払われません。

手当額は実際に受講をした日数×500円で求められます。

通所手当

通所手当は、公共職業訓練を受ける為に通所する際に交通機関・自動車等を利用し、片道2km以上の条件を満たした際に支給されます。

こちらの計算方法は通所方法により、最高42,500円までとされています。公共交通機関等を利用する場合には、実費相当が支給されます。

自動車で通所する場合には片道10km未満で3,690円10km以上の場合には5,850円が支給されます。

就職促進給付の計算方法

失業保険受給者のうち、受給期間を残して再就職を行った人に対して「再就職手当「就業手当」があります。

再就職手当

基本手当の受給資格がある人で、基本手当の残り日数(支給残日数)が本来もらえるはずの日数(所定給付日数)の1/3以上ある場合に支給されます。

計算方法は以下の通りです。

基本手当の支給残日数が所定給付日数が

2/3以上の場合=所定給付日数の支給残日数×60%×基本手当日額

1/3以上の場合=所定給付日数の支給残日数×50%×基本手当日額

ハローワークの紹介でなくても、仕事が決まったことを届け出る手続きを行えば、対象者には支給が行われます。

上限は5,870円(60歳以上65歳未満は4,756円)となります。

就業手当

基本手当の受給資格があり、再就職手当の対象とならない、常時雇用等以外の形で就職をした場合には、支給残日数が所定給付日数の1/3以上かつ45日以上ありる場合に支給されるのが就業手当です。

計算法は以下の通りです。

就業手当=所定給付日数の支給残日数×30%×基本手当日額

1日当たりの支給額の上限は1,761円(60歳以上65歳未満は1,426円)となります。

おわりに

一般的によく知られる基本手当の他に、色んな手当があることが分かっていただけたでしょうか?

せっかくある失業保険制度ですので、活用できるところは活用し、少しでも早い再就職を目指しましょう。

(キャプチャ by 著者)

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